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月葉

...

鬱先生

ねぇ、昨日何かあいつらにされたんだろ?話してみろよ

月葉

...

言えないよ、言ったら広まるでしょ? それだけはさけたいから...

鬱先生

分かったよ、月葉ちゃんがそこまで言うなら...

月葉

ニコ

ありがとう、鬱君

鬱先生

ドキ...

シャオロン

...イラァ

シャオロン

な、なぁ青葉!そろそろ教室戻ろうぜ?!授業始まるし

月葉

コク

鬱先生

...ニヤァ...

鬱先生

せやな〜シャオちゃん、嫉妬は見苦しいぜ?ボソッ

シャオロン

!!

シャオロン

お前ちね

鬱先生

ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン

月葉

シャオロン

はぁ〜疲れた〜

鬱先生

保体の先生怖すぎかよ〜

月葉

...ニコニコ

???

月葉ちゃ〜ん

え...

月葉

シャオロン

誰だ?あの姉さん

鬱先生

知らね

???

月葉ちゃんの通ってる学校ってここだったんだねぇ

この人... この人は...っ

月葉

...

シャオロン

青葉...?

あ...やだ...こっち来ないで...

???

さぁさ、帰りましょ

月葉

((`ω´。)(。`ω´))

???

チッ...ほら、行きましょう?

嫌だ...だってこの人は...

月葉

...っ!

グイィ...ッ

鬱先生

おい、おばさん!無理やり連れていくなよ!

???

部外者は黙ってくださる?

鬱先生

......あ''?

鬱先生

おい表でろやばばぁ...

シャオロン

しーっ!!バカ!お前っ!

鬱先生

あ、やべ

腕を強く引っ張られる... やだ...怖い...

助けて...私、この人といたくないっ

シャオロン君、鬱君、気づいて!

???

シャキッと歩きなさいっ

グィイイ...

助けて...

助けてぇ...

助け...てっ...

月葉

や...だ...

???

は?

月葉

やだ...ぁ

月葉

い、行きた...くな、い...

シャオロン

......青葉...?お前...っ

鬱先生

月葉ちゃん...

月葉

助け...っ

???

クソガキっーーー

???

黙れよ!

月葉

...っー!!っ...!っー!!

シャオロン

青葉...今絶対に喋ってた...よな

鬱先生

うん俺も聞いた...

トントン

月葉ーーーっ!

シャオロン

シャオロン

トントン...

シャオロン

どうした?

シャオロン

青葉ならさっき知らねーおばさんと帰ってったぜ

トントン

な、なんやて?!

鬱先生

鬱先生

どったのトン氏

トントン

実は学校に退学届が届いたんだ

シャオロン

え...っ?

退学届 この度、青葉月葉はこの〇〇高等学園を退学いたします。 ご迷惑をおかけします。 理由は月葉を引取りに来ました。 それだけです 今までありがとうございました。 青葉月葉の母より

トントン

これが届いたんや

トントン

何か知ってるか?

シャオロン

なぁ鬱

鬱先生

ん?

シャオロン

青葉って両親いなかったよな...?

鬱先生

あぁ、確か...月葉ちゃんのお母さんは月葉ちゃんを産んでから亡くなったって聞いたで

鬱先生

......え?じゃあ、ここに書いてある、「青葉月葉の母より」って...

トントン

別の人か...!

トントン

早く月葉を追おう!

シャオロン

あぁ!

私が物心ついたときからお母さんはいなかった

だけど、代わりにお母さんの妹さんが私を一時期養ってくれたんだ

だけど...お母さんの妹さん...つまりおばさんは当たりが強かった

???

ちょっと!私が帰ってくるまでに掃除しててよ

月葉

え...

???

返事は?!

月葉

はっ...はい...

その時、お父さんも一緒に住んでたけど

お父さんは...なかなか帰ってこなかったし、家に知らない女の人を連れ込んだりしてた

私のことは...見てくれなかったと思う

いつの間にか帰ってこなくなった

月葉

ふぇ...おかあっ...さん

月葉

会いたいよぉ...

ずっと泣いていたら

次の日...

月葉

...っ

月葉

っ...!!

月葉

ーー!!

声が出なくなっていたんだ

???

ねぇ、ご飯は?

月葉

...

???

なんか喋れよ!!

月葉

ビクッ

怖かった...

???

何こいつ...はなせないの?w

???

あーーはっはっはっはっ!!

???

さすが姉さんの子供!ほんっと出来損ないだわww

月葉

...っ

おばさんにたくさん罵られ、1人泣いていた私を...おばあちゃんは助けてくれた

ピンポーン

おばあちゃん

月葉ちゃん...?

月葉

!!

ぎゅうっ

大好きだったおばあちゃんに会えたのだ

おばあちゃん

あら、マナミは?

月葉

((・・。)(。・・))

おばあちゃん

えっ...いないのかい?

月葉

こく

おばあちゃん

なんて子...!!

???

はぁ〜疲れたぁーー!!おい月葉ーー!!飯作った?!

おばあちゃん

マナミ

???

...!おかーさん!

そこから何も覚えてない

だけど、ここからおばあちゃんの家で住むことになったんだ

そして今いるのが...

そのおばさんだ

月葉

は、離して...くださ...い

いつの間にか私の声も戻っていた

???

ふんっ

???

何年ぶりかしら

月葉

そ、そんなの...し、りません...

???

へぇ...喋れるようになったんだ〜w

おばあちゃん

マナミ!!

マナミ

あっお母さーん

おばあちゃん

月葉ちゃんは渡さないよっ!!

月葉

おばぁちゃ...ん

〘我々だ〙声が届くまで「完結済み」

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