TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

らいおんくんとねーちゃん。【67】

一覧ページ

「らいおんくんとねーちゃん。【67】」のメインビジュアル

らいおんくんとねーちゃん。【67】

1 - らいおんくんとねーちゃん。【67】

♥

725

2022年01月15日

シェアするシェアする
報告する

ジソンさんに手を引かれて連れてこられた場所は、カフェの倉庫だった。 この倉庫は全くと言っていいほど人が来ず、しかも薄暗くて気味が悪いので 私はあまり好きじゃなかった。

あなた

あの、、、な、なんでしょうか、、

ジソン

え、分かんない?

あなた

、、、え?

ジソン

自分がやったこと、分かんない?

そんなこと言われても、、 自分で言うのもなんだけど、結構今日頑張ったつもりなんだけどな、、

あなた

わ、分かんないです...

ジソン

はぁ....

ジソンさんはわざとらしくため息をつくと、 1枚の紙をポケットから取り出した。

ジソン

これ、何か分かるよね?

あなた

...カフェの売り上げ記録書....

ジソン

そう。今日これまとめるの担当したの誰だっけ?

あなた

わ、私です...

ジソン

だよね?あのさ...

あなた

はい...

ジソン

ここ、計算違ってるんだけど?

あなた

え...

ジソンさんから紙を受け取り、どこを間違えているのか探す。

あなた

あ....

今日1日のカフェの売り上げ数のところの数字が、 わけわからない数字になっていた。

ジソン

どうやったらこんな数字になるわけ?

あなた

すいません...!

ジソン

俺が気づいてなかったらやばいことになってたよ?

あなた

ほんとにすいません...!

ジソン

まぁ俺はいいんだけどさ、

ジソン

今日言ったよね?ミスしたらお仕置って。

あなた

は、はい....

ジソン

あ、安心して?えっちいことはしないから。

あなた

そ、それじゃ何するんですか..?

ジソン

そうだな~、○○ちゃん、この倉庫好き?

あなた

嫌いです...

ジソン

そ。なら好都合。

ジソン

明日俺がカフェに出勤してくるまでこの倉庫にいてよ

あなた

...え?

ジソン

いやです、とか言わないでね?ミスしたのは○○ちゃんなんだから

あなた

いやでも...!

この前のジミンくんの家のクローゼットに隠れた時にも らいおんくんに話したんだけど、 昔のトラウマから私は暗くてせまい場所が嫌い...

ジソン

..何?なんか文句ある?

あなた

私..昔のトラウマで暗いとこ無理で..!

ジソン

そうなんだ~、で?

あなた

え?

ジソン

悪いことしたのは○○ちゃんだよ?俺にはトラウマとかそんなの関係ない

この人クズかも...

あなた

....

ジソン

じゃ、そういうことで。いい夜をすごしてね、○○ちゃん♡

あなた

あっ、ちょっ..!!

ジソンさんは倉庫を出ていき、扉にガチャッと鍵をかけた。

あなた

うそ....

ほんとに怖い..無理....

あなた

あ、!うさぎくんに連絡...!

あなた

....あ、

こんな時に限ってスマホは休憩室に忘れてくるという最悪の事態。

あなた

...え私死んだ?

なんで私こんなバイト来ちゃったんだろう... いや、バイト自体はいいとこだし良い人だらけだけど.. ジソンさんがな~...

あなた

らいおんくん...

気づいたら名前を呼んでいた。 いつも、私がピンチになったら助けに来てくれる私のヒーロー。

あなた

怖い...怖いよ..らいおんくん、うさぎくん...

私は壁にもたれかかってこれからどうしようかな、とか考えてみた。

あなた

携帯も繋がらないし、
大声を出して助けを呼んでもここは防音だから声が誰かに届くはずもない...

あなた

ほんとに、私にできることない...?もしかして..

色んなことを考えていると、だんだんと頭がぼーっとしてきた。 そっか、、私昨日寝れてないんだ... バイトが楽しみ過ぎて...

あなた

散々な1日になっちゃったけどね...

気づいたらそのまま私は寝てしまった。

~4時間後~

あなた

ん....

あなた

あやばい..寝ちゃってた..

目を覚ますと、あたりは真っ暗。薄暗かった倉庫も日が落ちたことで、 もっと暗くなっていた。

あなた

らいおんくん...

無意味かもしれないけど、倉庫のドア叩いたりしてみようかな...

ドンドンドン!!

あなた

すいません誰か!!助けてください!!!

もちろん、誰かが気づいて助けてくれるような気配はない。

あなた

....泣

あなた

なんでこうなっちゃったの...

お願い誰か... 私に気づいて...

この作品はいかがでしたか?

725

コメント

8

ユーザー

続きが見た過ぎます😭

ユーザー

続気書いてくれたら嬉しいです!

ユーザー

最高です、、続きありますか🥹

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚