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地獄

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地獄

1 - 影鬼

♥

18

2022年11月26日

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こんばんは

久しぶりに小説を書いていきたいと思います!

ちょっと怖い、?

ではどうぞ〜

ツユ

あぁ〜

ツユ

居残りぃ〜

ツユ

早く夏休みになってくれないかなぁ

先生

ツユ〜

先生

もういいぞ〜

ツユ

よっしゃぁ

ツユ

バイバイ

先生

おう

ツユ

うわ

ツユ

もう夕方だ

ヒナ

ツユ姉ちゃん!

ツユ

ヒナ!みんなも!

ツユ

ごめんね?

ツユ

居残りさせられちゃって。

ツユ

明日は絶対川に行こう!約束するから

モモ

絶対だよ?

キヨ

約束だよ?

ツユ

分かってるって。

ツユ

ねぇ、家まで競争しない?

ツユ

一番の子には、そうだ!

ツユ

うちの畑のスイカを一つ丸ごとあげる!

4人

やるやる!

ツユ

じゃぁ行くよ?

ツユ

よ〜い

どん!

夕方ということで

ヒナ

近道♪

アカネ

待って!

モモ

疲れたぁ

ツユ

、、、

ツユ

ね、ちょっと待って!

ツユ

みんなでさ、あの山の上で

ツユ)影ふみしない?

キヨ

やりたい!

モモ

するする!

ヒナ

でも、結構遅い時間だよ?

ヒナ

帰った方がいいんじゃないかなぁ?

ツユ

平気だって。

ツユ

だってまだこんなに明るいんだよ?

ツユ

それに、あの里山からなら、すぐに帰れるし。

ツユ

暗くなるまで、ちょっとだけ遊んで帰ろうよ。

ツユ

ね?いいでしょ?

里山で

アカネ

どうしたの、ヒナ?

ヒナ

、、、ここで遊ぶのなんか嫌だなぁ

モモ

どうして?

ヒナ

ん〜

ヒナ

前にねおばぁちゃんとじいちゃんが話してるのを聞いたんだけど、

ヒナ

ここ、

ヒナ

良くないみたいだよ?

ヒナ

...何かいるって、

ツユ

そんなの、タヌキかキツネでしょ?

ツユ

気にしなくたって大丈夫だって!

ツユ

こっちは五人もいるんだから。

ツユ

変なものだって出てこないよ。

アカネ

始めよ?

ツユ

最初は私が鬼ね

ツユ

10秒数えたら、追いかけるからね?

ツユ

里山の外に出るのはなしだよ?

ツユ

1、2、3、........

ツユ

8、9、10!行くよ!

キヨ

きゃー来るよ〜!

ツユ

そら!モモふんだ!

モモ

ちぇっ!

ツユ

次はキヨだぁ!

キヨ

いやぁぁぁ!

キヨ

こっちこないで!

キヨ

ヒナちゃんとこいってよぉ!

きゃぁきゃぁ、わぁわぁ!

ツユ

それじゃぁこれで最後ね!

ツユ

これが終わったら帰るから。

4人

はーい、姉ちゃん

ヒナ

じゃ、やるよぉ。

ヒナ

1、2、3、4..........

ヒナ

ジー

アカネ

ヒナ?

モモ

どうしたの?

ツユ

何やって、え?

ツユ

横に何もいないのに、、、

ツユ)影がある、

ヒナ以外

ぞわっとする、

キヨ

きやああああ!

ヒナ以外

逃げよ、!

タッタッタッ、

バンッ!

ツユ

え?

里山から出ようとしても子供達を中へとおし返してくる、

アカネ

やだぁやだぁ!

キヨ

だしてよぉ!

ツユ

(私が一番年上なんだ、しっかりしなきゃ、なんとかしなきゃ、)

ツユ

...怖い、

スタッスタッ

ぐうっ!(手を伸ばす)

ツユ

ひっ!

スー

ツユ

え?

ガシッ!

ヒナ

シュン(消える)

ツユ

消えたっ?

サッ(壁が消える、)

ツユ

っ!タッタッタッ

三人

タッタッタッ

ツユ

ただいま、

お母さん

お帰り

ツユ

さっきね、

〜〜〜〜〜ー

アカネ

お母さん!

お母さん

お帰りどうしたの?

アカネ

あのね、

〜〜〜〜ー

モモ

うわぁ(泣

お母さん

モモ?!

お母さん

どしたの!

モモ

あのね(泣

〜〜〜〜ー

キヨ

、、、

お母さん

どうしたの?

〜〜〜〜ー

里山、夜

近所の人たち

コソコソ

ツユ

(私のせいだ、私が影ふみなんかやろうって言ったから、)

ツユ

ヒナがいなくなって3日たつ、

ツユ

あの里山へ行ってみよう、

里山

ツユ

あぁ、キヨ、(泣

一人のおばぁさん

こんなところでないていたって、友達は助けられないよ!しゃんとしな!

ツユ

誰?(グス

一人のおばぁさん

そんなことはどうでも良い!

ツユ

ひゃっひゃい!

一人のおばぁさん

そんなことより、今は一刻をあらそうんだ。

一人のおばぁさん

あんた、人形を持ってはいないかい?

一人のおばぁさん

昔よく遊んだ人形を、今でも持ってないかい?

ツユ

あ、あります、

ツユ

ゴソゴソ

ツユ

これです、

一人のおばぁさん

良い人形だ。たくさん可愛がってもらって、想いがしっかりこもっている。

一人のおばぁさん

....これならうまくいくかもしれない。

一人のおばぁさん

よし。あんた、その人形を持って、ついておいで

ツユ

え?

一人のおばぁさん

良いから早く。友達を助けたいなら、早くおし!

里山、夕方

一人のおばぁさん

ごらん?あそこにいるよ。

ツユ

影が2人いる?

一人のおばぁさん

ごらん。あんたの友達の影はうすいだろ?

一人のおばぁさん

あれはね、まだ完成じゃないってことだ。

一人のおばぁさん

でも、もうじき隣の影と変わらないほど黒くなる。

一人のおばぁさん

そうなったら手遅れだ、

一人のおばぁさん

もう二度と人間には戻れない。

ツユ

っえ?

一人のおばぁさん

影鬼の仲間になっちまうんだよ。

一人のおばぁさん

ずっと昔ね、ここには蔵が建っていたんだ。

一人のおばぁさん

大きくて、暗い蔵の中には、子供が一人、閉じ込められていた。

一人のおばぁさん

親に嫌われ、追い払われた女の子さ。

一人のおばぁさん

その子は、とてもさびしくて、昼でも夜でも、ろうそくをともしていた。

一人のおばぁさん

暗闇が怖かったんだろう。

一人のおばぁさん

でも、子供は火を使っちゃいけないのさ、

ツユ

な、何があったの?

一人のおばぁさん

.....火事だよ。

一人のおばぁさん

多分、ろうそくが倒れて、日が周りに燃え移ったんだろうね。

一人のおばぁさん

蔵は跡形もなく燃え尽きた。

一人のおばぁさん

中にいた子供と一緒に燃えて、骨も残らなかった。

一人のおばぁさん

でも、何故か影だけは残っていたんだ。

一人のおばぁさん

暗闇に閉じ込められていたらさびしい子供の魂は、どうしても成仏できなかったんだろうね。

一人のおばぁさん

蔵のあった場所に張り付いたまま、影鬼となってしまったのさ。

ツユ

................

一人のおばぁさん

今でも、その子はすごくさびしがっている。

一人のおばぁさん

友達が欲しくてたまらなくて、あの女の子を影の世界に引っ張り込んだんだよ。

一人のおばぁさん

.....友達をとり返したいかい?

ツユ

うん、でも、どうしたらいいの?

一人のおばぁさん

新しい友達をあげればいい。

一人のおばぁさん

もう二度とひとりぼっちにならないようにね。

ツユ

....この子をあげればいいの?

一人のおばぁさん

ただあげるだけじゃだめだ。

一人のおばぁさん

鬼の仲間になれるのは、鬼だけなんだよ、

一人のおばぁさん

あんたの友達も鬼だったから影鬼に捕まった。そうだろう?

ツユ

.....確かに、

ツユ

........私がやらなきゃいけないんですね?

一人のおばぁさん

変われるものなら、変わってあげたいがね。

一人のおばぁさん

大人が行くと、あの影鬼は怖がって逃げてしまうんだよ。

一人のおばぁさん

これは子供にしか出来ない役目なんだ、

ツユ

っはい、

ツユ

スゥッ影ふみなんかするものよっといで!

ツユ

一緒に遊ぶ子、よっといで!

ツユ(影)

スタッスタッ

スタッスタッ

ツユ

(ビクっ

ツユ

私が鬼ね。

ツユ

10数えたら、

ツユ

お、追いかけるから

コク

ツユ(影)

コク(。_。`)コク

ツユ

一、二、さ、三、......八、九、十!

ツユ

タッタッタッタッ

ツユ(影)

!?スタッスタッ

ツユ

ふんだ!

ツユ

ヒナ、捕まえた!

ツユ

やった!鬼からヒナを取り返した!

(ꐦ°᷄д°᷅)ゴゴゴ

一人はいや!あんたも鬼なら仲間になってよ!

タッタッタッタッ

ツユ

(人形を前に出す)

人形

シュン

ツユ

(ヒナが消えた時と同じだ)

ツユ

その子をあげる。

ツユ

あたしの大事な友達でユリって言うの。

ツユ

ユリなら、ずっとあんたに寄り添ってくれるから

ツユ

........もう、さびしくないはずよ。そうでしょ?

( . .)"コクスゥ(消える)

一人のおばぁさん

よくやった。

一人のおばぁさん

見事だったよ。

ツユ

おばあさん、ヒ、ヒナが動かないんだけど、

一人のおばぁさん

大丈夫。しばらくすれば正気に戻るさ。

一人のおばぁさん

さて、それじゃぁあたしはもう行くよ。

一人のおばぁさん

あんたも、友達が気がついたら、すぐに村にお戻り。

一人のおばぁさん

月があろうと、星があろうと夜はやっぱり闇のもの達の世界だからね。

ツユ

.....おばあさんは誰なの?

一人のおばぁさん

............昔、あたしは自分の子供に酷いことをしちまってね。

一人のおばぁさん

その罪滅ぼしで、あちこちの影鬼を沈め回っているのさ。

一人のおばぁさん

沢山の鬼を沈められたらあたしの魂もいつか安らぐんじゃないかと思ってね

一人のおばぁさん

.........あたしも、鬼なんだよ。

ツユ

............

一人のおばぁさん

じゃあね。

ヒナ

う、うーん

ツユ

ヒナ!ヒナ大丈夫?

ヒナ

ツユ姉ちゃん、あたし...

ツユ

あぁ〜、ひな!よかったぁ!

お帰りなさい!

どうでしたか?

少し昔のお話。

楽しんで頂けたでしょうか?

また次回でお会いしましょう!

( ´・ω・`)ノ~バイチャ

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