ミク
でさ、なんで、グクいたの?

ミク
もしかして、ななみのストーカーですかぁ?(笑)うわぁ最低〜

ジョングク
んな訳ないだろ、それに、お前と道同じなんだよ、家も隣なんだし、

ジョングク
それで、前にお前ら2人がいて、道路に飛び出すのを見て、走ってきたんだよ。

ミク
そう言うことかぁ〜

ジョングク
うん、でさ、お前、本当に良かったのかよ?

ミク
何が?

ジョングク
ななみが猫を助けたってなって、お前、学校の中ではもぉ、悪者になるんだぞ?

ミク
もう、いいよ〜だって、今だってヤンキーなんだから十分悪者よ。

ミク
そーれーに。ななみは私の唯一の女子友達なんだから。友達が悪者扱いとか、されたら、嫌だもん。

ジョングク
だけどさ、学校でさ、色々言われるかもよ?

ミク
だから、もういいのー。

ミク
ななみさえ入れば私は悪者扱いされたって別に構わない。

ジョングク
お前がそれでいいならいいけどさ、なーんか、嫌な予感しかしなくてさぁ。

ミク
何?嫌な予感って(笑)

ミク
なんか、やっとまともに話せたねー、喧嘩しなくて(笑)

ジョングク
だな(笑)いつも喧嘩ばっかだもんな笑それに、こうやって2人で帰るのも幼稚園ぶり?かな。

ミク
うわぁもう、そんなに経ってんだー。

ミク
ななみ〜おはよぉ〜

クラスに入った途端、遊んだり喋っていた生徒達が静まって私の顔を一斉に冷たい顔で見てきた。
ミク
え、なになに、?

生徒.1
先生たちから聞いたよ

生徒.2
お前、猫を見捨てようとしたってな。

生徒.3
まじ、最低。

生徒.2
猫も生きてんのに。

生徒.1
ななみちゃんはいい子だよね。

生徒.2
子猫を助けようと道路に飛び出して助けて。

生徒.3
ヤンキーのお前とは大違い。

そう言ってザワザワし始めた。私はそんな事を気にしないでななみがいる席に行こうとしたら。
生徒.3
え、なに、ななみちゃん。まだミクと仲良くしてんの?

ななみ
え、うん。そうだけど?

生徒.2
アイツと仲良くすんのやめなよー。アイツ猫を殺そうと見て見ぬふりしようとしたんだよ?

生徒.3
そんな奴とまだ友達でいようとしてんの?

生徒.1
それに、可愛い子とヤンキーは釣り合わないよ。

ななみ
え、でも。

生徒.2
なんで、そこまで、悪者のアイツを庇う訳?

ななみ
別に、そんなんじゃ、

生徒.2
ならさ、もう、友達やめな。

生徒.3
ウンウン。

ジョングク
あのさ、お前ら、まじうっさい。

生徒.2
私達?ミクじゃなくて?

ジョングク
なんでアイツなんだよ笑笑騒いでたのお前らだろ?

ジョングク
それに、人の悪口言うんなら、本人がいない所で言えよ、

ジョングク
それに、子猫は助けたし、もぉ、掘り返すなよ。終わった事だろ?

ジョングク
そこまで言って何か得あんの?

生徒.2
な、なんでそこまでミクを助けようとするの?

生徒.3
あー、やっぱり、グクとミク幼なじみだから?

ジョングク
……やっぱ俺、嘘苦手だわ。

生徒.1
は、?

ジョングク
我慢できない。ななみ、本当の事言っていい?

ななみ
うん。言って。私も、ミクちゃんを悪者にはできない。

ミク
ななみまで、。

ジョングク
ななみが助けたって言うのは嘘。本当はミクが助けたの。

生徒.1
嘘に決まってんじゃん。あんな、怖くて、優しくもない、ミクが。

ななみ
ほ、ホント、だよ、?嘘なんかじゃない。

生徒.2
なら、証拠は?

生徒.3
証拠、ある訳?

ななみ
それは、、

ジョングク
証拠?それは、ミクの足見れば分かることだよ。

生徒.3
は、?

ジョングク
ミク、助けた時、足怪我して、包帯巻いてあっから。

生徒.3
ホント、だ。

ジョングク
だろ、?

生徒.2
じゃあ、なんで、そんな嘘着いた訳?

ジョングク
ミクが言ったんだよ。

ミク
…解決、したって事で、この話はおしまい!

ミク
後、ななみを悪く言わないでよね?

ミク
ななみの悪口、いじめたりしたら、私、あんたらをコ○スかもしれないから。

ななみ
ミクちゃん。

ななみ
ミクちゃん、ごめんね。

ミク
急に何?笑

ななみ
ミクちゃんが悪者にされて、私何も言えなかったから。

ミク
大丈夫〜ななみが友達でいてくれるだけで十分嬉しいから。

ななみ
ありがと。

ジョングク
で、俺に感謝しない訳?

いつの間にか、私達の前にイスに座ってるグクがいた。
ミク
あんたいつの間に、

ジョングク
で、俺に感謝は?

ミク
なんで、あんたに感謝しないと行けないのよ笑笑

ななみ
(いつも、こう。)

ななみ
(はぁ、つまんな。)

ななみ
(ミクさえ、いなきゃ。)
