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コメント
32件
おぉ、独占欲強いランキング2位(俺はね?)が動き出したぞ…ちなみに1位は初兎ちゃn((
?年前
いふの家
ピンポーン
幼いいふ
ガチャッ
バタバタバタッ
幼いないこ
幼いいふ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
幼いいふ
幼いないこ
ドタドタドタドタ
ガチャッ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
幼いいふ
幼いないこ
幼いないこ
幼いないこ
幼いいふ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
幼いないこ
幼いいふ
俺とないこは、いつも喧嘩していた。
きっと、お互いに嫉妬心と独占欲が強いから些細なことでもすぐに喧嘩になったんだと思う。
いや、「喧嘩していた」というよりは、「喧嘩をふっかけていた」のほうが正しいのかもしれない。
ないこは、興味のない勝負には冷めていた。
「じゃあまろのでいいよ。俺興味ないし。」
大抵のことは俺の思い通りに行った。
ないこが興味を持たないから、俺のほしいものはすべて俺のものになった。
なにもかも。
次第に、俺がないこに何かを譲ることは減っていき、独占欲だけが強くなっていった。
ある日、親の都合でないこが引っ越すことになった。
直接話せなくなった変わりに、チャットアプリを使って毎日他愛ない会話を楽しんでいた。
そんなある日。
ないこがある話題を切り出した。
「見つけたんよ!伝説の血の持ち主」
いふ
伝説の血って、昔俺がないこに話した…?
嘘、なんで…
ないこはその「伝説の血の持ち主の子、りうら」について嬉しそうに語った。
いふ
伝説の血の持ち主…、りうらのことを話すないこは今までにないほどいきいきとしていた。
様子から見て取って、どうやらりうらのことを気に入っているのだろう。
「ほしいな」そんな独占欲が、俺の中でうずめいていた。
それからは簡単だった。ないこから学校名を聞き出して、りうらを俺のものにする。
ないこのことだから、ほしいと言ったらまた譲ってくれるだろう。
そんな軽い気持ちだった。
ーなのに。
転校初日の昼休み 〜屋上〜
ないこ
幼いないこ
幼いないこ
幼いないこ
幼いないこ
ないこ
いふ
見たことのないないこの目。 俺の中の独占欲がうずく。
-なら、奪ってしまえばいい。
だけど。
いふ
まだ、ないこには、叶わなかった。
先の先を読まれていた。
でもいつか絶対に…
いふ