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時の狭間で

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時の狭間で

1 - 時の狭間で プロローグ

♥

110

2022年05月12日

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鬱先生

…ん?

ゾム

ここどこやー

目が覚め一番目に見たのは赤色の絨毯

そして次に聞こえてきたのは仲間たちの声

なぜか心の中で、ホッと安心する俺がいた

それは俺が仲間をとても信用しているからだろう

金色のシャンデリアがこの部屋全体を照らしている

壁はとても綺麗で新品のようだった

その部屋はなぜかいつもとは違うような感じを感じ取る

だが、その疑問に俺が気づくことはなかった

トントン

この部屋窓がなくないか?

俺が考えているうちにトントンがその疑問に気づく

そう思い、また部屋を見渡してみる

金色のシャンデリア、赤色の絨毯、そして焦げ茶色のドア

だが、この部屋にはいくら見渡しても窓は見つからなかった

ショッピ

このドア、開かないですね…

俺がボーっと突っ立っているとショッピ君は玄関のドアを調べたらしい

ショッピ

鍵がかかってます

ゾム

鍵開けはできないん?

ショッピ

それはもう試しました

この部屋には俺、ゾム、トントン、ショッピ君だけしかいなかった

すると、奥からコツコツという足音が部屋に響き渡る

その音を聞いて誰も喋らなくなってしまった

場が急に重たくなり、冷たい空気が漂う

そのゆっくりとした足音はどんどんこちらへと近づいていく

その不気味に感じる足音は玄関ではない方のドアが開くとともに消えた

???

皆さん初めまして

ドアを開けた人物はとても綺麗な女性だった

天の川のように光り輝く白色の髪に白色の目

それに合うかのように服は全体が白色で作られていた

白いスカートを履いていて、少し小柄な身長だった

トントン

あの~誰ですかね?

重たい空気の中、すぐさまトントンが問いかける

リレン

私はリレン

リレン

この屋敷の主です

鬱先生

屋敷…

勝手に連れ込まれたのでここがどこだか分らなかったが

どうやらここは二階建ての屋敷らしい

ショッピ

何で俺らをここに連れてきたんすか?

リレン

私をここから出してほしいんです

リレン

私はこの屋敷の主であるとともにこの屋敷から出られないんです

リレン

なぜか自分でも分からない、屋敷の外に出ることができない

リレン

だから、その理由を解いて私を外に出してください

リレン

制限時間は2時間

リレン

それまでに謎が解けなかったら私は貴方達を殺します

ゾム

こんな小さい奴が俺らを殺せるん?

ゾムが軽くヘラっと口を聞くと

リレン

何ですか?今すぐ殺してあげてもいいんですよ

一瞬で場の空気が氷のように変わる

雪のように冷たく殺気と共に発した言葉はゾムも身動きが取れなくなった

リレン

まぁ、この屋敷はどこでも探してかまいません

リレン

聞きたいことは私に聞いてください

リレン

それでは

クルっと背中を俺たちに向けまたコツコツとどこかへ足を運んで行った

ショッピ

…とりあえず、探索しますか

トントン

そうするしかないもんなぁ

ゾム

ていうかこれ以外することないやん

鬱先生

それじゃあ探索するかぁ…

この作品はいかがでしたか?

110

コメント

3

ユーザー
ユーザー

( ゚д゚)す、すげぇ…

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