ガヤガヤ
武田
二次会行くぞー!
司紗
加地さん、大丈夫ですか?
司紗
結構飲まれてた気がするんですけど…。
侑汰
俺は平気
侑汰
村松君も二次会飲むことになるかもだから
司紗
……はい!
司紗
それと…
司紗
さっきからなんか元気ないですか?
侑汰
…え
侑汰
…。
「さっきからなんか元気ないですか?」
昔から恋愛はあまり得意じゃなかった 学業や仕事が忙しい時しかなくて 告白するのもされるのも嫌だったし 断るのも億劫で、受け入れることもしばしば 女の子を泣かせては傷つけて 最低な自覚はある
そんなことを無自覚にしてしまいそうで怖いし 断ることさえ気が重い ぐるぐると考えていたらしんどくなってたけど
気付かれるだなんて
武田
加地君!
侑汰
…?
武田
お酒注いでくれるか?
侑汰
あ、はい…もちろん
村松君、他の上司と話してたのか 気付かなかった…。
俺もダメダメだ…
武田
ほら、加地君ももっと飲んで!
侑汰
…頂きます
司紗
……たけださーーん!
武田
うわっ!
侑汰
…はぁ
まさか酒癖がこんなに悪いとは…。
武田
村松君、解散しよう…な?
司紗
えーっ
司紗
じゃあ加地さん!一緒に帰りましょ?
侑汰
!?
武田
…じゃあよろしく!
ダッ
侑汰
……はぁ
絶対に押し付けられたよな…これ
運転手
どこまで?
侑汰
えーっと…##ヒルズの前まで
運転手
わかりました
司紗
…加地さ〜ん
侑汰
静かにしてくれ…。
俺も酔ってはいるけど 自分より酔ってる人がいるとなんか覚めるな…
司紗
ぼく、加地さんのこと、だいすきですー
侑汰
……はぁ
侑汰
俺もだから、静かにして
司紗
…え"っ!!
司紗
俺もっていいました!?
侑汰
…静かに!
侑汰
……家の鍵は
司紗
鍵…?
バッ
司紗
……ん?
司紗
ない!
侑汰
……はぁ〜〜
ぼふっ
司紗
うわっ
司紗
加地さん〜力持ち〜
侑汰
…今日は俺のベッドで寝てください
司紗
加地さん大好き!
侑汰
…わかったから
司紗
ほんとですよ?
司紗
すごいかわいいし…。
侑汰
…誰と間違えてる
司紗
…ははっ
司紗
加地さんしかいないでしょ?
ドキッ
侑汰
……。
司紗
ベッドふかふか〜
侑汰
明日が休みで良かったよほんとに
ギシッ
侑汰
……。
ソファーも意外に悪くない
「加地さんしかいないでしょ?」
侑汰
…。
何ドキドキしてんだ俺は…。 欲求不満か…?






