ナワーブ・サベダー
ただいま……
ウィラ・ナイエル
おかえ……
ウィラ・ナイエル
ナワーブ?!
ウィラ・ナイエル
ルルアまでどうしたの?
ウィラ・ナイエル
そんなびしょ濡れで……
ナワーブ・サベダー
ルルアが海で溺れてたんだ
ウィラ・ナイエル
まぁ、大変ね、
ウィラ・ナイエル
早くエミリー先生の所に行きましょ
ルルア・ミラー
クシュッ……
ルルア・ミラー
はい……
エミリー
大丈夫、ちょっとした熱よ
ナワーブ・サベダー
良かった……
エミリー
でも、試合には出ないでね
ルルア・ミラー
分かりました
エミリー
ルルアはしばらくここで休ませるわ
エミリー
2人共、付き添ってくれてありがとう
ナワーブ・サベダー
おう
ウィラ・ナイエル
私はこれから試合だからホールに行かなくちゃ……
ナワーブ・サベダー
そういえば、俺もだったな
ルルア・ミラー
頑張ってください……
ルルアは小さく呟くように言った
ウィラ・ナイエル
お大事に
ナワーブ・サベダー
お大事にな
ルルア・ミラー
ありがとう……
扉が閉まった
エミリー
早く治しましょうね
ルルア・ミラー
はい
数時間後
エミリー
用事ができたから行かないと……
エミリー
薬はそこにあるから、
エミリー
気分が悪くなったら、誰かに声かけてね
ルルア・ミラー
はい……
エミリーが去り
ルルア・ミラー
ウッ……気持ち悪い……
ルルア・ミラー
トイレ……
ルルア・ミラー
……
ルルア・ミラー
ゲホッ……
暗い
狭い
怖い
押し潰されそう
ルルア・ミラー
もしこのまま潰されたら……?
想像するだけで恐ろしさが増す
ルルア・ミラー
ハッ……ハァッ……
エミリー
ルルア!!
エミリー
大変……過呼吸ね……
エミリー
ルルア、ゆっくり息を吸うのよ
ルルア・ミラー
息がッ……苦し……
ルルア・ミラー
ょ……
エミリーの声がぐんと遠くなる
「死にたくない」
ただそれだけが脳内に残っていた