〜あの特訓から数日後〜
こころ
あの急激に過ぎていった4日間を 終えて全力で体力を使い果たした 結果、安定に風邪を引いた。
こころ
こころ
こうして1人でベットの中にいると、否が応でも怒涛の日々の事を 考える暇ができてしまった。
どれも楽しかったし、ぺいんとさんの思惑通りに…そういう、夢を見ることも少しずつ減ったように思う。
こころ
そんな事を思いながら、重だるい 体を動かして冷蔵庫に向かう。
最近は、水を飲む度に初めてあの 4人と話した日のことも 思い出すようになった。
こころ
こころ
ごくり、冷たい液体が奥を 通り抜けていく。乾いた喉が 潤う感覚が心地良い。
こころ
風邪を引いた時の、得も言えない寂しさは科学的に証明されたりしてる物なのかな。とか思った。
こころ
こころ
こころ
今思えば、随分恥ずかしい思考をしていた。 でも、何となくの人恋しさを解消せずにはいられなかった。
〜LINE画面〜
こころ
こころ
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
こころ
ぺいんと
ぺいんと
こころ
(こころちゃんのベット上です)
ぺいんと
こころ
久しぶりに聞いた、風邪を引いた体染みる明るくて太陽のような声。 やっぱり、ぺいんとさんと話すと 元気が出るような気がする。
ぺいんと
こころ
ぺいんと
こころ
…いや確かに、ぺいんとさんが お世辞とか言えるタイプとは
ぺいんと
こころ
ぺいんと
こころ
(詳しくは前回をご覧ください)
ぺいんと
こころ
ぺいんと
ぺいんと
こころ
時は数日前、ぺいんとさん とのデートの最後に遡る。
ぺいんと
こころ
お姫様抱っこなんて人生で一度も されたこと無いのに、初めての相手がぺいんとさんってどういうことなの…。
ぺいんと
こころ
ぺいんと
どこを掴んでいいのかと彼の腕の 中で迷走していたら、突然ぐっと ぺいんとさんとの距離が近くなる。
この人は照れ屋なのか確信犯なのか、 はたまた天然の意地悪なのか。 何にしろ一生分かる気がしない。
ぺいんと
こころ
ぺいんと
こころ
こんな会話をしている中でも、ぺいんとさんは私を抱えて街を歩いていく。 周りの人からの視線で破裂しそうだ。
ぺいんと
こころ
そんなこんなで歩いていると、人気の無いどこか懐かしい雰囲気の神社に辿り着いた。
なんだろ、どこかで見たような気も…。
ぺいんと
こころ
当然のように爽やかに笑って私を 軒下に座らせるぺいんとさん。 …こういう時は優しいのになぁ。
ぺいんと
こころ
ぺいんと
こころ
ぺいんと
「いい子にしててくださいね」なんて 付け足して境外に出ていくぺいんとさんの背中を見ながら、1つ息をつく。
こころ
別に嫌とかそういうことは無いけれど、やっぱり人と話すのすら緊張する私にあのからかい方は心臓に悪い…。
ついさっきまですぐそこにあった彼の整った顔が頭に浮かんでは消えて、私の心から離れていこうとしない。
こころ
自分に喝を入れようと頬を叩くと、 思ったよりか細い音が出て悲しくなった。私こんな力無かった…???
こころ
実況者になってから増えた独り言に はっと周りを見渡すも、カラスが一羽頭上を通り過ぎただけだった。
それに安心してしまったのか何なのか、その瞬間に睡魔が勢い良く私に襲いかかってくる。まぶたが重い…!!
こころ
しっかり言葉を口に出来たのは、 その記憶が最後だった。
〜ぺいんとさん視点〜
ぺいんと
夕日に照らされたこころさんの可愛さに、思わず調子に乗って色々変な事を言ったような気がする。
後悔したところで時が戻ったりはしないんだけどさ……これ現実?
ぺいんと
そんな独り言を呟いて絆創膏を探していると、見慣れた背中を見つけた。
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
こんな所で会うとは思わず声をかけてしまったが、声のボリュームを抑えるのを忘れていたらしい。視線が痛い。
しにがみ
ぺいんと
あまりにも偶然すぎるということで、結局2人で色々買って出てきてしまった。こころさん怒るかなぁ…。
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ヌ
ヌ
ヌ
コメント
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わ ~!!めちゃくちゃ大好きですっ! ほんとに大尊敬すぎる…🥲 お久しぶりの投稿もめちゃくちゃ嬉しいです ~!! これからも投稿頑張って下さいっ!! …こころちゃん可愛い‥