テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
翌日
昼休み
クロノアside
俺は授業で書ききれなかった残りの板書を書きながら、3人の会話を聞いていた。
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
クロノア
トラゾー
しにがみ
ぺいんと
トラゾー
少し笑いが起きる。
俺はふと、顔を上げた。
ほんの一瞬。
廊下を歩く生徒の動きが、かく、と止まった。
一瞬だけ。
俺は目を細める。
……今
ぺいんと
クロノア
ここは祭りじゃないし、
気のせいか!
放課後
ぺいんと
しにがみ
トラゾー
クロノア
ぺいんと
クロノア
しにがみ
クロノア
トラゾー
ぺいんと
誰も分からず、そこからは別の話に移った。
空はまだ明るい。
普通の夕方だな。
でも。
俺の耳に、微かに聞こえる。
カチ
時計の音のような。
でも振り返っても、何もないんだよなー…
夜
23:40
まだ何も起きない。
23:52
やだなーこの時間
23:58
俺は深呼吸する。
クロノア
23:59
――カチ
空気が、重くなる。
次の瞬間。
提灯の灯り。
太鼓の音。
俺は三度目の祭りに来ていた。
しにがみ
トラゾー
俺はゆっくり空を見上げる。
月は赤い。
でも今日は。
提灯の一つが、最初から消えている。
誰も触れていないのに。
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
太鼓の音が、ほんの少しだけ遅れて鳴る。
ドン。
わずかなズレ。
その時、赤い月の声が低く響いた。
赤い月
人型の影はまだ姿を見せない。
空気が、昨日より重い。
そして。
カチ
0:00
世界が止まる。
でも、
止まったはずの人混みの奥で。
誰かが、こちらを見ていた。
動いている人がいる。
俺たち以外で。
てるてる坊主
てるてる坊主
てるてる坊主
てるてる坊主
てるてる坊主
てるてる坊主
クロノア