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呼ばれた学校の屋上。 フェンスを超えたその先にアイツは 笑って待っていた。
コウ
カラカラ笑うアイツの背景は 嫌味なくらい晴れていた。
理解出来ない、したくない なんと言ったかは覚えてない
佐野万次郎/マイキー
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
目の前で支離滅裂な事を言って 幼馴染は落ちてった。
追い付かない速さで落ちてった。
下から女子の劈く声。
佐野万次郎/マイキー
誰も疑問に答えちゃくれない
目の前の少年はソワソワと落ち着きがないが お茶を進めれば素直に飲んだ。
コウ
コウ
コウ
コウ
頷いた少年、すかさず話せば 最後の言葉に汚い飛沫を飛ばした。
コウ
コウ
遠くから聞こえる。アイツのバブの音。
コウ
コウ
コウ
ベランダに駆け出して鍵のされていない 戸をスライドさせた。
コウ
勢いよく乗り上げた俺は五階から 落ちることになった。
そして、確実に死ぬ。
サイレンは鳴り続ける。 俺の耳に響き渡る。
ふわふわとした感覚… これは、ついに…
コウ
コウ
思わぬ刺客に驚いてしまった。
コウ
騒がしい喧騒の中、 掻き分けて現れたのは金髪のアイツ。
目と目が合った。 運命じゃないが何か伝えよう…
コウ
佐野万次郎/マイキー
コウ
俺は、親指を上げた。
大丈夫、今度こそ上手くいった…て
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
コウ
ピッ ピッ ピッ ピッ
電子音が心地よく俺が生きている事を 教えてくれる。
視線を回せばアイツがベッドサイドの 椅子に腰掛けている。
コウ
コウ
佐野万次郎/マイキー
佐野万次郎/マイキー
手を強く握られた。
首を縦に振り、分かりました と言うまで離さない意思が見える。
コウ
勘弁してくれ