俺は知ってる。
てつやがそらのことを愛してやまないことを。
何故か、来て欲しくないような気もする。
俺の意思より、今は企画優先。
てつや
おじゃましまーす!
そら
急にきやがって。
来るなりそらにしれっとハグするてつや。
えいじ
ほら、説明しろ
てつやを引き剥がしてカメラに向かって説明させる。
言われた事は生放送と全くおなじ。
カメラを止めて荷物を置き始めた。
やっぱりしばらくはいるらしい。
てつや
そらの家がいい
そら
え〜www
えいじ
わがまま言うな。
えいじ
お邪魔してる身なんだから。
えいじ
お前は俺の家な
そら
どんまいてっちゃんw
えいじ
そらぁ
そらがどこへ行っても着いていってる。
えいじ
はぁ
つりめ
よ
えいじ
うわっ、きてたんだ。撮影しなきゃね
つりめ
大丈夫?
えいじ
俺?俺は大丈夫だけど
つりめ
えいちゃんって、そらの事しれっと好きだよね。
えいじ
好きだけど
つりめ
友達としてじゃなくて
えいじ
そんなわけない
つりめ
なんでてっちゃんにあんなに冷たいの?
えいじ
わかんね
つりめ
そらが好きなんでしょ!!
えいじ
早く撮影しようぜ
撮影してても、編集してても考えてしまう。
そらの事。
確かに友達としては好き。
男として?
でもあいつも男だぞ俺。







