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始業式が終わり、 学校もいつもより早く終わったので志穂とスダバに向かう。
志穂
結依
志穂
志穂
結依
志穂
それぞれ注文して店内の席に座る。
志穂
結依
志穂
結依
席からは駅の様子が見える。
行き交う高校生は やはりギャルかヤンキー率高め。
志穂
結依
志穂
志穂
結依
志穂
結依
志穂
結依
志穂
高校生で殺し屋集団って…
関わる事もないだろうけど、 出来れば視界に入れずに平和に過ごしたいな…
志穂
結依
志穂
志穂
結依
志穂
志穂
結依
結依
用事を思い出し、荷物を纏めると 急いでスダバを後にする志穂。
結依
お父さんもお母さんも忙しくて中々一緒に食事してないな…
そろそろ私も帰ろ…
結依
出、出たぁ…!!!!!
志穂がさっき言ってた殺し屋集団じゃん…!!
飲みかけのドリンクを持って スダバを出ようとした瞬間、 数人の灰色の制服を着た坊主頭が目に入った。
怖すぎ…!ガラ悪すぎ…!
顔を背けるようにしてできるだけ遠巻きに歩く。
結依
かなり遠巻きに歩いて遠回りしたせいで 駅から少し離れた所に来てしまった。
携帯で地図アプリを開きながら駅までの道を検索する。
結依
電波が悪いせいか中々次の画面に切り替わらない……
不良1
結依
近くに誰もいないし… …最悪…
さっきの坊主頭の集団ほどではないけど、こちらも中々ガラが悪い…
不良1
不良1
不良2
不良1
結依
不良1
結依
手を払い除けたまではよかったが、 持っていたドリンクを その相方の足元にぶちまけてしまった…
不良2
結依
結依
足早に去ろうとするも腕を掴まれ引き戻される。
不良1
結依
不良2
結依
結依
まだ登校して1日目なのに……
怖い…
…助けて、
…誰か…
小田島有剣
不良2
小田島有剣
小田島有剣
不良1
小田島有剣
この人は高校生、なの…?
胸ぐらを掴まれてるのに余裕の笑み。
私をナンパして来た男が拳を振りかざし、次の瞬間聞こえて来る音が怖くて私は一瞬目を瞑った。
不良1
恐る恐る目を開けると、振りかざした拳を片手で受け止められる。 次の瞬間、 ───ドスッ、と鈍い音がした。
殴り飛ばされた男は地面に尻もちを付き切れた口角を手で拭う。
小田島有剣
柔らかい口調と笑み、 しかしその目は冷たく殺気を放っており その場にいた私を含む全員が凍り付いた。
不良2
小田島有剣
不良2
不良2
不良1
しっぽを巻いて逃げる2人組。
結依
失礼しまぁぁぁす!
スタートダッシュを決めるつもりが肩を鷲掴みされ動けず苦笑いで振り向く。
小田島有剣
結依
結依
肩を鷲掴みする手に力が入る。
──ミシィィィィッ…!
ぎゃぁぁぁぁ!と叫びたい気持ちを必死に堪え涙目で痛みを訴える。
小田島有剣
結依
お礼ってスダバかい!!!
…と突っ込みたい気持ちを押さえつつ
結依
小田島有剣
小田島有剣
店員
小田島有剣
あっ、私がお礼に払うやつか…
と思いきや 財布を出そうとすると制止された。
結依
小田島有剣
小田島有剣
結依
小田島有剣
店員
小田島有剣
小田島有剣
結依
美味しかったんだよなぁ… これ!
充分甘いけどシロップ追加って…
小田島有剣
結依
ガムシロップを何杯も 追加する様子を目の当たりにして なんだか口の中が甘ったるくなるような気がした…。