今週のお題

これはまだ私が小さい時に 本当にあった怖い話。

ある日の夜

ガチャ

私は用を済ませ、出ようと思った。

その時。

ギィ

突然トイレのドアノブが下がった。

私は怖く、固まっていた。

すると静かにドアノブは元に戻った。

私は少し時間を空けて恐る恐る ドアを開けた。

外には誰もいなかった。

私は困惑しながらも洗面所で手を洗い、 家族がいる部屋に戻った。

そして私は家族に聞いた。

と。

すると母親は言った。

ここでこの話は終わった。

いまだにこの謎は解決していない。

私は勘違いと言うことで終わらせたけど、 ドアノブは確実に下がった。

姉や妹がいたずらして隠しているのかも しれない。

しかし最近気がついた事がある。

記憶が正しければ、 ドアノブは真下に下がっていた。

私は小さかったため夜にトイレに行くのが 怖く、鍵は閉めていない。

ドアを1ミリも開けずにドアノブを真下に 下げるのは余程器用じゃないと無理だ。

足音もほぼなかったはず。

父や母ならまだあり得るがそんな事はしない。 姉や妹はそこまで器用ではない。

家族全員心当たりはなく、起きた事は 家族はやらない事。

じゃあいったい誰が…？