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数時間後
モブ太の家
エレン
う…ぇあ…っ
モブ太
ふー、歯抜くのって結構疲れるなー
床には抜かれた歯が落ちていた
エレン
(なんで…こんな…こんなこと…)
エレン
なん…で…
モブ太
ん？
モブ太
いや、別に俺はミカサとかどうでもいいんだけどさ
モブ太
楽しいじゃん？
モブ太
人いじめるのってさ
エレン
は…っ？
モブ太
でも、今回のは、ただの時間稼ぎ
エレン
時間…稼ぎ…？
モブ太
ドッキリ的な？
モブ太
びっくりしてくれると嬉しいなー
エレン
な、何を…
モブ太
それは後でのお楽しみ！
モブ太
ほら、もうそろそろ準備終わったかな？
モブ太
んじゃ、いってらっしゃーい笑
エレン
…っ
エレン
…追い出された…
エレン
……いてて…
エレン
……帰…るか……
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ
エレン
……？
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ
エレン
……あれ
エレン
救急車…俺の家に…？
担架で運ばれている人が目に入った
頭から大量に血が流れていて
助かるかどうか……
そんな、他人事にしてしまいたいぐらい
俺は自分の目を疑った
何かの間違いだって……
エレン
母…さん……？
視界がぼやける
アイツらが？
ドッキリ？これが？
エレン
ふざ…けんな…
ああ、どうか…どうか巨人が 本当に存在するなら
こんな世界、全部ぶっ壊してください
病院
エレン
……
ピッピッピッ(心電図)
グリシャ
カルラ…！
ピッピッピッ
エレン
……
エレン
母さん
ピッピッピッ
俺の…せいだ…
グリシャ
…っ、目を覚ましてくれ…
ピッ…ピッ…
エレン
ごめん…
カルラ
……
ピッ……ピッ…
エレン
ごめん……
ピッ…………
グリシャ
っ
エレン
……っっ
ピーーーーーーーー
エレン
ごめんなさい
数日後
エレン
……
エレン
……
エレン
……
スマホを見る
ミカサ『エレン、大丈夫？』
アルミン『お母さんのこと聞いたよ。 話聞くからね』
リヴァイ『大丈夫か？まさか、アイツらの仕業じゃねぇだろうな？』
ハンジ『大丈夫!?心配だよ！ リヴァイも珍しくキョドってるよ！！！』
ジャン『大丈夫か！エレン！心配すんな！アイツらのことは任しとけ！』
コニー『エレン！！大丈夫かよー！！！』
サシャ『心配です！何かあったら遠慮なく言ってください』
ライナー『聞いたぞ！大丈夫か！？ 力になる！だから、早まるなよ！』
エレン
……
エレン
皆して…なんだよ…
エレン
もう…そんな心配、する必要ねぇんだよ
エレン
……もうそろそろアイツら、いじめるために家乗り込んでくるだろ…
エレン
勘だけどよ…
エレン
それで…全部終わらせてやる
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