et
ねぇ
et
yan君
et
唇噛んじゃダメだよ
俺は無意識に唇を噛んでいた
そして微かに血の味がした
yan
あっ…
yan
血見せちゃって
ごめん…
ごめん…
でもetさんは 何一つ嫌な顔をしないで
隠そうとした俺の手より 先に
俺の唇にそっとハンカチを当てた
yan
!?
et
痛いでしょ?
大丈夫?
大丈夫?
俺の唇にetさんのハンカチが…
そう思うとなんとも言えない 気持ちになってしまい
1歩後ずさってしまった
et
!!
et
ご、ごめん…
嫌だったよね…
嫌だったよね…
yan
いや!違う!
そんなつもりじゃ
yan
それだけは
そんなつもりじゃないのに
yan
絶対にない!!
なんて表せばいいんだ?
et
そっか…!
ならよかった
ならよかった
そう言うと彼女は顔を曇らせる
笑顔を見せてよ
そんな気持ちに するつもりはないのに
なんて言えばいいんだ?
yan
その…
言葉がこれしか出てこない
でもこれ言ったら…
et
どうしたの?
yan
えっと…
言っていいのか?
言ってしまえyan!
yan
今ハンカチ当ててくれたでしょ?
yan
その…他の男には…
yan
やらないで…
欲しい…です
欲しい…です
yan
etさんかわいい…から
yan
やるなら俺だけで
あぁぁぁぁ!!言ってしまった
発言キモすぎないか?
et
…
ど、どういうこと!?
これはどう受け取ればいいの?
私にとって都合のいいように 受け取っちゃっていいの?
流石におこがましすぎるでしょ!!
でも濁してるんだよ?
言ってみる価値はある
言ってしまえet!!
et
これって…
私にとって都合のいい 受け取り方していいってこと?
皆さん!!お久しぶりです(*.ˬ.)"
時雨です
今日からまた 投稿していこうと思います!!
お勉強頑張ってきました!! (自分の中では!!)
この物語もラストスパートなので
是非 楽しんで頂けると嬉しいです( *˙˙*)