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ガシッ───

腕を掴まれ振り返るとそこには澪旺の姿があった───

山川 澪旺

なんで帰ろうとすんだよ

片瀬 萌愛

邪魔かなって思って…

横野 晴美

そう!邪魔よ

山川 澪旺

うるせぇ!お前は帰れ

横野 晴美

あなたさっきの会話聞いてたのよね

片瀬 萌愛

聞こえてました…

横野 晴美

ならどっちが帰るべきかしら

片瀬 萌愛

私です…

山川 澪旺

晴美いい加減にしろよ

横野 晴美

私は許嫁よ?

山川 澪旺

俺はそんなの認めてねぇんだよ

横野 晴美

まぁ私と澪旺の結婚は決まってるからいいわ!話したいならどうぞ
今日のところはおいとまするわ

澪旺と私から離れ帰っていく

なんなの…?

山川 澪旺

萌愛…なんでここに?

片瀬 萌愛

病院行ったら退院した後だったから

山川 澪旺

すまん…あいつが来て…

片瀬 萌愛

うん…

フワッ───

え?///…

私抱きしめられてる?///

山川 澪旺

待ってて…

澪旺がずっと言ってた『待ってて』の意味がこの時やっとわかった気がした

晴美さんとのことを待っててと言っているのだと勝手ながら解釈した───

その後少しだけと澪旺の部屋に誘われ 拒む理由もなく部屋へ入った───

そしてソファに押し倒される

えっ///?

澪旺が私に覆いかぶさった?

山川 澪旺

俺あいつとは一緒になるつもりないから

片瀬 萌愛

うん…?

なんでそれを私に…?

澪旺の手が私の頬を撫でる

ビクッ──

山川 澪旺

嫌なら全力で避けろ

片瀬 萌愛

えっ…?んっ ...///

優しく激しく澪旺の唇が私の唇に触れ 強引に舌が入って来た───

片瀬 萌愛

ふっあっ…

山川 澪旺

可愛い///

片瀬 萌愛

…///

片瀬 萌愛

( 澪旺に可愛いって言われた///

山川 澪旺

( このまま抱きたい…

澪旺にキスされる度に溶けそうになる

このまま溶けてしまってもいい

ビクッ───

片瀬 萌愛

あっ…!!

澪旺の吐息が首筋に掛かり身体が熱くなる───

山川 澪旺

感じてんの?(ニヤ

片瀬 萌愛

んう…///

山川 澪旺

ふっ…

私の反応を見て楽しむように首筋に唇を当て吸い付く───

ビクッと私の腰が跳ね上がる───

この感覚は何…?

私の体どうなってるの?

山川 澪旺

出来た

片瀬 萌愛

っ?///

山川 澪旺

キスマ///

えっ///キスマ?

しかも澪旺が付けた場所って結構目立つ場所じゃ…?

澪旺…照れてる?

顔が少しだけ赤い感じがした

片瀬 萌愛

待ってるね…

山川 澪旺

おう

………………

澪旺に送ってもらい家に帰り 自分の部屋の全身鏡の前に立つ

澪旺に付けられたキスマを眺める

こんなハッキリと…///

指でなぞると付けられた時のことを思い出した───

澪旺の吐息…

澪旺のぬくもり…

澪旺の触った感覚…

1つずつが愛おしく蘇る───

鏡の前で目を閉じて思い出していた

その時───

ギュッ…

えっ…!?

澪旺じゃない…

今思い出していたぬくもりを間違うはずがない──

誰…!?

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