コメント
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うわぁぁぁ 通知確認してたとき、この作品の通知が入ってたとき嬉しすぎて心の中で悲鳴あげました! 今回も面白かったです!続き待ってます!
続きが気になりすぎるんですよ〜ッ!!いつもアニメみたいに気になるところで終わるのがまた良すぎます〜! 最高すぎて通知くるたびに嬉しくなります!
続きは♡200〜
赤side
サク…
歩くたびに音がなり、汚れていく
少し視線をずらして前を向くとまだ誰にも汚されていない純白
振り向くと自分で汚した足跡
赤
まるで俺みたいだ
クスクス、と笑い声が聞こえた
ピト、と冷たい指が首に絡みつく
背後から聞こえてくる気持ち悪いぐらいに甘く高い声
敵
赤
ぐっと相手を押して1m程離れる
長い髪を後ろにまとめて胸元が強調されたチャイナドレスをまとった厚化粧の女
敵
赤
敵
赤
敵
敵
赤
その言葉に女性は笑うだけだった
2本の鉄芯を取り出して試しに投げてみる
キンっ、と音を立ててそれはヒールで弾き飛ばされた
まぁ、そう簡単にいく訳がないよね
赤
途端、背後から足が伸びてきて俺を横に吹っ飛ばした
木にぶつかり冷たい地面に横たわる
敵2
もう1人、?!
脇腹を抑えながらゆっくりと立ち上がりながらある言葉を思い出した
''双子、でしょうね''
赤
敵
赤
敵
赤
息を整えるとまた動き始める2人
2人いっぺんは面倒臭い
鉄芯をまた2本取り出す
敵2
赤
暫くして、敵2は倒れた
俺の手に鉄芯はない
敵
赤
赤
赤
赤
敵
赤
倒れてる人に指を刺せばこの世の終わりかのような顔をして崩れ落ちた
赤
赤
敵
敵
赤
そして、雪の上に倒れていった
赤side
痛い
サク、と音をたてながら歩く
どう誤魔化そう
そう考えながら辺りを見渡す
降る雪と白い世界しか見えなくて、無性に叫び出したくなった
赤
真っ白な雪の上に寝転がる
灰色の空から休むことなく白くて冷たいものが落ちてきて、頬にあたっては融けていった
白い息が少しだけ存在を主張しては消える
遊び半分で息するのをやめてみた
何分経ったか分からない
苦しくなって、吐き出してしまった
息苦しくてたまらない
何もかもが…
赤
触れた雪をなんとなく転移させてみると自分の顔面に乗っかった
俺は生まれつき耳や尻尾が生えていて、能力が使えていたらしい
能力というのはテレポートで、物を考えた所に転移させるだけで、自分を転移させる事は出来ない
赤
戻らなきゃ行けないのに
体が言うことを聞かなかった
それは雪で感覚が失ったからか、
あるいは__