Kaho 様からのリクエスト
SUGA × ○○
『家庭内恋愛』
どうぞお楽しみ下さい~🌟
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギさんとは5歳差の兄妹。
兄妹と言っても、義理なんだけどね笑
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
褒めたのに何で文句言われなければならないのだ…
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギさんの笑顔は、凄く可愛い。
いつもは塩対応で酷い事言うのに
時々砂糖みたいな笑顔で笑ってくれる。
そのギャップに惚れない女の子は居ない…のかもしれない
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ふと、視界に入ったカレンダーを見ると
3月9日に丸が描かれていた。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
そうだ、3月9日はユンギさんの誕生日なんだ。
そして今日は3月7日。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
ユンギさんはいつもと変わらない表情のまま、部屋へ戻って行った。
それと比べて、私は
速くなった鼓動と火照った顔を抑えるのに必死だった。
だって、さっきのは不意打ち過ぎるじゃん
あんなの、卑怯じゃん
ユンギさんは私のお兄ちゃんで
私の、好きな人
認めたくなかった想いが膨らんできて、溢れた。
こんな感情、例え義理の兄妹でも抱いちゃダメだって分かってる。
だからこそ自分の心だけに閉まっておかなきゃいけないんだ。
あなた
ユンギさんがくれた服の裾を、キツく握りしめた。
ユンギ
あれだけ言わないと自分に言い聞かせたのに
つい、口に出てしまった。
俺のふざけた問い掛けに真剣に悩む所とか
素直ですぐ表情に出る所とか
意外とツンデレな所とか
何だか全てが可愛く映って見えて
時々、気持ちに歯止めが効かなくなる。
妹として見なくてはいけないのに
1人の女の人として見ている自分がいる。
そんなのダメだって分かってるから
俺の想いは心の奥底に閉まっておくんだ。
ユンギ
○○がくれた可愛い抱き枕を抱き締めた。
ユンギさんの誕生日当日、事は起こった。
あなた
ジミン
あなた
幼馴染みのジミンと学校で居残りをし、辺りが随分暗くなっていた頃
たまたま寄り道をした帰りにユンギさんを見かけた。
知らない女の人と歩いてる、ユンギさんを。
ジミン
あなた
あなた
ジミン
ジミン
あなた
ユンギさんと女の人は、私達の家の方向へ向かった。
何、するのかな。
もしかしてお家でユンギさんの誕生日祝いでもするのかな
…そんなの、絶対参加したくない。
ジミン
あなた
ジミン
あなた
ジミン
あなた
あなた
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
あなた
ジミン
あなた
ジミン
あなた
ユンギさんの為に買ったネックレスとピアスを入れた袋を手に、全力疾走で街中を駆ける。
もうじき春が訪れるはずの3月でも、気温が低く空気が凍てつく。
そのせいで息がしずらくて足を動かす速度も落ちていくが
ユンギさんに会う為になら、どうって事ない。
あなた
あなた
やっと家に着いた。
2人は居なくて、でも家に明かりは灯っている。
つまり女の人は帰ったか、中にいるという事になるのだ。
あなた
女の人が中に居ない事を願いながら
玄関のチャイムを鳴らした。
……ガチャッ
??
あなた
??
ユンギ
ユンギ
??
??
どこかに目線を逸らしながら挨拶した彼女は、モデルのように顔が整っていた。
……ん?モデル???
あなた
あなた
??
あなた
走って自分の部屋に生き、彼女が表紙の雑誌を持ってくる。
あなた
??
??
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
テヒョン
テヒョン
テヒョン
あなた
あなた
テヒョン
あなた
改めて、テヒョンさんをよく見る。
毛穴1つない、綺麗な白い肌。
大きくて黒目がちの瞳。
女の人のようなすべすべした長い指と手。
微かに甘い匂いがするサラサラした長い髪。
そしてこの顔面偏差値の高さ。
私、何か全てにおいて負けてる…
そりゃモデルに勝てる訳ないよな、うん。
テヒョン
あなた
テヒョン
テヒョン
あなた
急にテヒョンさんの華奢のように見えて大きな身体に抱き締められる。
あなた
テヒョン
あなた
ユンギ
テヒョン
ユンギさんが止めても尚、強く抱き締めてくるテヒョンさん。
あなた
テヒョン
あなた
テヒョン
テヒョン
ユンギ
テヒョン
あなた
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
あなた
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
あなた
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
テヒョン
テヒョン
あなた
テヒョンさんは綺麗な笑顔を浮かべて、玄関のドアを閉めた。
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
私の中でテヒョンさんは本当にお姉ちゃんみたいな存在で
若干、お母さんと重ねてる部分もある。
あなた
ユンギ
ほんの軽い気持ちで言ったのに
ユンギさんは苦虫を噛み潰したような顔をした。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
なんで、そんなに怒るの。
テヒョンさんはお姉ちゃんとして好きなのに
なんでそこまで言うの。
あなた
誕生日プレゼントを投げ捨て、部屋に閉じこもった。
あなた
○○は何か袋を投げ捨て、自分の部屋に閉じこもった。
ユンギ
なんであんな酷い事言ってしまったんだろう。
イライラして、○○に当たってしまった。
彼女は何も悪くないのに。
勝手に俺が嫉妬しただけなのに。
テヒョンアにすぐ懐いた彼女を見て
テヒョンアに抱き締められても抵抗しない彼女を見て
テヒョンアからデートに誘われても断らない彼女を見て
テヒョンアの連絡先を自ら聞く彼女を見て
凄く、凄く
嫉妬と嫌悪感が湧き上がってきた。
多分彼女はテヒョンアを男として見てないのだろうけど
今まで俺が頑張って培ってきた立場を易々と奪えたテヒョンアが、羨ましかった。
ユンギ
彼女が投げ捨てた何かを拾い、中身を見ると
昔2人で買い物した時に、俺が好きだと言ったブランドのネックレスとピアスが入っていた。
これを、俺の為に買ったのか??
かなりの値段がするはずなのに、俺の為だけに買ってくれたのか??
何だか堪らなく彼女を抱き締めたくなって
部屋の扉をノックした。
電気を消したまま、布団にくるまっているとノック音が聞こえた。
ユンギ
ユンギ
ユンギ
あなた
少しだけ顔を出して、薄らと浮かぶユンギさんの顔を見る。
さっきみたいな怒った顔じゃなくて、哀しそうな、何かが溢れそうな顔をしていた。
ユンギ
ユンギ
あなた
ゆっくりベッドを降り、床に跪きしていると
ユンギさんはキツく私を抱き締めた。
あなた
ユンギ
突然の事に頭がパニックになる。
何でユンギさんは、私を抱き締めてるの??
というか今どういう状況??
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
首元にある顔は見えなかったけど
ユンギさんの低い声が、更に低く感じて心が震えた。
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
あなた
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギさんに鼓動が聞こえちゃうんじゃないかってくらい、心臓音が凄い。
合ってはいるけど、合ってはいるんだけど
片想いならば、片想いで終わらせ無ければいけない。
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
どういう意味で、言ってるんだ
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
恥ずかしくなって、俯くと
思いっきりバカにされた。
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
今すぐにでもこの空間から逃げ出したい一心で立ち上がる。
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
恥ずかしくて、堪らない。
ユンギさんが変にドキドキさせてくるから、頭がおかしくなりそうになるんだ。
玄関を出て、少しだけ夜風に当たり
言葉では絶対に発せない『好き』を、カトクしといた。
何故かユンギさんは顔真っ赤にして死にかけてたけどねㅋㅋㅋㅋ
あれから、4年の月日が経った。
テヒョンさんとその恋人さん、ジミン達が見つめる中
私達は同じ白い衣装を纏って
永遠の愛を誓うキスをした。
Fin .
コメント
67件
こんな人生がいい…
待って推しのストーリーだから嬉しいのもあって凄すぎて黙って真顔で見てたわ
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ