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『~~~~~~~、~~~~~~~~~。』
先生の話なんかそっちのけで、窓からグラウンドを眺める。
ふと、里犬と流羽斗のクラスが目に入る。
この時間は体育らしい。
影に座って見学する里犬と、先生に何か言われている流羽斗を見つけた。
里犬は、色々あって体育はできないらしい。
流羽斗は色々作業をやらされて、どの教科もしっかり受けていないらしい。
2人とも大丈夫かな、なんて思いながら外を見ていると、声をかけられる。
蒼樹 湖論
桃川 理美
彼は、俺の友達の蒼樹湖論。
同級生で、俺と同じクラス。
一年の時に仲良くなった。
蒼樹 湖論
桃川 理美
蒼樹 湖論
蒼樹 湖論
桃川 理美
授業中に、そんなたわいのない会話をする。
湖論にも湖論で色々あって、毎日大変らしい。
「理美くんが支えになってる!」
よく聞くけれど、本当なのか。
いつも思う。
蒼樹 湖論
桃川 理美
『蒼樹さん、桃川さん、喋らないでください!』
先生に注意されて、湖論は体を前に向ける。
俺も、窓から目を離した。
あんなことになっているとも知らずに。