糸師家
いつ自殺しようとするか 分からないから
糸師兄弟と暮らし始めた潔
潔
(明日、遊園地…)
潔
(でも、俺なんかが一緒にいて
いいのかな…)
いいのかな…)
潔
(つまらないって思うよな…)
潔
(やっぱりいない方がいいのかな…)
潔
(死にたい)
潔
(死んじゃおうかな)
タッタッタッ
潔
(よし…。)
ギシィ
凛・冴「おいっ!!!!」
ガシッ、ギュッ (腕を引っ張って、抱きしめる)
潔
凛…冴…?
凛
やめろって言っただろ
冴
どうした、潔。なんかあったのか
潔
ウウッ…グスッ
凛
大丈夫。とりあえず部屋入ろう
凛の部屋
凛
大丈夫か?潔
潔
うんっ…ウウッグスッ
冴
ゆっくりでいいから
話して欲しい
話して欲しい
潔
怖いんだ…っ
凛
怖い?
潔
俺なんかが一緒に
行っていいのかな…っ
行っていいのかな…っ
潔
みんな、嫌がるよねっグスッ
凛
大丈夫、俺は嫌だと思わない
冴
他の奴らも思わないと思うぞ
潔
ほんとに…?
凛
ほんとに。だから大丈夫だ。
冴
潔、深呼吸しろ。
潔
スゥーハァー
冴
ヨシヨシ
凛
潔、大丈夫。俺がいるから。
凛
あそこにいるヤツらは
皆、お前の味方。
皆、お前の味方。
凛
お前を守ってくれるヤツら
ばかりだろ?
ばかりだろ?
凛
お前にとってあいつらは
なんなんだよ
なんなんだよ
潔
皆は……
潔
俺の大事な友達。
潔
やっと、信じていいんだって
思える友達。
思える友達。
潔
でも、その中で凛だけは
潔
ずっと一緒にいたい。
そんな存在
そんな存在
凛
っっ//////
冴
ヒューヒュー
凛
黙れっ!!!!殺すぞっ!!
クソ兄貴っっ!!!!///
クソ兄貴っっ!!!!///
冴
フッ
潔
あははwww
冴
(笑顔が増えたな。潔。)