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【風を待つ。/紫水】

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【風を待つ。/紫水】

1 - 風を待つ。/紫水(1話完結)

♥

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2023年07月21日

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この作品は水紫ペアによる 「花に亡霊」の曲パロとなっています。 途中で作者の勝手な解釈や この曲を無視する場合があります。 苦手な方は閲覧をお控えください。 この作品はirisメンバー様を取り扱った 完全二次創作です。 現実の固有名詞とは全く関係ありません。 本人様や実在する団体様に対する 迷惑行為は禁止します。 パクりや拡散などの迷惑行為も 固くお断りしています。 通報はお辞め下さい。 理解して頂いた方のみ、本編へどうぞ。

ミーン...ミーン...

外は蒸し暑く セミの声が響く。 ふと、近くにある公園の ベンチに腰をかけた。

は~...、あっつ~ぃ...

それな~...、

いむくん、アイス食べよーや

そうだね、w

もう、忘れてしまったかな。

夏の木陰に座ったまま、 氷菓を口に放り込んだ。

ん、うまぁっ!

美味しい...!

こうしているだけで、 アイスはあっという間に溶ける。

はぁ~、ちょっとでも風が吹けばええんやけどなぁ

それな~...

2人しかいない公園で、 風を待っていた。

"もう、忘れてしまった?"

「世の中、全部嘘だらけ。」

「それなら、二人で本当の価値を探そうや!」

そう言う彼は、 笑ってた。

忘れないように_____、

色褪せないように_____、

形に残るものが、全てじゃないように_____。

僕は、僕の価値を見つけるの。

ねぇ、初兎ちゃん

んー?

........

ううん、何でもない。

"言葉をもっと教えて?"

"夏がくるって、教えて?"

僕ね、ずっと描いてたの。

その眼に映ったのは、

夏の亡霊だ。

僕の事を拐いに来たのかな。 あの世に連れていこうとしてるのかな。 ううん、今はどうだって良い。

風で空気が揺れて、

"想い出なんて忘れて"

しょーちゃん!そろそろ行こっ!

そうやな!

走るぞー!!

えー!?

あっははww

ちょっ、いむくん待ってやー!!💦

浅い呼吸をする_____。

走り出した僕達は、 ダラダラと零れる汗を拭い、 夏めく。

"もう、忘れてしまった?"

夏の木陰から顔を出した雲が、 あったよね。

わ!雲や!!

捕まえれるかな~!

頑張れしょーちゃん!!

君はそれを掴もうとして、 バカみたいに空を切った手で

おりゃっ!スカッ

あー!無理やった~!

成長すればいつかできるよ!

.......あ!そうだ!

カリカリカリカリ___

いむくん?

じゃーん!!雲だよ!これなら、しょーちゃんでも掴めるでしょ?

ほんまや!!

僕は紙に一つ雲を描いて、

ギュッ

ね?

"笑って握って見せて"

"忘れないように_____、"

"色褪せないように_____、"

"歴史に残るものは、全てじゃないんだから_____。"

"っ、いだぃ..."

"泣くなよ、気色悪い"

もう、辞めてよ....

今だけ、顔も無くして、

言葉も、全部忘れて

"ったく、もう良いわ。"

ガチャッ.......

いむくん.....

君は笑ってる。

初兎ちゃんが大好きな夏なら、 もっと、笑ってくれる...?

夏を待っている。

そう、

"僕らは亡霊だ。"

......ねぇ、

"心をもっと教えて?"

"夏の匂いを教えて?"

"もぅ、やだよぉ.....ッ"

浅い呼吸をする___。

夏の匂いがする。

ミーン...ミーン...

もう、忘れてしまったかな。

いむくん!アイス買って来たでー!

ありがとう!

いただきまーす!!

いただきます!

夏の木陰に座ったまま、 氷菓を口に放り込んで、

風を待っていた。

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