ゆずちゃん
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ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ななもり。
何度スマホを見ても、日付は5月6日。
ななもり。
テレビをつけても
アナウンサー
やっぱり5月6日。
ななもり。
ななもり。
頭がうまく回らない。
夢なのかなとは思ったが
いくら頬をつねっても、痛みを感じる。
これってもしかして…
ななもり。
パソコンを開いても5月6日までのものしかデータもない。
だとしたら…おれは…
ななもり。
急いで着替え、ダッシュでジェル君の家に向かった。
大丈夫。戻ったのならきっと今日中に事故にあってしまう。
だったら今日はずっとジェル君と一緒にいて守ればいい
そんなことを考えてた俺は、すごくバカだったと後で後悔することとなった。
はぁ…はぁ…
思っていたより暑い日だった。
それでもあの日、ジェル君が事故にあった時間が迫っていたからとダッシュで 現場に向かっていた。
ななもり。
ななもり。
事故の詳しい場所はわからないから、周辺をくまなく見渡す。
しばらくして、見覚えのある後ろ姿が見えた。
ななもり。
この暑さには似合わない長袖の服装で、君はいた。
たった数日。でも彼がいない現実がつらかった。
彼の後ろ姿だけでも安心して涙が出そうになる。
…だめだ。
そんなことしてる場合じゃない…
俺は恐る恐るジェル君に話しかけた。
ななもり。
少し距離があったため、結構な大きさの声で。
少し反応が遅れて、こっちを振り向く彼。
でも以前あった時より暗い雰囲気をまとっていた。
ジェル
でも俺が彼に駆け寄ろうとしたその瞬間
突然俺の後ろから車が飛び出してきた。
ジェル
グシャッ
目の前にいる彼は
血まみれだった。
ななもり。
ななもり。
俺は再び気を失った。
ななもり。
目が覚めたら、自分の部屋だった。
冷静になってスマホをつけてみると、5月6日の文字。
ななもり。
助けたい。
でも昨日のアレを見てしまって、もう二度と行きたくないという自分がいる。
それでも彼を助けるためならと、動くしかない。
俺は、彼のいない世界なんて、嫌だっ。
それに……
ななもり。
ゆずちゃん
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コメント
1件
続き楽しみすぎます🙌🏻