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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

杏蓮

皆さんこんにちは

杏蓮

主の杏蓮です!

杏蓮

今回から予告してた通り

杏蓮

鬼滅の刃の夢小説連載を

杏蓮

投稿しようと思います!

杏蓮

物語の舞台は2つの時代

杏蓮

大正時代と

杏蓮

それより前の遠い時代

杏蓮

早速本編に入りましょう

杏蓮

それでは、どうぞ!

幸せというのはとても儚いものだ

私はとても幸せだった

家族がいて、友達がいて、村の人がいて…

だけどその幸せは

ある日突然消えてしまった

冬の終わりの雪のように…

私は小さな村の女の子だった

クスノキ ユキ 楠 雪

それが私の名前

楠 雪

(タッ タッ タッ

美和 花

雪ちゃん待って〜💦

ミワ ハナ 彼女の名前は美和 花

私と同じ10歳で、私の親友

楠 雪

遅いよ花〜

美和 花

雪ちゃんが早いんだってば〜

楠 雪

今日は村の集まりの日だよ!

楠 雪

早く行かないとご馳走なくなっちゃう!

美和 花

も〜

私の村では1年に1回、村の集まりがある

雪が降る頃に行われる集まり

雪の集い

昔、神様がこの村を鬼から守ってくれたらしい

その時期が雪が降る時期だったから雪の集いらしい

この集まりではご馳走を食べたり、

大人たちが踊ったり、歌ったりする

1年で1番楽しみな日だ

毎年、雪の集いは村の集会場で行われる

今年もみんな楽しそう

村の人

やっぱりこの日の酒は最高だー!

村の人

そうだな〜( ゚∀゚)o彡°プハー

村の人

あんたお酒飲みすぎよ

村の人

いいじゃないか今日くら〜い

楠 雪

わ〜!✨

楠 雪

ご馳走だ〜✨

美和 花

そうだね!

村の人

雪ちゃんと花ちゃんもどんどん食べなさいな

美和 花

ありがとう!

美和 花

雪ちゃんこれおいしいよ!

楠 雪

ほんと!食べる〜

村の人

ほんと2人は仲がいいわね〜

雪 母

そうなんですよ〜

花 母

本当の姉妹みたいだわ

花 父

2人とも可愛いしな〜

雪 父

そうですね〜

トントントン

村の人

あら?

村の人

まだ来ていない白川さんかしら?

村の人

( トコトコトコ

村の人

白川さ…

「 キャーーー」

おばさんの悲鳴が響く

村の人

なんだなんだ!?

村の人

何があった!?

鬼舞辻無惨

おお、人間がたくさんいるな

目の前に知らない男の人が現れた

男の人の手には血まみれの白川のおじちゃんが引きずられていた

村の人

なんだお前は!

鬼舞辻無惨

( グサ ッ

村の人

……(パタン

楠 雪

なにあれ…

あの人……素手で体を貫いた……?

美和 花

( プル プル

雪 父

逃げるぞ!

雪 母

そうね

花 母

早くこっちへ!

花 父

雪ちゃん!花!

美和 花

雪ちゃん…!

楠 雪

( タ ッ

私たちは集会場から逃げた

美和 花

( ズリ ッ

美和 花

いてて…

鬼舞辻無惨

( ト コ ト コ

美和 花

や、やだ…

美和 花

来ないで…

楠 雪

花!

鬼舞辻無惨

( グサ ッ…

男は花に襲いかかった

美和 花

…!?

けど、花は無事だった

花の両親が花を庇ったから

美和 花

お父さん…?お母さん…?

花 母

逃げて花…

花 父

雪ちゃん家族と行くんだ…

美和 花

やだ…やだよ…!( 泣

雪 母

花ちゃん…!

雪 父

行こう…!

美和 花

お父さん!お母さん!( 泣

楠 雪

花!2人とも!早く!

鬼舞辻無惨

逃がすか

鬼舞辻無惨

( グサ ッ

楠 雪

え……

男の手が変形して、父さんと母さん、そして花の体を貫いて……

3人とも血まみれで……

雪 母

雪 父

美和 花

ゆき、ちゃん…

美和 花

に、げて………

楠 雪

父さん…?母さん…?

楠 雪

花…?

楠 雪

え………?

なんで……

なんでこんなことするの……?

こいつ……

人じゃない……

化け物だ

鬼舞辻無惨

安心しろ

鬼舞辻無惨

お前もこいつらと同じように喰ってやる

あ、死ぬ

そう思って目を閉じた

次の瞬間だった

( サ ッ

楠 雪

(……?)

目を開けると私の目の前には誰かが立っていた

名前も知らないその人は、変形した化け物の体の一部を刀で切っていた

鬼舞辻無惨

やはり来たか

「鬼狩り」

楠 雪

(鬼……狩り……?)

もう大丈夫だ

彼女は私に背を向けながらそう言った

もうお前の好きなようにはさせないぞ!

鬼舞辻!

鬼舞辻無惨

やってみろ

そして化け物と彼女の戦いが始まった

どちらも私の目では追いつけない速さで見ることもままならない

けど

私が危ない時に助けに来た彼女は

この村の伝承の神様で、

あの化け物は鬼だとするならば、

私は彼女が勝つだろうという安心感があった

( カ チ ャ ン

( カ チ ャ ン カ チ ャ ン

カチャンカチャンと刀の音が響き渡る

私は隠れながら戦いを見ていた

眠気なんてもうなかった

気づいたらもうすぐ朝になる頃だった

鬼舞辻無惨

(まずい…もう夜明けだ…)

鬼舞辻無惨

(この鬼狩りを早く殺さなくては)

楠 雪

(頑張れ……!)

楠 雪

(負けないで……!)

雪の呼吸…

彼女の構えと同時に、光が差してきた

夜明けだ

鬼舞辻無惨

(まずい日が…)

鬼舞辻無惨

(ここはもう去るしかない)

鬼舞辻無惨

( サ ッ

化け物は戦いをやめてすごいスピードでどこかへ行こうとする

待て!

彼女は追いかけようとしたが化け物を見失ったらしい

…………くそっ

私は恐る恐る、彼女の方に近づく

化け物と戦ったあとの彼女は、近くで見るとボロボロだった

大丈夫か?

怪我はないか?

彼女はさっきとは違う優しい顔で私に問いかける

楠 雪

は、はい……

美和 花

ゆ……き……

楠 雪

…!

楠 雪

花…!

美和 花

ゆ、…ゆきちゃ…ん

美和 花

よか…った…

美和 花

無事…なん、だね…

花は息を切らしながら私に言う

楠 雪

でも花が……!

美和 花

私は、もう…無理みたい

楠 雪

そんな…そんなこと言わないでよ…!

美和 花

ゆき…ちゃん…

美和 花

おね、がいが…あるの…

楠 雪

何……?

美和 花

私の…分、まで…

美和 花

長生き…して…

美和 花

やく…そく…し、て…

美和 花

おね、…が…い…

楠 雪

そんな!

楠 雪

死んじゃダメだよ!

楠 雪

やだ!

楠 雪

もっとたくさん遊ぼうよ…!

楠 雪

もっと笑っててよ…!

美和 花

ご…めん、ね…

美和 花

もう…、無理か…も…

美和 花

やく、そく…してくれる…、?

楠 雪

わかった…

楠 雪

約束する…!

楠 雪

そして生きてる間にあいつを倒す!

楠 雪

花やみんなをこんな目に遭わせたあいつを

地獄に堕とす

美和 花

ゆき、ちゃ…ん、ら、しい…ね…

美和 花

わたし、は…そ、ら…から…

美和 花

見て…る…ね…

美和 花

楠 雪

花?

楠 雪

花…

楠 雪

花ー!

楠 雪

わぁぁぁあん ( 泣

私は泣き続けた

泣いて泣いて泣き続けた

私の涙のように

冷たい初雪が降ってきた

寒かったけど

泣いたせいか私の体温は高かった

気づいた時には

辺り一面雪色の景色だった

私は泣いてる間もずっと

冷たくなった花と指切りをしていた

楠 雪

( グス ン

泣き止んだか?

楠 雪

((・ ・̥ )コク

辛かったな…

私が辿り着くのが遅かったせいで…

楠 雪

((・・。)(。・・))フルフル

楠 雪

お姉さんは悪くないよ…

楠 雪

あの化け物が来なければ良かったんだから…

そうだな…

お前、名前は?

楠 雪

楠雪…

楠 雪

お姉さんは?

私は静谷六花(シズヤリッカ)

静谷 六花

好きに呼べ

楠 雪

じゃあ、六花さん、

楠 雪

あいつは何者?

静谷 六花

あれは人喰い鬼だ

楠 雪

人喰い鬼…?

楠 雪

人じゃなくて?

静谷 六花

一見人のように見えるが

静谷 六花

あれは鬼だ

静谷 六花

そしてあいつは

鬼の王鬼舞辻無惨

楠 雪

鬼の王…

楠 雪

鬼舞辻無惨…

そして私は六花さんからたくさんのことを教えてもらった

鬼舞辻無惨は人を食べるだけでなく人を鬼にすることができること

鬼にされた人は人をたくさん食べること

鬼は日中は出てこないこと

鬼は日光を浴びるのと日輪刀という刀で首を切らないと死なないこと

鬼を狩る鬼殺隊の存在のこと

そして六花さんも私と同じような過去を持ってること

静谷 六花

これで殺された人たちのお墓ができたな

楠 雪

うん…

静谷 六花

これからどうするんだ?

楠 雪

あいつを殺すための力をつける

楠 雪

でも家もお金も食べ物もない…

静谷 六花

じゃあ私の家に住まないか?

楠 雪

いいんですか?

静谷 六花

お前を継子にしてやる

楠 雪

継子…?

静谷 六花

弟子みたいなものだ

静谷 六花

来るか?

楠 雪

はい…!

杏蓮

今回はここまでです!

杏蓮

それでは2人に

杏蓮

自己紹介してもらいましょう!

楠 雪

名前:楠 雪(クスノキ ユキ)
年齢:10歳
好きな○○:花、家族、村の人、六花さん
嫌いな○○:鬼舞辻無惨
その他:六花さんの継子ってやつ…?

静谷 六花

名前:静谷 六花(シズヤ リッカ)
年齢:20歳
好きな○○:人の笑顔
嫌いな○○:鬼
その他:柱

杏蓮

ありがとうございます!

杏蓮

2人のこと応援してるね!

楠 雪

ありがとう( *´꒳`* )

杏蓮

(*º-º*)➳ღ

次回

100♡

雪色の約束〜時を超えて〜

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