ガチャッ
瑠花(ファン代表)
お父様!
美咲(秘書)
瑠花様
お父様は出張中です…
お父様は出張中です…
瑠花(ファン代表)
なんでこんな時
にいないのよッ!
にいないのよッ!
瑠花(ファン代表)
お父様に言いつけてあの女を懲らしめてやろうと思ったのにッ
美咲(秘書)
…それは無理だと思います
瑠花(ファン代表)
どうゆうことッ?
美咲(秘書)
あの式守鏡花と言う方は…
美咲(秘書)
式守財閥は日本の三本指に入るほどの財閥グループです
美咲(秘書)
私たちが手出しできる相手ではありません
瑠花(ファン代表)
は?…
あの女が令嬢ですって?
あの女が令嬢ですって?
美咲(秘書)
はいそう思われます
瑠花(ファン代表)
どうして…
あの女は黙ってたのッ…
あの女は黙ってたのッ…
瑠花(ファン代表)
ッ…
瑠花(ファン代表)
タッ(走
バタンッ
瑠花(ファン代表)
ドサッ
瑠花(ファン代表)
どうして…
瑠花(ファン代表)
今まで何でも
手に入ったのにッ
手に入ったのにッ
瑠花(ファン代表)
私より上の奴なんて
いなかったのにッ…
いなかったのにッ…
瑠花(ファン代表)
(勝手に出てきちゃった…)
瑠花(ファン代表)
?(ここどこよ…迷った…)
鏡花
何してるの?
瑠花(ファン代表)
ピクッ
瑠花(ファン代表)
あなたッ…
瑠花(ファン代表)
ッ…
瑠花(ファン代表)
…式守財閥の令嬢
だったの…?
だったの…?
鏡花
…そうだけど
瑠花(ファン代表)
なぜ黙ってたの
鏡花
聞かれてないし
鏡花
そもそも言う
必要ないでしょ
必要ないでしょ
瑠花(ファン代表)
グウ〜(お腹がなる
鏡花
立ち話もなんだし
コンビニ行こ^^
コンビニ行こ^^
瑠花(ファン代表)
///
鏡花
はい(渡す
鏡花
おにぎり
瑠花(ファン代表)
こんな庶民の食べ物
食べれませんわ
食べれませんわ
鏡花
食べてみなよ
鏡花
美味しいよ
瑠花(ファン代表)
…
瑠花(ファン代表)
パクッ…
瑠花(ファン代表)
…美味しい
鏡花
でしょ!
瑠花(ファン代表)
…あなたはどうして身分のこと言わないの
瑠花(ファン代表)
言えば自分が有利に
立てるのに
立てるのに
鏡花
みんなと同じように
生きたかったから
生きたかったから
鏡花
ただの女の子に
なりたかったから
なりたかったから
鏡花
だから私家を出てったの(*^^*)
瑠花(ファン代表)
?!
鏡花
だから今は一人暮らし✨
瑠花(ファン代表)
え?!
鏡花
あなたはそのままでいいの?
瑠花(ファン代表)
どういう意味よ
鏡花
ずっと身分にこだわって
みんなと同じでいることを拒絶して窮屈じゃないの?
みんなと同じでいることを拒絶して窮屈じゃないの?
瑠花(ファン代表)
…普通の生き方が
分からないのよ
分からないのよ
瑠花(ファン代表)
今更みんなと同じように
生きるなんて…
生きるなんて…
鏡花
私も分からなかった
鏡花
小学三年生の頃までは
鏡花
みんなとは違う世界に住む子だから近寄っちゃダメだって避けられてた
鏡花
でもみうだけは私をただの女のコとして接してくれた
鏡花
(そういや私が独りで公園で泣いてた時一緒に遊ぼ
って言ってくれたのが
「あの二人」だったな…)
って言ってくれたのが
「あの二人」だったな…)
鏡花
てことで!
鏡花
今から
鏡花
私が普通の生き方を教えてあげるー!
鏡花
ガシッ(腕掴む
瑠花(ファン代表)
?!
鏡花
それでは
鏡花
出発ー!