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わんだほーい!

スタート

…(ぼくはどうして…ここを歩いいるんだろう)

…(足が…重い…)

…(どうして…ここを歩いて?)

…進まなきゃ…進まなきゃ…

進まないと…

…(どうして?誰も…ぼくを必要としてないのに)

…(このまま…死んでしまいたい…)

¿?

ガシッ『海の腕を掴む』

どうして…止めるの?

ぼくは…これからずっと…1人なのに…

どうして…悲しそうなの?

ぼくが死んでも…誰も悲しまないのに…

離して…

¿?

フルフル『首を横に振る』

どうして?

¿?

ぼくは…色んな人を…殺してきたのに…

ぼくは…いっぱい罪を重ねてきたのに…

¿?

それでも…ぼくを1人にさせないの?

¿?

…ダメだよ

¿?

1人になるのは

え?

¿?

どうして…1人になりたいの?

重りが…無くなるから…

それ以外…何があるんだよ…

¿?

そう…

もう…いいだろう?

¿?

1人になったら苦しいくせに?

!『¿?の首を絞める』

お前に何がわかる!ぼくの!何がわかる!

¿?

我を殺しても…どうにもならない

あ…『手を離す』

¿?

ゴホッ

ぼくは…どうしたら…

¿?

なぇ…昔の友達の名前は?

え?

¿?

空想の友達と言うのかな?

…ら

¿?

来羅…

¿?

来羅か…久しぶりに聞いたな

え?

来羅

久しいな…海

ら…いら?

来羅

嗚呼…そうだ

ギュッ『来羅に抱きつく』

来羅!

来羅

フッ…子供みたいだな

…ぼくはこれからどうすればいい?

来羅

あとは我に任せろ

来羅

良いな?

わかった…来羅…

あとはまたせたよ

来羅

嗚呼

チャプン『海が沈む』

…(来羅は小さい頃からぼくの空想の友達だった)

…(小さい頃…学校で周りと話せなかった)

…(ぼくはそこで…空想の友達を作った)

…(いわゆる二重人格)

…(ぼくは夢の中で来羅とよく話した)

…(けれど中学に上がると…類と瑞希に出会った)

…(そこからぼくは来羅と話すことは無かった)

…(久しぶりに話せてよかった)

…(ぼくは1人じゃない)

…(今は来羅がいる)

…(それだけでいい)

海…

ガチャ

瑞希

類…まだ起きたんだね

あぁ…

瑞希

もう1ヶ月だね…海が起きないの

そうだね

瑞希

髪の毛も…白くなって…

このまま…目を覚まさないつもりかい?海

瑞希

海…

来羅

なぜそんな辛気臭い顔をしている

瑞希

海?

来羅

今は海では無い

瑞希

え?

…二重人格か

来羅

そうだ…今は来羅と呼べ

瑞希

来羅…

来羅

嗚呼…そうだ…我は来羅だ

瑞希

どうして…海が…二重人格?

来羅

簡単な話だ…海は幼い頃海は

来羅

周りと違う…と距離を取られたんだ

来羅

そこで…海は…夢で来羅という我を作った

来羅

けれど海は類と瑞希に出会って夢で我を作らなくなった

来羅

また我を作ったと言うことは…何かあったか?

来羅

海と…

瑞希

瑞希

海が…ボクらのここを読めるって話してくれた時

瑞希

ボクは…海に…ひどい事を…

来羅

瑞希

気持ち悪い…

え…あ…そうだよね…

ごめん…今片付ける

瑞希

片付けるって?

ゴクッ

瑞希

え…

…ごめん

バタッ

瑞希

え…あ…

花を吐くと心は読めなくなるみたいだね

瑞希

類…知ってたの?

1度…海に聞いたことがあってね

瑞希

ど…どうしよう…類…ボク

大丈夫だよ…瑞希…

来羅

なるほどな…(だから海は…)

瑞希

ボクの…ボクのせいで

来羅

…(聞こえるか?海)

…(ぼくは…瑞希になんて言えばいい?)

来羅

…(そのままを伝えろ)

…(わかった…)

来羅

瑞希…君のせいじゃない…ぼくも…最初から言えばよかった

瑞希

え?来羅?

来羅

今は海だよ

瑞希

海…

来羅

でも…ぼくは…これで喋るのが最後だよ

瑞希

え…

海…君は…もう…戻れないんだね

来羅

うん…来羅に任せる

来羅

ぼくは人より寿命が短いから…

わかったよ

瑞希

ごめん…来羅…

来羅

ぼくこそ…ごめんね…バイバイ…

来羅

来羅

もういいのか?

…来羅これからよろしくね

瑞希

…ボクもよろしくね

来羅

嗚呼…よろしく頼む

見てくれてありがとうございます

ばいちゃ

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