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被検体の主様

第4話 - 第3話ベリアンの心

2024年08月13日

#あくねこ

#あくねこ夢

#あくねこ夢小説

にょにょにょ

幽蓮

前置き会話って面倒くさいと思うので説明だけさっさと済ませて本編はじめますね

覚

どうぞ

幽蓮

はい。
前回のお話は覚さんが主の役割を引き受ける所で終わりましたよね

覚

そうですね

幽蓮

しかし申し訳ない事に、ストーリーを書く時間があまり確保出来ない為、別邸組がパレスに来て、かなり馴染みはじめている所までストーリーをスキップさせて頂きます。

覚

かなり飛ばしますね

幽蓮

本当に申し訳ないです...

覚

でも楽しんでもらえばいい訳ですよね。
なら貴方が内容を濃く面白くすれば良いだけの話です

幽蓮

そ、そうですね...(苦笑)

覚

今本作を開いて読んで下さってる方がいるわけですよ。
なら、期待に応えなければいけないというのは当然です

幽蓮

が、頑張ります...

覚

長くなってしまって申し訳ありません。
では本編へどうぞ

幽蓮

行ってらっしゃいませ✨

デビルズ・パレス

ベリアン

おや、おかえりなさいませ、主様。

覚

ただいま。

ベリアン

本日もお疲れ様でした。
主様、自室でお休みになられるようでしたらお紅茶をお持ち致します。

覚

ありがとう。じゃあ私は先に戻ってるから。
それじゃ。

ベリアン

はい。

素っ気ない態度の主の背中が遠ざかっていくのを見つめながら、ベリアンは少し寂しそうな顔をした。

ベリアン

(まだまだ主様には信頼されていないようですね....私がしっかりしなければ)

自室

覚

はぁ....暑っつい...

覚は目隠しが暑くてたまらない様子だった

覚

ふぅ...

覚

(はぁ...今日の薬もかなり強かったなぁ)

ｺﾝｺﾝ

覚

(ん？)

ベリアン

主様、入っても宜しいでしょうか

覚

あ、ちょっと待って

覚は自分が目隠しを付けていない事に気づき慌てて着用した

覚

どうぞ。

ｶﾞﾁｬ

ベリアン

失礼します。主様

ベリアン

こちら、アールグレイのお紅茶でございます。

覚

ありがとう。

ベリアンが淹れてくれた紅茶は、とても優しい香りがした。

覚

美味しい。

ベリアン

そうですか。それは良かったです。

覚

(そういえば....ベリアンって他の執事達と違って人の事ばかり優先するけど...)

覚

(実際どんな事考えてるんだろう)

ベリアン

？

覚

ねぇベリアン

ベリアン

は、はい。どういたしましたか？

ｼｭﾙ

覚

ちょっと私の目、見て。

ベリアン

へ？は、はい。分かりました。

覚

.....。

ベリアン

(な、何でしょう....。それにしても...主様の瞳は本当に宝石の様にお綺麗で....。吸い込まれそうで思わず見とれてしまいますね)

ベリアン

(主様はいつも...素敵な瞳を隠していらっしゃいますが...その意味さえ分かればサポートしやすくなるのですけどね....。)

ベリアン

(時々色が変わる理由もいつか知れたらいいですね)

覚

......。ふぅん

ベリアン

あ、主様....?その....もしかして、私の顔に何か着いてます..?

覚はそんなベリアンの問いかけは無視して、そそくさと目隠しをつけ直した。

覚

何でもない。
でも、ベリアンなら多少は頼ってもいいかなって思った。
それだけ。

ベリアン

.....!ありがとうございます！

覚

別に私感謝されるような事して無いけど....。

ベリアン

嬉しいです。主様に頼ってもらえることは、執事として何より幸せな事ですから。

覚

それはどうも。
紅茶、美味しかった。
......また淹れてね。

ベリアン

はい、もちろんでございます。

覚

(.....とりあえず、心の底から人の事を想える人である事は分かったし。)

ベリアン

ふふっ....

覚

(......それに何かやたら喜んでるし..。まぁいいや。)

覚

(ベリアンとはもう少し信頼関係を築きたい所では有るけれど。私からそんな積極的になる理由はないか。)

パレスと牢獄での温度差で風邪をひきそうだな、などと思いつつ、覚はいつもより穏やかな表情でベリアンの微笑みを見つめていた

幽蓮

はい、今回はここまでです。

覚

タップ又はスクロールお疲れ様でした

幽蓮

今回はベリアンと覚さんが少し仲良くなりましたね✨

覚

仲良くしてるつもりはないけど。
まぁ全面否定はしない。

幽蓮

次回はもうちょっと仲良くなってみましょうか？

覚

あまり作者だからって調子に乗らないで貰えます？

幽蓮

あらあら、それはすいません。
じゃあ覚さん、次回もよろしくお願いしますね。

覚

それは私ではなく読者の皆様に言うべきですよ...。

幽蓮

冷たいですねぇ...。
では皆様、次回もお楽しみに✨

覚

ではまた。

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