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呪術廻戦｢最恐の中学生｣

第36話 - 第27話鏡蛇復活！！

1,025

2025年10月27日

#呪術廻戦

#呪術廻戦夢小説

#二次創作

あめ

如月蒼空

うわ、すげ……。

早乙女桜

えぇー……。

早乙女桜

何この隠し通路みたいな……。

五条悟

隠し通路でしょ。

大蛇

……行くぞ。

大蛇が進み始める。

伏黒恵

ちょっと待て。

伏黒恵

……本当に、大丈夫なのか？

釘崎野薔薇

どういう事よ？

早乙女桜

罠があるんじゃないか、ってこと？

伏黒恵

……そうだ。

大蛇

我は鼻が利く。罠の有無くらい分かるぞ。

早乙女桜

(すご……。)

五条悟

大蛇すご。

伏黒恵

……なら良いんだが……。

伏黒恵

(こいつも、ずっと見つからなかった兄弟が見つかりそうなんだもんな。)

早乙女桜

……じゃ、行こ。

五条悟

おー！！

如月蒼空

(うっさ……。)

伏黒恵

(うるせぇ……。)

進んでいく。

早乙女桜

暗ぁ……。

釘崎野薔薇

暗いわね。

伏黒恵

前が見えないことは無いんだが……。

五条悟

ねーねー、なんか分かれ道あるよー？

五条が指差す先を見ると、二手に分かれている。

早乙女桜

マジじゃん。

早乙女桜

大蛇なんか分かる？

大蛇

………分からぬ……。

釘崎野薔薇

え大蛇でも分からないの？

如月蒼空

……………こっち。

みんな

｢え？｣

五条悟

何で分かるの？

如月蒼空

分かりません。でもこっちです。

大蛇

(共鳴、と呼ぶべきか。)

伏黒恵

……蒼空がそう言うんならそうだろ。

伏黒恵

蒼空の力が必要って感じだし。

釘崎野薔薇

そうね。蒼空の言う事に従う方が信憑性あるわ。

右へと進む。

また目の前に分かれ道が現れる。

早乙女桜

また？

如月蒼空

今度は左。

そんな感じで何度か分かれ道を繰り返し―――

目の前には更に下に続く階段が。

釘崎野薔薇

……これ、下るの……？

五条悟

ここ以外道無いしね。

如月蒼空

下ろう。

大蛇

降りるぞ。

早乙女桜

……足元、見えなさすぎる……。

ﾄｺﾄｺ(((((*´･ω･)

ｺﾞﾝｯ!!

五条悟

い゛った！！

如月蒼空

大丈夫ですか……？

釘崎野薔薇

なんか凄い音したわよ。

五条悟

あたまぶつけた………。

伏黒恵

……何やってるんですか……。

早乙女桜

馬鹿教師。

五条悟

酷！！

伏黒恵

何で無限張ってないんですか。

五条悟

油断して解いてたよ……。

五条悟

ここ天井低いよ……。

大蛇

天井が低いのでは無く、貴殿の背が高いのではないのか？

早乙女桜

そうだよ。

釘崎野薔薇

無駄に身長高いから……。

五条悟

みんなには分からないだろうね、この身長の辛さが。

五条悟

特に桜には。

早乙女桜

……( ´꒳` ꐦ)

早乙女桜

『空間分r―――

如月蒼空

ちょいちょいちょい

釘崎野薔薇

桜ストップ。落ち着きなさい。

伏黒恵

落ち着け。今は駄目だ。

大蛇

殺るならもう少し奥で……。

五条悟

やめてやめてやめて

五条悟

ごめんって。

早乙女桜

許さん。

如月蒼空

終わりましたね、先生。

五条悟

……僕桜に殺されちゃう………。

大蛇

騒いでないで行くぞ。

早乙女桜

(さっき｢もっと奥で殺れ｣って聞こえたのは気のせい……？)

ﾃｸﾃｸ(･ω･o*)-8｡｡｡

早乙女桜

なが〜い。

伏黒恵

長ぇな。

如月蒼空

階段長すぎ……。

大蛇

そうか？

大蛇

釈迦院御坂遊歩道と比べればこのくらい……。

五条悟

日本一の石段じゃん。

早乙女桜

3333段だっけ？

如月蒼空

こことそこを比べないでくれ……。

ﾄﾃﾄﾃ(((っ｡• ω • )っ

大蛇

……着いたな。

如月蒼空

着いたね。

釘崎野薔薇

……何よここ。

五条悟

わー凄い。

伏黒恵

やっと着いたな。

早乙女桜

長かった……。

如月蒼空

……入ろう。

目の前の大きな扉を開く。

ｷﾞｨｰ…ﾊﾟﾀﾝ

大蛇

……あれは……！

目の前には大きな祭壇が、そしてその中心に大きな蛇の石像がある。

伏黒恵

あれが……鏡蛇か……？

大蛇

……懐かしや………。

五条悟

……なんか、変な気配がするね。あの石像。

釘崎野薔薇

……(なんか、見た目が……)

早乙女桜

……龍、みたい……？

如月蒼空

言われてみれば……。

大蛇

兄者と我は双子ではあるものの、姿形は違うのだ。

早乙女桜

なるほど。

桜が歩き出し、祭壇に近づく。すると……

ﾊﾞﾁｯ!!!

早乙女桜

っ！？！？いった！！

五条悟

……結界？

伏黒恵

大丈夫か？火花散ってたぞ……？

釘崎野薔薇

凄い音したわよ……？

早乙女桜

……いや、なんともないんだけど……

早乙女桜

痛い……。

五条悟

それ何ともなくないじゃん。

如月蒼空

……ねぇ、俺何ともないんだけど……。

桜が弾かれた場所より奥に進んでいる。

大蛇

蒼空殿のみが許された結界、か……。

早乙女桜

先進んで、封印解いてあげなよ。

早乙女桜

私らなんにもできないし。

釘崎野薔薇

……桜にも出来ない事、初めて見たかも。

伏黒恵

同感だ。

五条悟

なんか新鮮ー。

蒼空が進み、蛇の像の札に手をかざす。

如月蒼空

(呪力を流せばいいのか……？)

呪力を札に流し込む。

早乙女桜

わぁ………！！

大蛇

……！！

釘崎野薔薇

何、これ……！！

伏黒恵

……！？

五条悟

これ、凄いね……！！

辺りに空のような蒼い光が満ちる。

それと同時に、

伏黒恵

見ろ、あれ……！

釘崎野薔薇

封印が……

早乙女桜

解けてく……！！

石になっていた体が、どんどん白く綺麗になっていく。

大蛇

……兄者………。

如月蒼空

(何だこれ………記憶………？)

鏡蛇

大蛇ー！！かくれんぼしよー！！

大蛇

兄者よ……我はもう疲れたぞ……。

鏡蛇

そんな事言わんといてやぁー！

鏡蛇

な！遊ぼ！

大蛇

……仕方ないな………。

鏡蛇

よっしゃ！！絶対負けへんからな！！

源頼光

……貴殿らは………？

鏡蛇

俺鏡蛇って言うねん！

鏡蛇

こっち大蛇！

大蛇

兄者よ、簡単にヒトに名前を……！！

大蛇

ヒトは我らを喰うのだぞ！！

源頼光

……私は頼光。

源頼光

着いてくるが良い。

源頼光

安心しろ、取って食ったりはせん。

鏡蛇

大蛇！行ってみようや！

大蛇

だが……。

鏡蛇

⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*

大蛇

………はぁ…………。

大蛇

……了承した………。

鏡蛇

やった！！

大蛇

……我は頼光殿に仕える事となった……。

鏡蛇

良かったやん！俺金時殿が主になったで！

大蛇

……良いのか？本当に……。

鏡蛇

何言うてんの！俺があの人が良いって言ったんやで！

大蛇

そうか………。

鏡蛇

じゃ、しばらく会えへんと思うけど、達者でな〜。

大蛇

………達者でな。

坂田金時

鏡蛇よ、今日は相撲をするか？

鏡蛇

そんなん言うても俺手足あらへんで？

坂田金時

体があるだろう。

鏡蛇

……ほんまや！！

鏡蛇

相撲しよ！！

鏡蛇

主ー！

鏡蛇

あーるじっ！！

鏡蛇

主………。

鏡蛇

…………主？

鏡蛇

……主、あるじ……！！

源頼光

……鏡蛇よ。

大蛇

金時殿は……もう………。

鏡蛇

……あ゛ぁぁぁぁ……！！！

大蛇

兄者っ！？

ﾊﾞｧｧｧﾝｯｯｯ!!!!

人々

きゃぁぁぁっ！！！

人々

逃げろーー！！

人々

化け物っ……化け物………！！

大蛇

兄者……！！！

鏡蛇

ﾌｰｯ、ﾌｰｯ………

大蛇

声も……届かぬか……！！

源頼光

……大蛇よ。私は此奴を封じる。

源頼光

……良いな？

大蛇

…………御意………。

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ﾊﾞｼｯ!!!!

鏡蛇

あ゛…………

源頼光

……鏡蛇よ。少し休め………。

ﾋﾟｷﾋﾟｷﾋﾟｷｯ

ﾊﾟﾘﾝｯ

如月蒼空

(鏡蛇の……記憶……？)

鏡蛇

………ん……？

早乙女桜

！！

大蛇

兄者……！！

鏡蛇

……君が、目ぇ覚まさせてくれたんか？

如月蒼空

……そう。

鏡蛇

……ありがとうなぁ。

伏黒恵

あれが……

五条悟

鏡蛇……！

鏡蛇

後ろの人達も来てくれはったんか。

するすると近づいてくる。

鏡蛇

……手間かけさせて堪忍やで。

鏡蛇

……大蛇も。

大蛇

……手間などかかっておらぬ。

大蛇

鏡蛇……起きるのが遅いぞ………。

鏡蛇

いや〜、ほんまに堪忍やで〜。

五条悟

えっと……。

釘崎野薔薇

………京都弁？

鏡蛇

ツっこむとこ、そこかいな。

鏡蛇

大分寝とったみたいやな。

鏡蛇

今何年？

早乙女桜

……2018年。

鏡蛇

そんな経ったんか！

鏡蛇

どーりで頭冷えたわけや……。

伏黒恵

…………(思ってたのと違う……。)

鏡蛇

そーいや皆名前は？

早乙女桜

桜。早乙女桜。

大蛇

我は今この者に仕えておる。

鏡蛇

桜殿か！よろしゅう〜。

早乙女桜

よろしく……？

鏡蛇

そっちのツンツン頭君は？

五条悟

(ツンツン頭……w)

釘崎野薔薇

(言われてやんの……w)

伏黒恵

やめてくれ。

伏黒恵

……伏黒恵だ。

鏡蛇

恵殿か！ええ名前やな〜。よろしゅう〜。

伏黒恵

………よろしく。

鏡蛇

そこの女の子は？

釘崎野薔薇

釘崎野薔薇よ。

鏡蛇

野薔薇ちゃん……？珍しい名前やなぁ。

鏡蛇

ま、よろしゅう〜。

釘崎野薔薇

ふん。よろしくしてあげるわ。

鏡蛇

なんで上から……？

鏡蛇

ま、ええけど。

鏡蛇

そこの白髪君は？

五条悟

ふっ、僕は｢最強｣。それ以外僕に似合う名前なんて―――

伏黒恵

真面目にお願いします。

五条悟

………五条悟。

鏡蛇

……なんや君、不思議な匂いするなぁ。

五条悟

僕菅原道真の子孫だもん。

鏡蛇

ほんまに！？そりゃ凄いわ……。

鏡蛇

まっ、よろしゅう〜。

五条悟

よろでっす！

鏡蛇

……で、最後は……

如月蒼空

如月蒼空。

鏡蛇

……蒼空殿。いや……

鏡蛇

｢主｣と呼ぶべきか。

如月蒼空

(恥ず……。)

鏡蛇

これからよろしゅうな、主。

如月蒼空

……よろしく。

早乙女桜

……ってことが今日あった！

虎杖悠仁

いや、帰ってきて早々情報量多いって。

早乙女桜

で、帰りにまた同じ場所で五条先生が頭ぶつけてた！

早乙女桜

面白かった！！

虎杖悠仁

……可哀想……。

早乙女桜

……なんか今日いつもの元気無いじゃん。

早乙女桜

なんかあった？

虎杖悠仁

……バレた？

早乙女桜

バレるよ。誰だと思ってんの。

虎杖悠仁

……実はさ―――

虎杖悠仁

……って事が……。

早乙女桜

……それは家入先生の言う通りっしょ。

早乙女桜

悠仁は優しいからさ、そういう事考えちゃうかもだけど。

虎杖悠仁

………………。

早乙女桜

…………切り替えろ、なんて言わない。

早乙女桜

でもさ、いつまでもそんなんだと……

早乙女桜

その呪霊にも勝てないよ？

虎杖悠仁

……！！

早乙女桜

……強くなるんでしょ？

早乙女桜

強くなってそいつぶっ殺そうよ！

虎杖悠仁

…………おっす！！

早乙女桜

それで良し！！

虎杖悠仁

……あ、そういえば今日、七海さんのことナナミンって言い続けたら投げ飛ばされた！

早乙女桜

何やってんの……。

あめ(主)

なんか自分で書いてて設定こんがらがってきた……！！

あめ(主)

頑張って書きます……。

あめ(主)

じゃ、ばいばい！

呪術廻戦｢最恐の中学生｣

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蒼空君のイラスト下手だけど描けましたよかったら私のストーリー見てください！

確かにナナミンって脱サラだけど、労働のおかげで筋力すごそうだもんなぁ〜

あめ

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