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『~~~~~~~、~~~~~~~~~。』

先生の話なんかそっちのけで、窓からグラウンドを眺める。

ふと、里犬と流羽斗のクラスが目に入る。

この時間は体育らしい。

影に座って見学する里犬と、先生に何か言われている流羽斗を見つけた。

里犬は、色々あって体育はできないらしい。

流羽斗は色々作業をやらされて、どの教科もしっかり受けていないらしい。

2人とも大丈夫かな、なんて思いながら外を見ていると、声をかけられる。

蒼樹 湖論

おーい、理美くん?

桃川 理美

ん?なに?

彼は、俺の友達の蒼樹湖論。

同級生で、俺と同じクラス。

一年の時に仲良くなった。

蒼樹 湖論

元気なさそうだけど、大丈夫?

桃川 理美

別に?流羽斗がまた先生に言われてるな〜って。

蒼樹 湖論

またぁ?

蒼樹 湖論

体育の先生怖いよね、

桃川 理美

確かにな、

授業中に、そんなたわいのない会話をする。

湖論にも湖論で色々あって、毎日大変らしい。

「理美くんが支えになってる!」

よく聞くけれど、本当なのか。

いつも思う。

蒼樹 湖論

流羽斗も大変だな…

桃川 理美

そうだな、、

『蒼樹さん、桃川さん、喋らないでください!』

先生に注意されて、湖論は体を前に向ける。

俺も、窓から目を離した。

あんなことになっているとも知らずに。

キミのいちばんに。

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