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俺は何の為に...
俺は何をしたのだろうか....
俺の名前は、青柳 神一(あおやぎ かみひと)。...そう、人類から迫害されている存在の名だ。
俺に両親はいないそうだ。物心がついた頃には、孤児院で過ごしていた。孤児院には俺を含め十数人の子供達が一緒に暮らしている。そして分かっている事が一つある。
シャート
青柳 神一
シャート
ガラの悪い男に蹴られ倒れ込んだ青柳という少年は立ち上がろうとすると、ガラの悪い男は青柳の頭を足で踏みつけた。一緒に掃除していた何人かの子は、助けようともせず無視して掃除を続けていた。 そう。ここで俺は人間以下の扱いを受けているという事に。
シャート
青柳 神一
シャート
ガラの悪い男はそう言うとそのまま青柳の顔面を思いっきり蹴り飛ばすと、青柳は吹き飛び鼻と口から血が出て痛みで悶(もだ)えた後その場で気を失った。ガラの悪い男はそのままその場を後にする。
青柳 神一
青柳はそのまま誰にも介護される事なくしばらくその場で気を失ったまま倒れていた。すると、一人のシスターがその場に出くわす。
シスター
しかし、シスターは道端の石ころみたく青柳を無視して先に行ってしまった。その後、どれくらい時間が経ったのだろうか?
青柳 神一
お腹が空いた。外はもう暗い。青柳は壁に手を当ててゆっくりと立ち上がる。そしてゆっくり歩いて食堂の方へ行く。食堂まで到着して扉を開けると中は真っ暗だった。
シスター
青柳 神一
シャート
青柳 神一
シスター
シャート
シスター
シャート
そう言うとシャートはそのまま青柳に近付く。
青柳 神一
シャート
すると、シャートは近くにあった椅子を手にして、青柳におもいっきり当てる。
青柳 神一
シャート
青柳 神一
シャート
そう言われる青柳は大人しくなった。シャートに首根っこを引っ張られて抵抗もせず連れていかれる。
青柳 神一
その後、シャートは青柳を地下の牢獄に連れて行き両手・足に枷(かせ)をかける。
シャート
シャートはそう言うと牢獄から出て階段を上がって行く。
青柳 神一
そう思うと青柳は手枷(てかせ)を引っ張るが、とても引きちぎれる物ではなかった。
青柳 神一
青柳は辺りを見回す。周りには特に何もなかった。一か八か青柳は立ち上がり壁に繋がっている鎖を外そうとした。しかし、鎖は外れる事はなかった。
青柳 神一
???
青柳 神一
???
青柳 神一
???
青柳 神一
???
青柳 神一
すると、突然心臓が強烈な痛みを発した!
青柳 神一
青柳はものすごい奇声を出しながら、グッタリとした。
???
すると、大きな奇声でシスターが青柳の懲罰房に駆け付けた。
シスター
シスターが怒鳴っても青柳は反応しなかった。様子がおかしいと思ったシスターがシャートを呼びに行き再び二人でくる。
シャート
シャートは鍵を開けて青柳に殴りかかる。何発も何発も殴るが、青柳は一切反応する事はなかった。
シスター
シャート
シスターは青柳の首に手を当てる。
シスター
シャート
シスター
シャート
シスター
シャート
シスター
そう。俺は死んだ。俺は青柳 神一。人類...いや、世界から迫害された存在だ!