レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様のことが好きではありません
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
コンコン
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
まぁ起きてるわけないんだけど…
<ぉ…ぉ…
レイラー・カルーナ
お嬢様
…起きてるのか
良かった、ノックしといて
ガチャリ
レイラー・カルーナ
さあ、今日はどんな仕打ちをするおつもりですか…?
お嬢様
え…固まってる?
今日は何もしないの?
レイラー・カルーナ
え、本当に微動だにしないんだけど…?
え、どういうこと?
レイラー・カルーナ
……ん ?? なんか瞳が輝いてない?
どうしよう……もしかして、体調が悪くて看病待ち?
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
今、お嬢様……敬語を使いました…?
なんで…?
というか顔つきがまるで別人だし…
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
というか、お嬢様が、そうずっと言っていたはずだよね
なんで驚いてるんだ…?
お嬢様
お嬢様
なんでこんな、あたふたした言い方なの?
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
え…?
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
え、本当にお嬢様はどうしたんだろう
そう、朝、この時から変だった
そして…
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様…なんではしゃいでるんだろう
前までは、外に出るのをあんなに嫌がってたのに
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様
既に奥様方は乗ってらっしゃる
じゃあ私は使用人専用の馬車に…
お嬢様
レイラー・カルーナ
…可笑しい。絶対に可笑しい。
流石に滅多に外に出ることはなかったとしても、だ
貴族と使用人が別の場所なんて、常識をなんで知らない…?
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
…あ、やばいお嬢様が固まった。 「 なんて失礼なこと言ってるの !! 」って怒鳴られる、!
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
なんか……
思ってたのと、違う…?
いそいそと馬車に乗り込むお嬢様を、私は呆然と見つめるだけだった
馬車を降りてお嬢様の所へ向かうと、またしても瞳を輝かせていた
お嬢様
え…周りを物珍しそうにきょろきょろ見回してる…よね
なんで?
いや、滅多に御屋敷から出てないから珍しいのはそうだろうけど
そんなに領地の様子に興味がおありだったっけ…?
お嬢様
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
初めて見たような反応に驚いたけど、確かに初めてでも不思議じゃない
お嬢様
お嬢様
セバス様
奥様
旦那様
旦那様
お嬢様
……なんだろう、なんだか朝からお嬢様の雰囲気が違う
今日は今の所何もされてないし、
瞳に楽しそうな色が見えるし、
私だけ気付くように馬鹿にする嘲笑を浮かべない
旦那様方のことは好きみたいだから、私をバレないように虐めてた
そんなお嬢様は一体どうしたんだろう?
…いや、今のお嬢様は、前のような旦那様方に対する熱烈な愛がない
いつも、「 お父様方は素晴らしいのよ! 」と自慢してらしたのに
そんなお嬢様は一体どこに…?
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
話を聞いてなかったから流れが分からない
というかお嬢様…嬉しそう…?
奥様
旦那様
あぁ、なるほど
お嬢様は妖精へ関心を示していたし…あとで契約するのかな
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
そう言われて私は、頭の中に思い描く
可愛らしい、あの子のことを
レイラー・カルーナ
お嬢様
…お嬢様が本心でそう思ってくれているのが分かる
レイラー・カルーナ
あの子がそう思われること…
レイラー・カルーナ
それは、すごく……嬉しい
お嬢様
レイラー・カルーナ
奥様
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
あれから沢山の買い物をして、2人で森に来ていた
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様の瞳がキラキラしてる…
……というか
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
…だって、セバス様は言っていた
お嬢様が契約するとき見るだろうから…と
お嬢様
話を聞いてなかったとは言え仕えている人達の会話だ
無意識に記憶している
だから最初は一緒に来るつもりだったはず…一体何故…
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
___ああ、いや、でも
お嬢様
ラテ
レイラー・カルーナ
本当は、解っている
何故私達2人だけで森に来させたのか
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
貴族社会は基本的に足の引っ張り合い、揚げ足の取り合い
笑顔を貼り付けて近寄ってくる相手の腹の中を見定めなければ
即刻、没落
だから人一倍、人間の感情には敏感なはず
だからきっと……気付いていたんだろう
何故私がお嬢様を好きじゃないのか、理由は知らなくても
……だからきっとあの時、仰ったんだ
セバス様
お嬢様
奥様
旦那様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
……駄目だ
きっと旦那様方は優しいから、私が何か頂くのはお許しになる
でも…いくらお嬢様の雰囲気が変わったからとは言え
今まで酷い仕打ちをしてきた人
その事実は変わらないから
レイラー・カルーナ
お嬢様
でも、断ったらお怒りになるだろうか
レイラー・カルーナ
奥様
レイラー・カルーナ
お嬢様
旦那様
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
奥様
旦那様
お嬢様
お嬢様
奥様
旦那様
セバス様
セバス様
レイラー・カルーナ
セバス様
レイラー・カルーナ
セバス様
セバス様
セバス様
レイラー・カルーナ
セバス様
セバス様
レイラー・カルーナ
セバス様
セバス様
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
セバス様
お嬢様
奥様
お嬢様
旦那様
お嬢様
セバス様
セバス様
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
ラテ
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
レイラー・カルーナ
ラテ
ラテ
お嬢様
ラテ
ラテ
お嬢様
レイラー・カルーナ
まあ……でも…
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
お嬢様
お嬢様
レイラー・カルーナ
お嬢様
メメ様
レイラー・カルーナ
レイラー・カルーナ
メメ様
レイラー・カルーナ
メメ様
レイラー・カルーナ
メメ様
レイラー・カルーナ
メメ様
ラテ
ラテ
メメ様
レイラー・カルーナ
メメ様
レイラー・カルーナ
メメ様
ラテ
レイラー・カルーナ
ラテ
メメ様
メメ様
ラテ
レイラー・カルーナ
メメ様
ラテ
レイラー・カルーナ
メメ様
メメ様
ラテ
……ああ、良かった
ねぇ、メメ様。私…
レイラー・カルーナ
メメ様
ラテ
メメ様
メメ様
ヒュンッッ !!!
なる
なる
なる
なる
なる
なる
なる
なる
コメント
2件
凄い面白いですね…!長めの一話を集中して読んだのテラーで初めてです!フォロー失礼します!頑張ってください!