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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

どうも主です
最近時間がなくてあんまりかけてなくてすみません💦

今回のやつは夏休み中にもう書き終わってたんですけどリクエストのやつ終わらせてからにしようかなって思ってたら思った以上にリクエストにてこずってて流石にあげなさすぎるなって思ったので先に投稿します!

なんか書きたい内容と少しずれたり過激になっちゃったりしてなかなかうまくいかないんですよねえ………書き手の方ならなんとなくわかるかなって思うんですけど

で、書いていたやつを保存できてなくてきれいさっぱりなくなってたりするし???

でも最近はなんとなくこんな感じかなってかけてるのでリクエストそろそろ投稿できるかなと思います!

ついでにそのうちに出来上がった没作品たちもリメイクして投稿しようかなって思っているので!もしかしたら一気に上げるかもですけど…w少し忙しいので待っていただけると嬉しいです

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すう…すう…

またこんなところで…

すやすやと眠る可愛い眠り姫。舞踏会以来会っていなかったから君に会いたくなってきてみたけれどまた気持ちよさそうに寝ている。そんな様子も愛おしいのだが

?本読んで寝落ちしたんかな?

だいぶ分厚い本だ。初兎が抱えたまま寝ているため題名が見えないが見た感じだいぶ古そうだ

??

あれ?

ビクッ

するとすぐ近くの森から女の子の声がした。どこかで聞いたことある声だなと思っていると茂みから水色のアホ毛がぴょこぴょこと動いているのが見えた

あれ?舞踏会の時にないちゃんと一緒にいた…

お久しぶりですね

稲荷国のほとけさんですよね

そうです!あなたは…たしかりうちゃんの幼馴染の…あ、あにきさん…?

wwwあにきは本名ちゃうわww

悠佑って言います

そ、そう!悠佑さん!わ、わかってましたよ!?

いやさっきのはわかってなかったやろww

うぐっ…

別に怒らんからww気にせんでやww

それに実際あにきってよく呼ばれとるから本名だって思っちゃうのも仕方ないでww

じゃ、じゃあ僕もあにきって呼んでいいですか!?

ええよ

わ~い!あにきかっこよくて頼りになってすごいんだよってりうちゃんからよく聞いてました!

へえあいつもそんな話するんや…かわええ奴やなww

りうちゃん優しいですよね!それに優しいし!

そのまま初兎が起きるまで話そうということになり、ほとけと雑談をしていた。いつの間にかお互い敬語が外れたまま話すほど楽しい時間を過ごしていた。しかし肝心の初兎は全く起きない。たまにピクリと動くが目を開けることはなった

なかなか起きないなあ…

そうやなあ…

ってなんでほとけはここにいるん?

僕たちはいつもここで遊んだりお話したりしてるんだ~!

でも今日みたいにずっとお昼寝しちゃってることもあるんだよねえ~

そうなんや…こいつそんなに寝不足なん?

僕も思ったけどそんな様子ないんだよね~…本人も寝るのが好きなだけって言うし…

僕もわかんないや

でもそろそろ起こさなあかんちゃう?

そうだね~…初兎ちゃ~ん!起きて~!

ほとけがゆさゆさと初兎を揺らしつつ声をかけると薄く目を開ける眠り姫

初兎、俺やで

するとへにゃりと笑う君。可愛い。ほんまにこの笑顔好き。ずっと見てられる

悠君や~また会えた~

腕を俺に伸ばして俺の首の後ろで交差させる。抱っこしてほしいと甘えてきてるのだろう。は~可愛い

抱っこしてほしいん?

うん~!

は~wしゃ~ないな~?甘えたさんなんやから

そんなこと言うが俺もまんざらでもない。少しにやけてしまっているのが自分でもよくわかる。きっとほとけにもばれているだろう。ほとけからの視線を感じながら初兎をお姫様抱っこすると、また俺の腕の中で眠りについた

いいなあ…

だってあにき初兎のこと好きでしょ?

なっ…!///

流石にわかりやすすぎるよ~ww

…僕も誰かに恋してみたいな…

好きな人いないん?

いない…と思う…

思う?

一人だけね?いるの。すっごく意地悪だし、失礼だし…

でも助けてくれることもあって…もうわかんない

(まろやんな…)

というか、まず僕のこと思ってくれる人が現れないかな~

おるで?

あはは…みんなそういうんだよね…ww

(きっとそれまろが聞いたら大変なことになるぞ…)

まろとかどうなん?

は!?好きじゃないし!あの人嫌い~!

焦っているのがバレバレだ。耳が赤くなっているのも見逃さなかった。全く説得力がなくて少し笑えてきてしまう

そうなんやなww

あ、そろそろ帰らないとだね

ほとけは何できたん?

僕は歩きだよ。まっすぐ行けばお城につくから

そうなんや。でも送ってくな

俺初兎のこと抱えておくからほとけがこの馬引いてくれへん?

えっ…私馬扱ったことないけど…大丈夫かな…?

大丈夫

ちゃんとそういう訓練もされとるから

そ、そうなの…?じゃあ…よろしくね?

少しおびえながら挨拶をしていたが、しっかりと馬の手綱を握るほとけ。そしてそのまま海岸を後にした

ほとけと仲良くなったぁ!?

うるさ…

耳にキーンとあまりよくない音が鳴り響く。もともと声が大きい彼の大声を近くで聞くのは耳の生命関わる。冗談抜きに。だいぶダメージが大きい

どどどどこで!?何したん!?

落ち着けまろ

別になんもしとらんし、軽く雑談しただけや

どんなこと話したん!?

初兎のこと話してた

ほんまに!?ほんまにそれだけ!?

まろ落ち着けって…

あれから数日後、俺のところへ遊びに来たという名のお稽古さぼり。ないこは普通に時間があったから来ただけらしいがまろはお稽古さぼったらしい。だからこの前ほとけと会った話してやろうと思ったがその判断は間違っていたらしい。この前の話をしたせいでまろはずっとこんな感じだ。すると

??

コンコン

?どうぞ

やっほ!あにき!

おわっ、りうら来てたんやな

ええ~あんまり驚いてないなあ…

ドアを開けるとりうらが飛びついてきた。赤い綺麗な長髪が揺れる。びっくりした?といたずらそうに笑っている

まあいいや。この本返しに来たんだ。ありがとう

ああこの本な~。わざわざ直接なんて律儀やな~

召使さんに頼んでもよかったんだけどちょうど近く通ったから!それなら直接お礼言った方がいいでしょ?

その本面白かったよ?ありがとう

ええ…物好きやな…

別にいいでしょ?

少し前に貸した古い本。言い伝えや、魔法など、少し、いやだいぶ胡散臭いことがたくさん書かれている。どうしてうちの図書室にあるのかとつくづく不思議に思う。そしてりうらもよくこんな本を気になったな…

あにき~?お客さん?

ふぇっ!?///

あっ…!?///ど、どうも…///

お久しぶりです…///

…(何かを察した)

あ、そういえばりうらに貸してあげたいなって思ってた本があったんよ。だからもう少しここで待っててくれん?

へ…⁉///

まろ~、ちょっと手伝ってほしいんやけど

ん~?OK~

お、俺も行くよ!

りうら一人にするのは心細いやろ?ないこはりうらといてや

い、いや!私が手伝うよ!

女の子は力仕事せんでええの

なんやお前ら仲悪いん?

そんなわけじゃないけど…!(同時)

そんなわけじゃないけど…!(同時)

ならええやん

じゃあ行ってきまーす

ありがとうございます

召使さんが紅茶を持ってきてくれる。紅茶の香りを楽しみたいところだが、それどころではない。心臓バックバクだ。あれ以来、ない君のことを考えるとドキドキしてしまう。あの時も思ったけどもしかしてない君のこと好きになっちゃった…?

そんなに力まないでよww

えっ!?

初対面じゃないんだしさ。そんなに緊張しないで?もちろんだけど何もしないからさ

あ、いや…///

無理だよ~!///だってかっこいいんだもん~!///そう悶絶していると、ない君が下を向いた後、彼が立ち上がった

って言っても無理だよね…ww

俺あにきのところ行ってくるので、一人でゆっくりしててください

そういってない君は扉の方に向かって行ってしまった。どうしよう。やだ。一緒にいたい。話したい。もっと君を知りたい。そう思ったとき頭より体が先に動いた

クイッ

ん…?

いっ…行かないでっ…///

んっ!?///

一緒にいたいっ…///

!?///

ダメっ…///ですか…?///

い、いや全然!///

そう言ってまた戻ってきてくれた。顔が赤いから見られたくなくて下を向く。結局黙ってしまって沈黙が続く。すると

あちっ

何かと思えばない君が紅茶を片手に舌をちろりと出して涙目になっている。可愛い…

もしかして猫舌…?

あはは~…そうなんだよね……w

なんかなんでもできるイメージあったから意外……

ええ?ww俺だってできないこと沢山あるよ?ww

ホントに?wwイメージつかないなあ…

例えば?

例えば…

…………

好きな人の前でかっこよくなれないこととか…?

っ…好きな人…いるの…?

まあ…ね…wその人の前で一番かっこよく居たいのにさ…なんでだろうね…

相手の子も素敵な子なの。とってもダンスが上手でさ、すごくかわいくて本が大好きなんだって。これはあにきから聞いた話だけど本が欲しくてご両親の目盗んで出かけるんだってw…か、可愛いよね…///

照れながら恥ずかしそうに話す君。もう聞きたくない。胸がじくじくと痛む。なんでこんなに痛いんだろう。なんでこんなに辛いんだろう。なんでこんなに…悲しいんだろう

こ、今度…///その子に告白しようかなって思ってるんだけど…///

いけると思う…?///

って、どうかした…?顔色悪いよ…?

お、俺なんかまずいこと話しちゃったかな…?

優しく顔をのぞかせる君。もうこの気持ちわかんない。どうしたらいいの…?

教えてよない君

ゴメンない君

その話聞きたくない…

その人とっても素敵な人なんだなって思う。でも、なんかその人の話聞くと胸が痛くなるの。なんでなのか私もわからない…

でもねっ!

この前からない君のこと考えると体が熱くなったり、会いたいって思うの…

ねえ、ないくん

私多分…ない君に…

戻ったで

あっ…

?どないしたん?

…すまん…

なに?会話聞いてたの?

いやそういうわけちゃうけど…なんとなく大事な話してる気がして…邪魔しちゃったかなって…

べっ!別にしてないし!

早く本頂戴!もう帰るから!

あ、ああ…はいこれ…

ありがとう!じゃあまたね!

お邪魔しました!

やっぱお邪魔しちゃったかなぁ…

?ないこ?顔赤なってんで?

っ~~~///

好きな子から強くアタックされて顔真っ赤なないこさんなのでした

君のために、君のための

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