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さらに3日後、 12月に突入した月曜日。
木村くんに会うまで 残り6日に迫っていた。
イノシシ似の彼からは あれ以来連絡が来なくなった。
紗良
紗良
風花
紗良
放課後、部活に向かう途中で 風花に遭遇した。
風花
紗良
風花
風花
紗良
紗良
風花
紗良
紗良
風花
紗良
ただでさえ私は隙だらけだ。
いくら好印象でも、 本性は分からないんだから。
風花
紗良
*
*
部活が終わって家に帰ってきた。
木村くんとは変わらず 他愛のないLINEが続いている。
私は意識していることを 悟られたくないので、 ちょっと時間を空けて返信。
向こうは返事が早かったり遅かったり 気まぐれだった。
紗良
紗良
毎日のようにFacebookで 木村くんの写真を見ていた。
画面越しに彼の顔を見るだけで ドキドキする。
紗良
……まだ好きじゃないけど。
気になってるだけだけど。
紗良は、久々の感覚に浮かれていた。
紗良
紗良
その時、 突然イノシシ似の彼から LINEが来た。
お母さん
お母さん
紗良
通知画面に動揺が止まらなかった。
え、何で。
あんな切り方したのに。
水元
普通に連絡来た……。
お母さん
紗良
とりあえずご飯を食べて落ち着こう。
後で返信することにした。