リグ
はっ…はっ…
リグ
スゥ
リグ
あの…!
キラー
キッド
キッド
おうキラー戻ったか
キッド
客?
キラー
悪いが客だ
キッド
…
キッド
なんだそのガキ
リグ
…!
リグ
……あ…あの
リグ
僕を海に連れてってほしいんだ‼︎
キッド
断る
リグ
おにーさん達海賊でしょ⁉︎
リグ
さっきこの仮面の男の人が船から出てくるのを見たんだ
キッド
……
キラー
俺のせいではないだろう
キッド
___海をナメんなよクソガキ
キッド
帰れ
キッド
てめぇみたいなガキはすぐ死ぬ弱ェ奴なんざウチにはいらねェ
キッド
訪ねる相手を間違えてる
キッド
失せろ
ギィ
店主
!
店主
これはこれは有名なお客様だ
店主
このような廃れた島までようこそ…
店主
しかし羨ましいですね
賞金首ともなれば金や女にも不自由していないのでは?
賞金首ともなれば金や女にも不自由していないのでは?
店主
あいにく女はこの廃れた島まから皆出ていきました。
キッド
おい
キッド
とっとと酒を出せ
店主
…!はっ承知
キラー
馬鹿な男めキッドはそんなつまらない男じゃあないと叩き込んでやってもいいんだぞ
キッド
やめとけ
モブ
4億7千万と2億の首だ
モブ2
間違いない
キッド
…………4人か
キッド
ハナから入口の傍を陣取りしやがった
モブ
あの衣服たら短刀は鎌だな口怪も小さい
キッド
たく…酒を飲みに来ただけだってのに
キラー
さっき部屋で飲んだだろ
キッド
足りなかったんだよ
リグ
いた‼︎
リグ
海賊のおにーさん達‼︎
キラー
キッドなんだその顔は
モブ2
⁉︎ガキも仲間か⁉︎
リグ
えっ⁉︎
キッド
めてぇらの相手は俺達だろうが
リグ
う!
キッド
これで懲りたかよクソガキ
キッド
ああやって俺達は日常的に首を狙われてんだわかったら大人しく帰れ
リグ
…ないよ
リグ
母さんは死んで父さんは行方不明…帰る場所なんてない
キッド
ハッこの海じゃよくある話だな
リグ
…この島には何もない人も出て行ったし立ち寄りすらしない
リグ
おにーさん達が最初で最後のチャンスなんだ
キッド
どうせ海に出てすぐ死ぬのがオチだ
キッド
それともキラーに?勝って見せたら船に乗せてやるよ
キラー
キッド無茶を言うな
リグ
…仮面のおにーさん武器のフレーム少しずれてる…と思う
キラー
!
キッド
キラー
キラー
……攻撃に差し支えはなかったが
キラー
確かに違和感は感じた
キラー
……
キラー
いい調子だ
キッド
ガキ何をした
リグ
錆びて固まってたから部品を変えてきっちり締めてあげたんだ
リグ
海にいるから潮風の影響だと思う父さんが整備士だったから機械のことならなんでもわかるし直してた
リグ
ずっと傍で見てきたからこれくらいならわかるよ
キッド
ウチの連中は気付かなかっただろうな
リグ
…俺は強くないしまだまだ子供だけど
リグ
俺に出来ることだってあるかもしれない
キッド
海の上で生きるには足りねェよ
キラー
キッド!
キラー
キッドなんだその(顔)
キッド
テメェガキなんでここに
リグ
声がでかい
リグ
まだ出航じゃないんでしょ⁉︎
今日は俺に付き合ってよ
今日は俺に付き合ってよ
キッド
なんで俺が
キラー
いいじゃないかキッドどの道ログが治るまで船は出せないんだただし昼前には戻るんだぞ
リグ
オカン⁉︎
キラー
どうせ酒を飲むしかすることないだろほら行ってこい
キッド
どうせってオイ押すなバカ
キッド
(ああクソ!ガキのお守りするほど暇じゃねェんだよ)
リグ
ここだよ
キッド
なんだこのボロ倉庫
リグ
こう見えて俺の寝床なんだよ
リグ
元々父さんが作業に使ってたガレージなんだ
リグ
…………俺父さんみたいな立派な整備士になりたいんだ
リグ
この村一番の腕だったんだけど廃れていく島に人は残らない父さんも仕事を決めて海に出たきり戻ってこなくて…
リグ
けどきっとどこかの島にも定住して立派な整備士として働いてるって信じてる
キッド
……
リグ
だからもう一度父さんに会うために海に出たいんだ
キッド
…俺達はその巻き添えかハタ迷惑な話だ
キッド
しっかりガラクタじゃねーか
リグ
!
リグ
ガラクタはすごいんだよ
リグ
手直しすれば生まれ変わるものだってあるし小さかったネジひとつがあるかないかで機械の作業に影響することだってある!
リグ
部品はみんな歯車なんだよ
キッド
…
ああ 俺も言ったっけか そんなこと
リグ
キッドの腕も義手なのに知らなかったの?
キッド
知っとるわ💢
キッド
…あ?なんで名前
リグ
’’キッド,,と"キラー,,って呼び合ってたから
続く






