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⚠️ご本人様とは一切関係ありません。⚠️
単純に書きたかっただけ。
曲パロです。
使用させていただく曲はみきとp様の「少女レイ」という曲です。
みきとp様ご自身が商用利用でなければ良いとおっしゃられていたため曲をお借りしました。
学生設定です
あくまで私の解釈です。温かい目で見てください。
それではどうぞ。
クロノア
その言葉が辛かった。
ただ、俺だけを見て欲しくて
俺だけに頼って欲しくて
俺は
彼がいじめの的になるよう
あらぬ噂を流した
俺は今恋している
相手はㅡ
クロノア
トラゾー
クロノアさんだ
クロノア
トラゾー
いつも一緒にいる
気がつけば好きになっていた
優しい彼の笑顔が大好きで一緒にいると胸が締め付けられる
クロノア
トラゾー
クロノア
いつかこの恋が叶うと信じている
信じていればいつか…
夢も現実になる
そう誰かが言っていた
だから俺は信じることをやめない
夢で終わらせない
クロノアさんに振り向いてもらうためだったら何だってやれる
それくらいの覚悟はある
放課後
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
たわいもない話をしながらお店へ向かう
この時間も大切な時間
彼と過ごす時間は全て宝物だ
お店にて
ハンバーガーとポテトを注文する
ポテトはクロノアさんが奢ってくれるらしい
トラゾー
クロノア
トラゾー
なんて会話をして20分
そろそろ店を出ようかと話になった時俺は聞いてしまった
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
なんて言っているが本気だ
クロノア
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
無理に笑顔を作った
彼に変に思われないために
クロノア
トラゾー
そうして俺の恋は終わった
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
自宅
トラゾー
トラゾー
トラゾー
“ 俺らは友達でしょ?今までもこれからも。”
トラゾー
これからもずっと友達止まりか…
トラゾー
どうにかしてクロノアさんを振り向かせる方法…
トラゾー
俺のことをカッコいいと思ってもらうには…
トラゾー
クロノアさんが俺を頼ってくれればいいんだ
トラゾー
クロノアさんをいじめの的にしよう
トラゾー
助けを求めてくれる
トラゾー
早速行動だ
そして俺はクロノアさんのあらぬ噂を流した
夏休みの間ずっとその事ばかりに専念していた
“クロノアは何人もの人を寝取ってきた”
“クロノアは過去にいじめをしていた。虐められた人は自殺した”
“クロノアは昔万引きをした”
もちろん流した噂は全部嘘。
だが時間をかけただけあってみんな簡単に信じたみたいだ
でもこれできっとクロノアさんは俺に助けを求めてくれる
クロノアさんは俺のもの
9月 夏休み明け初の登校日
教室に入るとみんなが騒がしいのが分かった
トラゾー
男子
女子
トラゾー
なんて惚けたが多分俺の流した噂だろう
女子
男子
トラゾー
いい具合にみんな信じたみたいだ。
だが俺は虐めに加担することは絶対にない。
クロノアさんの味方として頼ってもらわなくてはならないからだ
だから俺は
トラゾー
男子
トラゾー
女子
トラゾー
ガラガラ
クロノア
全員の視線がクロノアさんへ向く
トラゾー
クロノア
男子
トラゾー
女子
トラゾー
クロノア
トラゾー
俺はいつも通りクロノアさんと話をする
ただそれだけだ
昼休み
クロノア
トラゾー
いじめっこ
クロノア
いじめっこ
クロノア
いじめっこ
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア視点
クロノア
いじめっこ
クロノア
いじめっこ
ボゴッ
クロノア
俺はそのまま意識を手放した
トラゾー視点
俺はこっそり彼らの後をつけていた
クロノア
トラゾー
いじめっ子が教室に戻った今の隙にクロノアさんを保健室へ運ぼう
保健室
トラゾー
コンコンと扉をノックした後そう言い扉を開ける
養護教諭
トラゾー
養護教諭
トラゾー
養護教諭
トラゾー
養護の先生が傷がないかなど調べているが殴られたのは腹。流石に黙って脱がすことはできないそうで目が覚めるまで待つことになった
養護教諭
トラゾー
養護教諭
トラゾー
俺はいじめのことは知らないふりをする
これも計画だ
養護教諭
クロノア
トラゾー
養護教諭
クロノア
養護教諭
クロノア
トラゾー
これでクロノアさんがいじめのことを話してくれれば、俺を頼ってくれればこの計画も終わりだ
クロノア
養護教諭
クロノア
クロノア
トラゾー
養護教諭
クロノア
養護教諭
トラゾー
なぜ隠す…何故俺を頼ってくれない…
クロノア
養護教諭
クロノア
トラゾー
養護教諭
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
養護教諭
クロノア
トラゾー
養護教諭
クロノア
トラゾー
養護教諭
そして保健室を出た
クロノア
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
彼は俺が差し伸べた手に触れようともしない
トラゾー
トラゾー
トラゾー
俺の手を掴めよ…
トラゾー
トラゾー
だから…
トラゾー
トラゾー
愛し合えますから
放課後
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
そういうとクロノアは教室を出て行った
トラゾー
そしてクロノアの後ろをこっそりとついていく
空き教室
クロノアさんが空き教室に入っていく
滅多に誰も近寄らない場所
中からは話し声が聞こえる
俺はこっそりと中の様子を伺う
いじめっこ
クロノア
いじめっこ
クロノア
薄笑いでクロノアさんを殴り蹴るあいつらはまるで獣だった
あいつらは気が晴れるまで暴力を振るう
クロノア
いじめっこ
クロノア
静寂を切り裂くような彼の悲鳴が教室に谺する
彼の心情とは真逆の透き通った青空が教室の窓から覗き見える
いじめっこ
いじめっ子たちが教室を出て行ったのを確認し、空き教室へ入る
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
彼の手をそっと握り口吻(キス)をした
トラゾー
保健室に運ぼう…
保健室
トラゾー
養護教諭
トラゾー
養護教諭
俺に頼りやすくするためにも少し話しておくか
トラゾー
養護教諭
トラゾー
養護教諭
そこで俺は噂のことを話した
トラゾー
養護教諭
クロノア
トラゾー
養護教諭
クロノア
養護教諭
クロノア
トラゾー
クロノア
養護教諭
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
養護教諭
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
養護教諭
その後も彼に対するいじめは続いた
クロノア視点
あれから1ヶ月 いじめは続いた 俺の本能がいつからか狂って行った
クロノア
まるで追い詰められたハツカネズミのように 絶望の淵に立った俺は
クロノア
クロノア
クロノア
踏切へと
カンカンカンカンカン
クロノア
飛び出した
翌朝
ガラガラ
トラゾー
女子
男子
ガラガラ
トラゾー
そう思い開いた扉に視線を向ける
養護教諭
そこにいたのは保健室の先生だった
トラゾー
養護教諭
トラゾー
そして俺は保健室の先生についていく
面談室
面談室と思われる部屋へついた
中には担任と学年主任が先にいた
担任
トラゾー
何だ?バレたのか?
学年主任
トラゾー
担任
バレたか…
担任
この際はっきり言うか
担任
トラゾー
トラゾー
トラゾー
その瞬間クロノアさんとの思い出がフラッシュバックした
あの日、公園で2人で聞いた蝉の声
二度と帰らない彼の
笑った声
悔しそうな顔
楽しそうに笑った顔
俺の名前を呼ぶ声
トラゾー
信じられなかった
トラゾー
トラゾー
俺の声は震えている
保健室の先生は俺の背中をさすった
学年主任
そう言いながら学年主任は色違いで買ったキーホルダーを俺に見せた
そのキーホルダーは千切れてぼろぼろだったけど
確かにあのキーホルダーだった
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
夏が消し去った白い肌の彼に
トラゾー
悲しい程
トラゾー
取り憑かれてしまいたい
俺ら友達なんですよね…
じゃあ俺のこと頼ってくださいよ…
だって
クロノアさんがいないと
居場所がないんです
透き通った世界で 愛し合えたらㅡ。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
クロノア
透明な君は
クロノア
僕を指差してたㅡ。
作者
作者
作者
作者
作者
作者
もしよければ、いいね、コメントよろしくお願いします。
みんな少女レイ聴いてみてね。
バイバイ。