一人目
玲王
……
玲王
凪が…俺の宝物を…取られた……
聖華
…そっか、宝物…
聖華
それは辛いね、
聖華
でもね、?
玲王
、?
聖華
大切なものってね、いずれ自分のもとから離れるの
玲王
ッッ!!!!!
聖華
でもね、
玲王
、?
聖華
それはいつか自分の元に、新しい宝物が出来る前兆なんだよ
玲王
……
聖華
それか、その宝物は、自分を喜ばせるために帰ってくるか
玲王
、!
聖華
でもね、人は
「物じゃないから、」
玲王
ッ…
聖華
物じゃない、でもね
者ではあるの、
聖華
意味が違うだけ、
聖華
人はなんでもかんでも上手く動かない
聖華
でもね
玲王
…、?
聖華
君が努力すれば
聖華
もしかしたら
聖華
その凪って子は、きっと、いずれ君の元に戻ってくる
聖華
戻ってこなかったとしても、君には新しい宝物が出来る
玲王
、!!
聖華
だから安心して、
聖華
でも、不安だよね
聖華
そんなときは、僕を頼って?
聖華
僕は、1選手であり、マネージャーであり、君たちの
カウンセラーだから
玲王
…わかった
聖華
あんまり溜め込まないようにね、ニコ
玲王
……ありがとう、ボソッ
聖華
(^^)
二人目
凛
……
聖華
………
凛
チッ…
聖華
…君には、越えたい、潰したい人がいるね
凛
!
聖華
目がそう言ってる
凛
……そうだ…
凛
潔と…クソ兄貴を潰す…
凛
それが俺の目的だ…
聖華
…そっか、
聖華
……一つ、関係のない話をしよう、
凛
……
聖華
人は、長い間寄り添ってくれた人に裏切られると、心が掻き乱される
聖華
人は一緒にいる時間が長ければ長いほど、その人に情をかける
聖華
…情はね、人を狂わせるの
聖華
実際僕も、親友に一度裏切られて心に傷を負った
聖華
でもね、ふと思った
聖華
その親友は僕に
情をかけてくれてたんだって
凛
…それは…なんでだ、
聖華
後から知ったんだけどさ、親友、いじめられてたらしくてさ
聖華
それで僕を守るために突き放したんだ、
凛
、!
聖華
それを理解したとき、僕はすぐに親友を助けたよ
聖華
怖くなんてなかった
聖華
だって、親友って言う、自分の心を守ってくれてる人がいたから
聖華
君が潰そうとしてるお兄さんも、同じこと考えてるかもね、
凛
…チッ
聖華
…心が不安になったらまた来てね
凛ちゃん退室
聖華
心、少しは治してあげられたかな、
三人目
蜂楽
……最近、潔に置いていかれてる気がする、
聖華
うーん…
聖華
そんなに気を落とさないでニコ
聖華
廻くんは十分強いよ
蜂楽
…でもッ…
聖華
大丈夫、大丈夫
聖華
ナデナデ
聖華
君は十分強いよ
聖華
置いていかれてると思えるってことは
聖華
今の自分に満足が行ってないだけ
聖華
毎日夜でもいいから
聖華
自分の中にいる自分に聞いてごらん?
今の自分は満足か
聖華
ってね
蜂楽
…うん、わかった
蜂楽
ありがとう!ちょっと楽になった!
聖華
うんニコ
聖華
また何かあったら来てね
蜂楽
うん!
ブルーロック、アディショナルタイム
聖華
ルイちゃ~ん
聖華
いい加減ふてくされるのやめなさ~い
聖華
可愛いか顔が台無しになっちゃうわよ~ムニ-
ルイ
うぅ~…
ルイ
だってミヒャがぁ…
聖華
もう…
聖華
確かにミヒャエルも悪いけど
聖華
避けるのも悪いのよ~
ルイ
…はぁい…
今日はここまで
また相談者が来るまでは
おやすみなさい🤫