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鈴木奏

ただいまー。なーくんも来たよー。

鈴木湊

おや、奈緒樹くん、数日ぶりかな?いらっしゃい。ゆっくりしてってくれたまえ

鈴木芽菜

なーくんいらっしゃーい!ゆっくりしてってねぇ〜

小清水奈緒樹

お邪魔します…

鈴木奏

じゃあなーくん!部屋行こっ!

小清水奈緒樹

う、うん…

奈緒樹は奏の様子がおかしいことに若干の違和感を覚えながら、奏の部屋へと向かった。

パタンッ とドアの閉じる音が聞こえる。

小清水奈緒樹

ど、どうしたの鈴木さ…ん!?

鈴木奏

チュッ♡

奏は唐突にキスをしてきたのだった。

小清水奈緒樹

ん…ん〜ん!!

一瞬の隙をついて奏は自分の舌を奈緒樹の口へと入れた。

鈴木奏

チュッ…クチュッ…レロッ…クチュッ♡

小清水奈緒樹

んっ…んんっ...///

鈴木奏

プハッ

小清水奈緒樹

プハッ…はぁ…はぁ…

小清水奈緒樹

どうしたのいきなり!?

鈴木奏

ごめんねなーくん…さっき…実はちょっと嫉妬しちゃってたんだ…

小清水奈緒樹

し…嫉妬?

鈴木奏

明日香ちゃんのこと、結構褒めてたでしょ?

小清水奈緒樹

確かに……

鈴木奏

それに…明日香ちゃんがなーくんに向かって好きって言った時、なーくん一瞬顔赤くなったでしょ?

小清水奈緒樹

うぐっ…

鈴木奏

その時なんかいらってきちゃったんだよね…

鈴木奏

この際だから私も言うけど、私、なーくんのことが好き!大好き!

小清水奈緒樹

…え!?

鈴木奏

私だけのものにしたいぐらい大好き!

小清水奈緒樹

えええええええぇ!?

鈴木奏

やっと言えたァァァ…

鈴木芽菜

奏〜?お風呂先入っちゃって〜!今日ご飯遅くなっちゃうから!

鈴木奏

はーい。なーくん、私お風呂入ってくるけど…よかったらなーくんもどう?♡

小清水奈緒樹

僕は後でいいから、先に入ってよ。

鈴木奏

わかった…

奏は悲しみに溢れている足取りで浴室へと向かった。

小清水奈緒樹

…………

小清水奈緒樹

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……

奈緒樹は緊張の糸がほぐれたことによる安堵からなのか、大きく息を吐いた。

小清水奈緒樹

(僕のことが…好き…?何かの間違いだよね…?)

奏の部屋に1人になった奈緒樹は、頭の情報処理能力が機能せず数分間悶えた。

浴室で1人湯船に浸かっていた奏は、自分が奈緒樹に放った言葉が原因で激しい羞恥心に苛まれていた。

鈴木奏

(ァァァァァァァァァ私なんてこと言っちゃったのよぉぉぉぉぉぉぉおおお…///恥ずかしすぎるよぉぉぉぉ…///)

鈴木奏

(たしかになーくんのことは昔から大好きだけど…♡目の前でなんであんなこと言っちゃったのよぉぉぉぉ…私のバカ…//)

鈴木奏

ぁぁぁぁぁなーくんに引かれてないかなぁァァァ…

と、奏が独り言を呟いた。するとそれに反応するが如く奈緒樹が浴室にやってきた。

小清水奈緒樹

鈴木さ…いや…奏ちゃん?

鈴木奏

ひゃァァァあい!!??

鈴木奏

(え?今なーくん私の名前呼んだ…//)

小清水奈緒樹

いくらなんでも長いなと思って心配になってきたんだけど…大丈夫?かれこれ30分ぐらい湯船に浸かってるけど…

鈴木奏

私なら…大丈夫…

鈴木奏

(あれ…なんか…視界が…ぐらぐらする…)

バタンッという音が浴室に反響した。

小清水奈緒樹

か…奏ちゃん?まさか!?

奈緒樹は思い切って浴室のドアを開けた。するとそこにはのぼせてしまって倒れてしまった奏がいた。

小清水奈緒樹

え!?大丈夫!?

鈴木奏

はぁ…はぁ…はぁ…

小清水奈緒樹

熱っ!?どれだけの湯温のお風呂に入ってたんだよぉ…

小清水奈緒樹

仕方がない…おぶるか…

奈緒樹は倒れている奏をおぶった。

小清水奈緒樹

待ってて…今すぐ部屋に連れていくから…

奈緒樹は奏をおぶり、彼女の部屋まで運んだ。

鈴木奏

ん…んん…

小清水奈緒樹

あ、気がついた!

鈴木奏

なんで私…部屋に…

小清水奈緒樹

のぼせて倒れたんだよ…本当に心配したよォ…

小清水奈緒樹

(運んでた僕も奏ちゃんの柔らかいものが背中に当たってて倒れそうになったなんて言えない…)

鈴木奏

確か…私…なーくんに名前で呼ばれてから…頭がくらくらして……

小清水奈緒樹

とりあえず無事でよかった…

鈴木芽菜

なーくん、奏の具合はどう?

小清水奈緒樹

今目が覚めたところです。

鈴木芽菜

良かったぁ…

小清水奈緒樹

ですね。今日は僕、奏ちゃんの看病します。

鈴木芽菜

ごめんねなーくん…お願いしてもいいかしら?

小清水奈緒樹

はい。任せてください。

そして奏は奈緒樹の熱心な看病によって数分後には立って歩けるほどに回復した。

奈緒樹は何故か女の子に好かれてます。

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