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結末はきっと1つ
今回はこのルートで行ってみよう。
前回はこうだったから次こそは
いっその事逃亡してみたり。
飛行機に乗ったり。
あれ、これは何回目のループだっけ
繰り返して何十年たったのだろうか。
らっだぁ
らっだぁ
俺はある方法を思いつく。
よくあるこんな話ならきっと結末は1つだけ。
それを成し遂げるのみ。
ブーッ
鈍く鳴るスマホを家に置き、公園へ走った。
らっだぁ
みどりいろ
らっだぁ
みどりいろ
らっだぁ
こんな話、した事あったっけな。 いつの話だっけ。
まぁ、今日で最後だし楽しむとしよう。
らっだぁ
みどりいろ
らっだぁ
みどりいろ
みどりは猫を抱いている。
きっとそろそろ…
みどりいろ
みどりいろ
みどりはそのまま猫を追いかけて行く。
その先は赤になった横断歩道。
俺はこの瞬間を待っていた。
キキーッドンッ
大きな音がした。
…
目の前には泣いてるみどりの姿が。
みどりいろ
なんかみどりが言ってるけどよくわかんないや。
文句ありげな陽炎に
らっだぁ
って笑ったら
そんな何かがここで終わった。