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💛side
あ…まただ
指が…絡まって
ミスをしてしまった
何回目のミスかもわからない
スタッフB
やめて
怖いの
怒らないでよ
段々語尾が大きくなって スタッフさんの不機嫌さがよく伝わってきた
❤️
怒っているけど 金切り声みたいな声じゃない
とても…とても…低い声
後ろを振り返ると 険しい表情をした❤️と💙が立っていた
❤️
❤️
スタッフB
💙
スタッフB
💙
スタッフA
❤️
❤️の静かな声がレコーディングルームに響いた
なんで
さっきスタッフさんの悪口に同意していたくせに僕を構うの
なんで
僕をかばったの?
❤️と💙がわからない…
さっきスタッフさんの悪口に同意して 一緒に笑っていたんじゃないの?
ねえ、どうして?
ねえ、どうして?
❤️と💙が庇ってくれたのはすごく嬉しい
嬉しいはずなのに…
心の奥からどろどろした黒い感情が溢れ出てくる
この気持ちはなんなんだろうと思ってしまう…
なんで悪口に笑っていたくせに今更僕を庇ったの?
裏でコソコソ言うくらいなら
放っておいてくれてよかったのに
本当はありがとうって思ってるよ…
感謝だって…してるよ
だってスタッフ怖かったから…
でも
さっきまで悪口言ってたくせにって思うのは 僕の性格が悪いから?
僕が,,気持ち悪い格好,,するくらいおかしいから?
僕が悪い人だから?
だんだん呼吸がしづらくなっていく…
視界が霞んで、腕の震えが止まらない
心が汚れていくのが自分でもわかる
まだ
💙❤️達は言い合っている
やめて
お願い
やめて
僕のせいで雰囲気がまた悪くなる…
そしてまた、裏でコソコソ言われてしまう
そんなの嫌だ
もうあんな気持ちになりたくない
💙
スタッフA
スタッフA
スタッフB
❤️
❤️が急に拳を振り上げた
💙が慌ててそれを止める
❤️はスタッフを睨みつけていた
💙
❤️
もう無理だった