主
なな
音羽(おとは)
んー?
主
♡減っちゃった、、、
音羽(おとは)
今は何?
主
6
音羽(おとは)
ろく?!まだそんなについてるの?!
主
ひど!
主
、、、でも確かに、6人も応援しているんだね!
音羽(おとは)
そう!
主
じゃ!がんばる!
音羽(おとは)
頑張れ!
主
それでは
音羽(おとは)
行ってらっしゃらい!
とある日のお昼
玉葉妃の侍女は、掃除に忙しく、
猫猫は薬品の整理
音羽は、花瓶掃除をしていた
音羽(おとは)
、、、最近の妃様の調子がすぐれないな
猫猫
寝不足らしいよ。香の配合を変えるつもり
猫猫が淡々と話していながら瓶の中を確認している
音羽は頷き、ふと、窓の外を見た
春の風が、花びらを運んでくる
その瞬間!
音羽の唇が勝手に動いた
主
歌詞は「ねんねんころりよ」です
音羽(おとは)
ねんねんころりよ
おころりよ
おころりよ
猫猫
、、、お前、その歌
玉葉妃
今歌ったのはだれ?
音羽(おとは)
ハッ!も、申し訳ございません!勝手にくちづさんでしまって、、、
玉葉妃
いいえ。とても心が安らぐ歌でした。夢を見ているように、、、
猫猫
ふっ、気に入られたね。音羽
音羽(おとは)
えっ、そんなつもりじゃ///
その日を境に白い侍女の歌声が、玉葉妃の部屋に満たされるようになった
主
すぅぅぅぅぅ、
主
終わりっす
音羽(おとは)
早くなーい?
主
うん
主
だから逃げるピューン
音羽(おとは)
あ!ちょっと!
音羽(おとは)
待ってー!
音羽の全力疾走は分速60メートルです
主
ぎゃー!
主
早すぎるー
音羽(おとは)
待てー!
誰もいなくなったのでさいならー







