桃青_読み切り集

『相性』

青心情

桃心情

僕は生まれた時から色々と相性が悪い

親とか

ｻﾞｯｻﾞｯ（足音）

去っていく

友達とか

（一応スクランブル交差点）

今日も騒がしい

朝も昼も夜も、1日中

静かなのが好きな僕とこの世界の相性は､､､

､､､最悪だ。

ぶつかったのはいいけど見るからに陽キャじゃん､､､

まぁこの広い世の中だし2度と会うことはなさそうだけど

気晴らしにいつもきてるカフェに来てみた

僕と唯一と言ってもいいほど相性がいい場所

静かで落ち着いてて、大好きな場所

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

正直言ってあの場所から見える景色が好きだから

他の場所に座って違う景色見るより、顔見知りの店員さんと話す方がいい

だいぶ店員さんにも席といつも頼むメニューを覚えられたらしい

僕が来るのは不定期なのに来るのを予想してたように席は空いてて

いつも頼むセットも用意してあるらしい

不思議だ

5分ぐらいして

ん？この声どっかで､､､

ゲッ､､､､､､←失礼

初めてあったはずなのに、初めてな気がしなかった

なんだろう、この空間のせい？

んー、まぁでもなんでもいいか

とか言って2年近く過ごしてたら

僕も大学生になってて、桃くんは事業拡大してるし、w

僕達が変わるのと一緒に周りとの相性も変わったみたいで､､､

とまぁ、少しずつだけど相性いい友達もできて

相性最高の恋人もできて、それもこれも全部

あの時桃くんに出会えたおかげです､､､！

なんだろうこのくそすとーりー()