三度目の正直

1話【歴戦王の仲間は…】

これは

戦争中のことだった。

歴戦王と呼ばれる者

のみが、生き残った。

その時歴戦王は緊急長期任務に行っていたらしい。

それは戦争が始まる1ヶ月程前に終わるはずの。

長期任務が終わり帰ってきた時。

何故か城や街はボロボロ。

生き残りはほぼいない程に滅茶苦茶にされていた。

仲間の姿が見つかった時、安心は出来なかった。

傷だらけで横たわっているのだから。

1人1人、心音が小さくなって行く。

そして、時が進むにつれ仲間は減って行く。

そんな時、どこかの"白いヤツ"が死際である提案をした。

と…

言われた通りにやるしか無かった。

歴戦王は幹部の皆が大好きだったから。

救いたかったから。

チャレンジ数は2回。

1回目は、もう終わる。

この薬を飲めば___

あ、荒れた街だと思ってください。

薬を飲む数分前。

長期任務から帰ってきた歴戦王

彼が見た光景は

荒れた街、燃え続ける城

そして、所々に倒れている兵士と一般民

別城 共有スペース

唄が、泣いてる。

あいつが泣くなんて、今まで無かったのに。

そりゃ、そうか。

だって大切な仲間が亡くなったら

辛いよな。

あれ、俺なんで泣いてないんだｯ…？

能力 赤い傷 対象 ？？ 篤斗

こんなにも弱々しい彼を

初めて見た

唄の為にも…

自分の為にも、みんなの為にも

やり直すんだ。

能力 創造 物 過去に戻れる薬

約1年前

𝐍𝐞𝐱𝐭︎ ⇝ 500