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リク
片付けを終え、寄り道した後に着いた先はリビング
リク
クウ
遠く…キッチンだろうか。
特に指示出しもなく、どうやら待っているしかないようだ
…にしても。
「生贄」…か
先ほど寄ったのはクウの書斎だった
俺は、クウが好きだと言った小説を探しに来た。
そしてそこで見た光景。鮮明に覚えている
クウ
クウ
リク
衝撃だった
本棚の奥に映る景色には、クウ…カレンダー…そして本
クウは珍しく涙を流していて、カレンダーを握りしめていた
…今話しかけたら、悪化する
その考えが頭を過り、小説を改めて探すことにした
…でも、でも。鮮明に見えたし、聞こえた。
……カレンダー。そこに記されていたのは日付と赤い丸印
その丸印の部分には小さくだが「生贄」と書かれていて
…それは明々後日。
1つだけ向こうのテーブルだからこそ見える…真実
少し物音がして、先を見ると、扉の外に出るクウがいた
リク
あーあ。もう終わりなのか。
16年も繰り広げた日常が。
こんなことなら。生贄になんてなりたくないさ。
…俺らだけがこんな目に遭うのは不公平……そうだろ
リク
リク
…生贄だ。どうせ管理の身だ。
こんなこといって脳天ぶち抜かれてもいいさ、本心なんだから
俺は…泣かないんだよ。強いからさ。
なあ、こんな身に置かれて無様だろ?
リク
「泣けない」
「泣きたくない」
「弱さを見せたくない」
……ちょっとした寄り道でこんな気分になっちまうとはな。
とまあ、そんなわけか。
状況を整理するため、振り返ってみたが。碌なことはなかった
明々後日…か
リク
リク
あの発言は不味かったかもな。
本当に脳天ぶち抜かれたら笑えねえ。
クウ
リク
クウ
クウ
リク
…カイの部屋。鍵…パスコードがあったような気がしたが、今は扉が開いている
ここから向かって左側、地下に続く階段がある
リク
部屋の中は物静かで、響くのは俺の足音くらいか?
…カイの姿はあるな。
リク
カイ
リク
カイ
リク
…カイ、何してたんだ?夢中だったようだけど…
リク
カイ
あー。なんか大きな悩みがある…
人の心はある程度感じられるんだ。俺
まあ、他にもそういう人は居るがな。
リク
カイ
リク
カイ
リク
作戦。きっとそれが悩みの元だな…?
……でも、監視されてるよな、きっとここ。
作戦会議…なんて。
………………まあ
そういうのも、ありかもな?
コメント
3件
うわあ…リクの「強いから」って言葉、すごく響きました。泣きたくても泣けない、弱さを隠して生きてきたんだなって。クウがカレンダーを握りしめて泣いてたシーン、生贄って文字…明々後日って切迫感もあって、胸がぎゅっとなりました。カイが「作戦考えてた」って言ったのも気になる…。みんなそれぞれ抱えてるんですね。続きがすごく気になります!🌷
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