黄赤 2
兄弟パロ(続き) 前回短かったけど多分今回長い方
*ご本人様とは関係ありません
黄赤 2
あれから黄にぃとは仲良くなった
一人で食べていたご飯も、 黄にぃと一緒に食べるようになって
時々部屋で一緒に遊んだりする
思ってたより黄にぃは怖くなくて優しい
それにしっかりと俺を見てくれる
他のにぃに達は俺のことほったらかし にしていた
初めての感覚で俺は黄にぃの前で泣いた
黄にぃが俺のにぃちゃんで良かったことと
何か心の奥底で閉まっていたものが 開いたような感じがして
いろんな感情が出てきて泣いてしまった
泣いたら迷惑をかけてしまう
そんなこと分かっているはずなのにッ...
涙が止まらないのはどうして?、
急に赤が泣き出してしまった
慌ててしまったけど、僕はとりあえず
赤を撫でていた
少し時間が経つとさっきまで泣いていた赤はすやすやと眠っていた
黄
僕はそっと赤の額にキスをして
静かに部屋で一緒に眠った
朝、目が覚めると隣に赤はいなかった
僕は起き上がって赤を探すと
いきなり目の前が真っ暗になった
黄
困惑していると後ろの方から
「だぁ〜れだ?w」
なんて可愛らしい声で言ってくるから 僕は意地悪したくなった
黄
赤
黄
黄
赤
黄
赤
黄
赤
少しちょろい赤も可愛...((
朝がこんなに楽しいのは初めてで
赤のおかげなんだなぁ、と思う
紫
桃
一階からは上の兄達の声
きっと青ちゃんだろう、
赤
黄
黄
赤
黄
赤
黄
赤
小さな手を掴んで学校に行く
赤と話していたらもう小学校についた
内心少し寂しいなと思っていたら
赤が手招きをしてきたので近づくと
赤
と耳元で言い、ランドセルを背負いながら走って小学校へ行った
やばい、赤を見てるだけで元気が...
黄
もぶ
黄
もぶ
もぶ
黄
黄
もぶ
もぶ
もぶ
黄
「学校頑張ってね(ぼそっ」
黄
日直:起立!礼!
クラス一同:さようなら!
帰りの会が終わった頃
男子軍に近くの教室に連れ込まれ
いきなり叩かれた
赤
もぶ
赤
突然何を言うかと思えばウザい、とか
俺は早く帰りたいのにここに連れてくる お前らの方がウザいんだけど、
と、言いたいがやめておこう...
もぶ
もぶ
赤
痛い、痛い、痛いッ"!!
赤
もぶ
赤
やっとあいつら諦めてくれた、
早く家に帰ろっと、
ぴーんぽーん!...あれ?
何回鳴らしても誰も開けてくれない
いつもなら誰かしら開けてくれるのに、
黄にぃはまだ帰ってきてないのかな?
他のにぃに達はいないのかな?...
赤
いきなり降ってきた雨
通り雨かなと思っていると鳴り出した雷
これは当分やまない系だ、と思いつつ
黄にぃが早く帰ってくることを願った
赤
今の時期は真夏なわけで半袖短パン
当然傘なんて持っていない
薄着だった為どんどん体が冷えていく
頭痛いし、寒いし、
にぃに達も全然帰って来なくて、
もしかして、俺のこと忘れられてちゃって
今日はみんな帰って来ないのかも、
と、怖い想像もしつつ
よく分からない気持ちのまま涙を流した
雨の中ひとりぼっちで玄関に座っている俺
怖くて怖くて堪らない
雷の音もどんどん強くなっていくし...
赤
家の玄関には屋根も付いてない為 今俺はびしょ濡れ状態
だんだん体も重くなっていき
眠ってはいけないと分かってはいるのに 眠気が襲ってくる
次第に息を吸うのも苦しくなってくる
赤
重くなった体をランドセルにもたれ掛け 俺は目を瞑った
あぁ...眠っちゃいけないのに..なッ、__。
黄
今日は久しぶりに部活をしたので
帰りが遅くなりました、
早く支度して家に帰らないと
家では赤が僕のこと待っててくれてるん だからッ!
黄
LINE『今日青ちゃん体調崩して病院』
『帰るの厳しいかも』
僕は了解、とだけ打ちスマホをポッケに しまった
ザーッ...ゴロゴロゴロ"
黄
黄
黄
...あれ?、
朝、赤って傘持ってたっけ?
紫ーくんから家の鍵貰ってたっけ?
嫌な感じがし、僕はすぐに家に帰らないとと思い、走って家を目指す
今の時間は8時前後
息を切らしながら走り続ける
黄
黄
家に着くとランドセルに横たわって 眠っている赤
黄
そっと赤の頬を触ると氷のように冷たい
息も吸えてるのか分からないくらい小さい
急いで家の鍵を開け、赤を温める
家の中はあったかいのに、赤は冷たい
少しかたかた震えている赤の体を 包み込むように抱きしめる
今の時間は8時30分
小学生だから下校は3時くらいだろう
約、5時間もあの場所で雨の中いたと 考えると、ぞっとする
僕が部活を休んで家に帰ってれば
朝の天気予報をしっかり確認しとけば
そう、考えても意味のないことを 思うばかり、
赤
黄
赤
目が覚めて間もないからか
こてっと頭を横にしてまだ眠そうな赤に 僕は思いっきり抱きつく
黄
まだ少し震えている赤の体
ごめんね、ごめんなさいッ"...
一人にしてごめんね、
目が覚めると寒かった外ではなく
とっても暖かいお家の中
黄にぃが泣きながら抱きついてきた
怖かったね、寂しかったね...と、
俺の頭を撫でながら言ってくる
その言葉に思わず泣いてしまう
赤
泣いちゃ...いけないのに、
赤
赤
赤
赤
赤
赤
一言言ってしまえばもう歯止めは効かなくなり、思っていること全てを言う
こんなこと言ってもただ黄にぃを困らせるだけってことは分かってるのに
黄にぃの優しさに甘えてしまい
また涙が溢れ出てくる
困らせてごめんなさいっ、黄にぃ
でも、泣いちゃうのッ"...
困らせるつもりはないのにッ、
涙が出てきちゃうのッ"!(泣
赤
黄
黄
赤
この日はずっと泣いていた
気づけばもう次の日になっていた
赤
黄
俺はゆっくり頷き黄にぃに抱きついた
黄
赤
赤
黄
赤
黄
黄
赤
殴られたこと忘れてた
赤
黄
赤
黄
赤
黄
黄
赤
黄にぃに褒められた
嬉しい、とっても...とっても
黄
赤
end ⇧終わり方雑です...
最近天気が雨多いから書いてみた
最近桃赤と黄青にハマりすぎてて
どっちかメインの作品書こうかと思ってるんだけど、みんなどっち見たい?
できれば桃赤か黄青どっちが見たいか教えて欲しいなー、🫠
→♡1000コメ2
コメント
2件
桃赤が見たいです!