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ねい
ねい
ねい
桃さん
ねい
白さん
ねい
ねい
一人で家への帰路を辿る。
白さん
ゆっくりと空を見上げる。
白さん
空には蒼い星が瞬くように煌めいていた。
白さん
そんなことを思いながら、今日一日の出来事を思い出す。
白さん
白さん
白さん
思い出して少し腹が立った。
白さん
…くそが、リア充ぶっとべや!
白さん
自分の独り言が大きいということは理解している。
でも、この道には僕以外には何もいない
白さん
白さん
はずだ。
そう思い、少し早く歩き始めた時_、
桃さん
白さん
誰かに肩をたたかれた。
喉の奥から小さな悲鳴が零れ落ちる。
恐る恐るゆっくりと振り向くと、そこには桃色の髪をした男の人が立っていた。
白さん
桃さん
桃さん
白さん
え、恐いんだけど、全然気づかんかった。
てか、いつから聞いてたん?
結構悪口とか言ってるし、ちょっとまずいかもしれない…。
桃さん
僕の考えていることが伝わったのか、笑いながら桃色の髪の彼は言った。
桃さん
白さん
どうした…!
急に話、飛んだぞ…!?
白さん
桃さん
桃さん
こわいわ。
桃さん
白さん
桃さん
そう笑う彼の顔には何か焦りというか、何というか、
哀しさなどなさそうな、貼り付けたかのような笑みがはがれて取れなかった。
白さん
桃さん
慌てて顔を上げると、目の前に彼の顔があった。
心配そうな、焦ったような、
そんな顔をして僕のことを見つめてくる。
白さん
桃さん
少し悲しそうな顔が垣間見えた気がした。
桃さん
白さん
桃さん
僕、別に暇なわけじゃないんだけどなぁ。
白さん
白さん
桃さん
白さん
桃さん
彼は、少し考えるようなしぐさを見せる。
桃さん
その能天気なような、底抜けの明るさが少し心配だった。
桃さん
白さん
桃さん
桃さん
白さん
さすがにいきなりすぎやしないか?
まぁ、別にいいけどさぁ、
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
桃さん
彼は美しく微笑んだ。
桃さん
今思うと、惚れたのはそこからかもしれないと思う。
白さん
桃さん
今度は二人で、また家への帰路を辿り始めた。
ねい
白さん
白さん
桃さん
いつもの癖で大きな声で帰りを告げてしまったことに、思わず赤面する。
しかも笑われたし。
白さん
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
正直言うと、全く思いつかない。
白さん
とりあえず、ね…?
桃さん
白さん
桃さん
桃さん
なんや。
ずけずけと人んちに入り込んどいて、今更。
白さん
口悪い人になりたくないから、無言で分からせる。
白さん
そう、竹の子を煮たやつを差し出す。
桃さん
白さん
桃さん
おなかがすいていたのか、本当に遠慮をせずに食べている。
桃さん
白さん
僕もゆっくりとお椀に手を付けた。
…今思うとこれが恋の始まりだったのかもしれない。
初日はまったく恋を感じていなかったが、気は合うやつだとは思っていた。
それからまた、何度か会い、遊ぶうちに、自分の恋を自覚していった。
些細なことでも胸はときめき、代わりに嫌悪感は増す。
告白されたのはそんな時だっけ。
向こうから言われたことにうれしくて。
思わず泣きながらOKしたことを覚えている。
桃さん
白さん
桃さん
白さん
白さん
白さん
桃さん
桃さん
白さん
白さん
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
白さん
桃さん
白さん
桃さん
白さん
桃さん
白さん
白さん
ねい
ねい
桃さん
桃さん
白さん
白さん
桃さん
白さん
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
それから瞬く間に一年の月日がたった。
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
桃さん
桃さん
白さん
白さん
桃さん
桃さん
白さん
…今一瞬鳥肌が立ったことを気のせいだと思いたい。
桃さん
そういい、クローゼットの中から取り出したものはセーラー服だった。
白さん
…え?
白さん
桃さん
子犬のように目をキラキラさせる姿はとても愛おしい。
が、
白さん
白さん
白さん
桃さん
白さん
そう言い、着慣れた服を脱ぎ、それを着た。
白さん
桃さん
ないちゃんが僕の姿をずっと見ている。
ねぇ、泣くよ!?
そんなに変!?マジ泣くよ!?
白さん
桃さん
白さん
桃さん
桃さん
お前は何を言っているんだ、
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
桃さん
いや、気にするわ。
そう思いながらも、次の衣装を着てみるために服を脱いだ。
桃さん
次に出してきたのは…、
白さん
なんとメイド服だった。
しかもなんかエロいやつ。
白さん
桃さん
桃さん
そういう問題じゃない気がするけど…?
桃さん
そんなに満面の笑みで渡されたら、断れないじゃないか。
白さん
着てみた。うん、
着てみましたが!
白さん
桃さん
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
桃さん
そんなこんなで、たくさんのものを着せられた。
バニー服が一番インパクトが強かったが、なんか着せられた。
ないちゃんも、バニー服が一番気に入ったらしい。
ばちくそ似合ってるよ!とか、何とか言って。
どうにかして、着させようとしてくる。
白さん
そんなに言われたら、断れるわけがないじゃないか。
白さん
桃さん
桃さん
一気にないちゃんの雰囲気が変わった。
口にはいつも通りの笑みを浮かべてはいるが、闇の雰囲気を漂わせている。
正直いって怖い。
白さん
桃さん
白さん
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
やばいやばい、
どんどん設定が決められていっている。
桃さん
桃さん
桃さん
白さん
結局圧に流されてしまった。
桃さん
白さん
ねい
桃さん
白さん
全身拘束の上にエネマグラつけられるとか、終わってるって。
白さん
桃さん
耳元で低音で囁かれ、首輪を強く引かれる。
白さん
その反動でイってしまう。
桃さん
白さん
息も切れ切れに声を出す。
桃さん
頑張ったら褒めて撫でてくれる。
飴と鞭の原理だとわかっていても、止められない。
白さん
どんどん君に依存していく。
窓から、空を見上げた。
…星の綺麗な夜だった。
白さん
桃さん
白さん
桃さん
僕はゆっくりと意識を飛ばした。
ずっとわかってたよ。
ずっと見てたよ。
俺と君が出会う前から。
ずっと好きだったよ。
ずっとこうやって、依存させようと。
どれだけ嫌おうと、堕ちようと、
『ずっと愛してる。』
ねい
ねい
桃さん
ねい
ねい
白さん
ねい
ねい
ねい
ねい
ねい