涼架.
大森くんって子結構よかったなー、
涼架.
もっと喋りたい。
うわ、!
おかまだ、!
きっもw
涼架.
.
こんなの慣れた。
てか聞いた?
藤澤ってやつ同性愛らしいぜーw
きっもw
え?
僕同性愛じゃない、
何この噂
おそらく僕がいないうちに広まったのかな
最悪だ
3年の藤澤ってやつ同性愛らしいぜ?w
元貴.
、!
嫌な言葉を聞いた
恐らくこれはデマだ。
人って憎い。
だから嫌だ
教室に入りたくない。
元貴大丈夫かな、
僕のせいだよね、
モブ
なぁw滉斗
モブ
なんで今日大森ってやつと一緒に来たん?w
モブ
あいつ不登校で陰キャだし
モブ
関わらない方がいいぜ?w
滉斗.
は、?
その時何かが切れた
滉斗.
お前なんて言った?
モブ
だからーw
モブ
不登校で陰キャだからーw
滉斗.
…
机を蹴り飛ばす
滉斗.
言っていいものと駄目なものも区別つかねぇなら
滉斗.
この学校から辞めてしまえ。
モブ
ビク
キャー!!
若井くんが!
滉斗.
だいたいお前さ
滉斗.
お前より低いやつを見て安心すんな
滉斗.
お前は人間じゃねぇよ
モブ
…
滉斗.
金輪際俺と関わんな
滉斗.
イライラする
モブ
ごめん、!
滉斗.
謝るなら元貴に謝れ。
滉斗.
じゃ。
僕は廊下を歩いた。
するとそこにはもう使われてない空き教室があった
元貴.
!
元貴.
ここいいじゃん、
元貴.
人の視線も気にならないし
元貴.
ここで勉強しようかな
ガラッ
元貴.
?
涼架.
あ、
涼架.
元貴くん?
この声は、
元貴.
藤澤先輩、?
涼架.
元貴君もこの空き教室気に入ったの?
元貴.
はい、笑
涼架.
僕と同じだ
元貴.
あの、藤澤先輩
涼架.
ん?
僕はあのことについて喋った
元貴.
本当なんですか、?
涼架.
……笑
涼架.
嘘だよ、笑
この先輩はいつも笑う。
きっと泣くのを我慢しているんだなってね
涼架.
まぁ僕もうどうでもいいんだけどね、笑
元貴.
なんでですか、?
涼架.
もうすぐこの学校を辞めるから。
元貴.
え、?