さくしゃ
さくしゃ
さくしゃ
さくしゃ
ドラケン
武道
ドラケンくんの単車、久しぶりだな
中学時代の頃を思い出す
エンジンが掛かり、ガソリンの匂いが蔓延する
千冬の家を背にバイクは走り出した
ドラケンくんの大きな背中に体を預け、風を切る
ネオン色に光った街が目の端を通り過ぎて行く
ドラケン
武道
ドラケン
武道
ドラケン
ドラケン
武道
空港の駐車場に止まる
バイクを降り、ベンチに腰掛けると自動販売機で買った炭酸飲料を渡される
ドラケン
武道
プシュッと乾いた音が虫の音とともに響いた
風が汗が伝う額の髪を揺らす
ドラケン
ドラケン
武道
ドラケン
武道
もしかしたらこれがタイムリープの手掛かりになるかもしれない
覚悟を決めた目で彼の瞳を見つめる
ドラケン
ドラケンくんはゆっくりと頷くと、またタバコに火をつけた
ドラケン
武道
俺が捕まったところだ…
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ナオトに聞いたまんま…
そっか、まだ梵天に関しての未来は変わってないんだ…
ドラケン
ドラケン
ドラケン
武道
ドラケン
ドラケン
タバコの吸殻を缶コーヒーの中に放り込む
ドラケン
ドラケン
ドラケン
"黒川イザナ"…!?
武道
武道
ドラケン
ドラケン
武道
確かに、梵天のメンバーのほどんどが"元天竺"だ…!
ドラケン
ドラケン
ドラケン
空港のアナウンスが鳴る
「間も無く、次のフライトの受付を終了致します まだ受付を完了していない方は、お急ぎ下さい」
武道
時間が無い
焦る気持ちの最中、ドラケンに腕を引かれる
武道
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
強く背中を押される
武道
涙が溢れる
気づけば、その勢いのまま走り出していた
武道
受付を済ませ、キャリーケースを引きずりながら機内へと向かう
外を見ると、もう日が登ってきていた
武道
ギリギリの所で乗り込む
スタッフ
スタッフ
と言われ、奥に通される
あー、そういえば俺、VIP席なんだった…
スタッフ
これがVIP席…
なんと1席ずつ個室が設けてあった
しかもベッドと家電製品のおまけ付き
武道
やっぱ八戒くんってスーパーモデルなんだなぁ…
しみじみしながらバックとキャリーケースを放り投げる
武道
ベッドから立ち上がり、ドアの方へと向かう
鍵に手を伸ばした瞬間、ドアが勢い良く開け放たれた
武道
危うく挟まれそうだった手を引っ込める
ドアの先を見つめると、
そこにはなんと"梵天"が勢ぞろいしていた
蘭
竜胆
春千夜
武道
嘘だろ!?なんでここにいるんだ!?
コメント
13件
(✌・∀・✌)ヨッシャァァァァ!
続き楽しみに待ってます♡
フキャャャャャャャャャ!?!?もうヤダ好き、(キモイぞ!?)