俺の名前は守若冬史郎
五十嵐幸光
守若、シノギの金は
守若冬史郎
はーい
どぉぞ
どぉぞ
五十嵐幸光
む、
五十嵐幸光
守若、いつも言っているが、
お前がしているシノギは
春を売る事
お前がしているシノギは
春を売る事
五十嵐幸光
嫌になったら
いつでも止めて
良いんだからな。
いつでも止めて
良いんだからな。
守若冬史郎
分かってまぁす
親父にシノギの金を渡す 京極組の武闘派だぁ
守若冬史郎
(別に俺、嫌とか思って
ないけどなぁ、、、?
ないけどなぁ、、、?
親父はいつもあんな事を言ってくる
きっと、俺の事を心配している
けど、その心配は要らない
守若冬史郎
(だって
知ってる人にしか
ウらないもぉん♡
知ってる人にしか
ウらないもぉん♡
そう、 俺は赤の他人には ぜぇぇったい!
ウらないんだもん♡
だって生理的に無理だし、 性病などの危険性もあるんだもん♡
幸い、ウってる皆は性病も持ってないし
なにより
その方が100倍気持ち良いんだぁ♡
守若冬史郎
あ!一条君だ!
一条康明
お!守若おはよう
この人は一条、俺の同期だ
俺はウリをシノギとする傍ら 他の組員と同じ仕事もしてる
久我虎徹
守若の兄貴!
おはようございます!
おはようございます!
守若冬史郎
久我君、おはよぉ♪
守若冬史郎
カタカタカタカタカタ
俺が仕事をしてると
一条康明
、、、守若、
少し良いか?
少し良いか?
一条君が話し掛けてきた
一条康明
なぁ、もう"あれ"は
やめろよ
やめろよ
守若冬史郎
ん?あれって?
一条康明
ウリの事だよ
守若冬史郎
え?どうして?
一条康明
あんなもん間違ってる!
してはならない事だ!
してはならない事だ!
一条康明
まだ間に合う!
今日限りでやめにするんだ!!
今日限りでやめにするんだ!!
守若冬史郎
えぇ、、、?
守若冬史郎
で、でも、
俺は別に良い
俺は別に良い
バンッ!! (つくえを叩く)
守若冬史郎
ビクンッ!?
一条康明
お前が良くてもなぁ?
俺がダメなんだ!!
俺がダメなんだ!!
一条康明
昨日も久我に
股開いたんだろ!?
股開いたんだろ!?
一条康明
そんな事続けていたら
いつかお前が傷付いちまう!!!!
いつかお前が傷付いちまう!!!!
一条康明
だから!!!!
五十嵐幸光
一条
一条康明
あ!親父!
一条康明
親父からも
なにか言って下さい!
なにか言って下さい!
五十嵐幸光
一条、守若のシノギは
確かに特殊なシノギだ
確かに特殊なシノギだ
五十嵐幸光
故に危険性だってある
一条康明
守若、
親父もこう言って
親父もこう言って
五十嵐幸光
だがなぁ、
五十嵐幸光
守若はそれを別にに良いと
言っている
言っている
五十嵐幸光
しかもこのシノギをすると
言ったのは誰だ?
言ったのは誰だ?
守若だ
五十嵐幸光
そして
もし傷付いたとしても、
全て自己責任で良いと言った
もし傷付いたとしても、
全て自己責任で良いと言った
五十嵐幸光
ここは好きにして
良いんじゃないか?一条
良いんじゃないか?一条
一条康明
、、、、、分かりました
一条康明
仕事に戻ります。
そう言う一条君の顔は 言葉とは裏腹に
眉間に皺が寄って 不機嫌そうに見えた
スタスタスタスタスタ
一条康明
、、、、、、、、、、、、、、、
一条康明
、、、、、のに(ボソ
一条康明
、、、、、も、、、わ、、、(ボソ
守若は
俺のものなのに
一条康明
オレナモノナノニオレナモノナノニオレノモノナノニ
オレノモノナノニ、、、、、、、、、、、、、、、!!!!
オレノモノナノニ、、、、、、、、、、、、、、、!!!!







