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Vampire.#12 最終回

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Vampire.#12 最終回

1 - Vampire.#12 最終回

♥

2,031

2019年02月01日

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??

貴様……。

(ドカッ)

佐藤先輩がその場で倒れ込んだ

佐藤先輩

痛っっ!

佐藤先輩

くっそ…誰だてめぇ。

??

私か??

クドラク

クドラクだ。

りゅう

(なんで………。)

佐藤先輩

邪魔が増えたな。お前もそのガキと一緒にあの世に送ってやるよ。

佐藤先輩はクドラクに包丁を向けた。

クドラク

さぁ、お前に私を殺すことが出来るのか。

佐藤先輩

なめんじゃねーぞ!

(ドシッ)

佐藤先輩はその場で倒れた

クドラク

大丈夫だ。気絶してるだけだ。殺してはいない。

りゅう

…………。

クドラク

…………。

りゅう

なんで……いるんだよ……。

クドラク

忘れたか。私は言ったはずだ。必ずお前を迎えに行くとな。

りゅう

あ………。あの時…。

クドラク

約束通り、お前を迎えに来た。

りゅう

なんで??なんで俺は人間界に?

クドラク

帰ればわかる。しかし、ブラディ界にな。

りゅう

…………。

りゅう

うん。

クドラク

帰ろうか。

クドラクとりゅうはブラディ界へ帰った。

クドラク

ようこそ。ブラディ界だ。

りゅう

ん………??

クドラク

…………。

りゅう

何か、様子が変。

クドラク

分かるか??

りゅう

前にいた時より、世界が明るい。

りゅう

静かだったのが、少し賑やかに。

クドラク

私が世界を変えた。

りゅう

……………。

りゅう

そっか。あぁ、良かった ………。

りゅう

ご両親も喜ぶね、きっと。

クドラク

そうだな。

りゅう

ねぇ、なんでこんなに明るいの??

クドラク

環境が良くなり、虫が増えたからだろう。

りゅう

本当に、綺麗だ。

クドラク

喜んでもらえて嬉しい。本当のこの世界の姿をお前に見せることが出来て良かった。

♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪

りゅう

なんか聞こえる。

クドラク

あぁ。お前が聞きたいと言っていた人魚の女神の子守唄だ。

りゅう

これが……。

りゅう

うぅぅっ………。

クドラク

おい、どうした?

りゅうの目から涙がこぼれた。

りゅう

あまりにも嬉しくて……。

クドラク

………。

クドラク

ブラン城へ戻ろうか。

りゅうとクドラクは城へ帰って行った。

スバル

お帰りなさいませ。

スバル

おや、りゅう様まで。

ガルダ

りゅうか?!帰ってきたのか!!

りゅう

…………。

りゅう

(ガルダさん、顔近い。)

ガルダ

すまん。

りゅう

スバルさん、ただいま。

スバル

ずっと待っていましたよ。

りゅう

(ずっと……///)

夕飯では

ジュピター

りゅう様。特別なデザートです。どうぞ召し上がりください。

りゅう

ジュピターさん。ありがとうございます。

ジュピター

いえいえ。

ガルダ

俺の分は??

ジュピター

ございませんよ。

ガルダ

え??

ジュピター

何か問題でも??

ガルダ

問題しかありません。

りゅう

(相変わらず子供みたいだな😅)

ガルダ

おいりゅう。俺は子供じゃねぇ。デザートなんて貰ったところでちっとも嬉しくねぇ。

りゅう

あ、ガルダさん。半分食べる??

ガルダ

食べたい!!😍

食事はいつも以上に賑やかに盛り上がっていた。

食事後の風呂では

ガルダ

あぁ…極楽ぅぅ。

りゅう

気持ちいい…。

ガルダ

………。

りゅう

………。

ガルダ

本当に良かったよ。お前が帰ってきてくれてよ。

りゅう

うん。俺も嬉しい。

ガルダ

これ、クドラク様には内緒な。

りゅう

え、何…??

ガルダ

実は、りゅうがいない時ずっと寂しい顔して、食事中はずっと喋らないし、朝起きるのは遅くなってたし、お前が好きすぎてお前がずっと居なかったのが辛かったんだろうな。

りゅう

朝起きるのが遅いのはクドラクらしくない…。

ガルダ

でも、あの方もこの国を変えるために頑張ってきた。全てはお前に見せるためにってな。

りゅう

俺のために………///

ガルダ

だから、これからも上手くやれよ。

りゅう

う、うん…。

りゅう

やばい。のぼせる///

ガルダ

そろそろ出るか。

風呂の後はいつもはスバルとガルダとりゅうの3人で大広間で会話をする。

しかし、今日はクドラクも一緒だった。

りゅう

ねぇ、なんで俺は人間界に戻ったの?

クドラク

私が世界を変えてる間、お前には人間界に居てもらうことにした。

りゅう

そんなことされたら、俺ずっと辛かった…。

クドラク

すまない。しかし、驚かせたくてな。この世界を変えるのに時間も必要だ。

りゅう

でも俺がここにいた時、俺が人間界にも居たことになってた。

りゅう

俺は2人居たの??

クドラク

私の魔法の力だ。

りゅう

魔法??

クドラク

お前の身の回りの人間全てにお前がずっとその場に居たかの様に頭の中を改変し、記憶を書き換えた。

クドラク

そうでもしなかったらお前はずっと行方不明扱いだった。

りゅう

そうだったのか。

りゅう

だから、しっかり時間も過ぎてたのか。ずっと現実だったから。

クドラク

そういう事だ。

スバル

どうですか?ここ数ヶ月で医学勉強はできましたか?

りゅう

あんまり………。

ガルダ

だめじゃんか。

りゅう

教えてください……。

スバル

私でよければ。

クドラク

魔法があれば、医学は必要ないがな。

りゅう

俺の夢壊すなよ……。

りゅう

人間界には魔法なんてないし。

りゅう

だから、誰かが医者にならないと誰も病気治せないでしょ??

クドラク

偉いな。

(ポンポン)

クドラクがりゅうの頭を撫でる

りゅう

(………///)

ガルダ

遅いし、俺寝よ。おやすみ〜

スバル

私も今日はもう失礼します。

りゅう

(もっと話したかった…)

クドラク

寝ようか。

ガルダ、スバルが大広間を出ていった

りゅう

俺、部屋の場所忘れた…。

クドラク

大丈夫だ。私が送ろう。

クドラクはりゅうをりゅうの部屋まで送った。

クドラク

ゆっくり休め。

(バタン)

りゅう

………。

りゅう

(やっぱり、この部屋で1人で居るのは寂しい。)

りゅう

(クドラクと寝たい。)

りゅう

(クドラクのところ行こ。)

(ガチャ)

りゅうが部屋を出た時

(ドン)

りゅう

痛。ごめん、俺急いでて…。

クドラク

どこへ行くんだ??

りゅう

クドラク?!

クドラク

どうしたんだ?

りゅう

クドラクこそ、なんで俺の部屋の前でずっといるんだよ!!

クドラク

私はお前が出てくると思ったからな。

りゅう

(なんか悔しい…)

クドラク

それで、お前はどこに行くつもりだったんだ??

りゅう

………///

りゅう

クドラクの……部屋に…。

りゅう

一緒に寝たいな〜って………///

クドラク

………。

クドラク

そうか。

すると、クドラクはりゅうをお姫様抱っこした。

りゅう

ク、クドラク?!///

クドラク

なんだ?

りゅう

ちょ、何して…///

クドラク

一緒に寝るのではないのか?

りゅう

いいの??

クドラク

構わない。

りゅう

(…///)

クドラクの部屋で2人だけの話をした

りゅう

ガルダさんから色々聞いたよ。

りゅう

俺のために、ありがとう。

クドラク

私が勝手にやった事だ。

りゅう

………。

りゅう

素直じゃないね。

クドラク

なにか不満か??

りゅう

ううん、そういうところも好きだなって。

クドラク

………。

りゅう

眠い……

クドラク

寝ようか。

2人で同じベットに入った。

りゅう

(やべ、目覚めた…///)

30分ほど経ってもりゅうは寝れなかった。

りゅう

(同じベッドで寝ると暑いな…)

りゅう

(クドラク寝てると思うし、起こさないように一旦ベットから出よう。)

(ゴソゴソ)

(ガシッ)

りゅう

う、うわっ!

クドラク

どこへ行くんだ??

クドラクがりゅうの手を掴んだ。

りゅう

起きてたのか…。

りゅう

暑くて……。

クドラク

………。

クドラク

そうか、それならこれをやる。

クドラクは机の中から水を取り、りゅうに渡した。

りゅう

ありがとう。

クドラク

………。

りゅう

………。

しばらく涼んだ後、りゅうはベットに再び入った。

しかし、さっきよりも体温が上がって、暑かった。

りゅう

(熱??さっきより暑い…。)

りゅう

はぁ…はぁ…。

クドラク

どうした?

りゅう

………。

りゅう

暑いんだ……。

クドラク

………。

クドラク

すまない。

(チュッ)

クドラクがりゅうにキスをした。

りゅう

んん……?!

クドラク

はぁ……。

りゅう

ク、クドラク……!!///

りゅう

んっっ!///

クドラク

お前が飲んだ水の中には惚れ薬が入ってる。

りゅう

な、なんで……///

クドラク

大丈夫だ。お前は大人しくしていろ。

クドラクはりゅうの服を脱がし始めた。

りゅう

クドラク!!

りゅう

(あぁ、体が重い…///)

クドラク

はぁ…。はぁ…。

クドラク

直ぐに終わらせるからな。

りゅう

な、何を??///

クドラク

入れるだけだ。

りゅう

はは……マジか……。///

りゅう

(逃げられないし、仕方ない///)

りゅう

(クドラクのため…///)

クドラク

入れるぞ。

りゅう

うぐ……あっ///

クドラク

声、出していいからな。

りゅう

う、うる……さいっ!///

りゅう

んんん……!!!///

クドラク

我慢するなよ。

りゅう

ああぁっ!///

クドラク

まだ半分だぞ。

りゅう

う、嘘………///

りゅう

きっつ……///

クドラク

全部入った。

クドラク

動かすぞ。

りゅう

ク、クドラク……。///

りゅう

ゆっくり……///

クドラク

あぁ。

翌日

りゅう

んんん………。

りゅう

朝……。

クドラク

起きたか。

りゅう

………。

クドラク

怒ってるのか??

りゅう

(当たり前だろ!!急に何すんだよ。)

りゅう

………。

(チュッ)

りゅう

ん?!

りゅう

クドラク!!

クドラク

怒っている顔も可愛くてついな。

りゅう

…………///

りゅう

俺の人生なんて、クドラクにとってはほんの一瞬だと思うけど。

クドラク

??

りゅう

ずっと一緒に居て。

クドラク

あぁ。勿論。

(チュッ)

再びキスを交わした。

スバル

いいもの見れました///

ーendー

内容を少し訂正しました。

手抜き感があったから訂正したけど、あんまり変化無いかも…。

遅くなってしまってすいません。

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