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悠真
あれ...?今何時...? みんな寝てる...
そう思い、時計に目を向ける。
時計は3時25分をさしていた。
今日は検査の日か... 嫌だなぁ...と思う。
だって検査の度に点滴を 付け替えなきゃいけない。 痛いんだよなぁ...検査のときの点滴...
今だってずっと点滴を しているけれど、全然痛くない。
そんなことを考えていると、 突然頭に激痛がはしった。
悠真
悠真
ナースコールを押して、 誰か呼ぼうとした。
でも右手に力が入らなくて、 押せなかった。
そんなことはお構いなしに、 頭の痛みはどんどん 激しくなっていく。
ナースコールは 押したくても押せない。 僕はナースコールを軽く震えた手で 握ったままだ。
悠真
息もだんだんしづらくなってきた。 この痛みのせいで。
もしかしてこの痛みは... 『脳腫瘍』...? だったらもう僕はタヒんじゃうの...?
一応毎日、自分がいつタヒんでも いいように遺書は書いてあった。 でも...もともとタヒぬために あの部屋から出てきたから、 いつタヒんでもいいんだけどね。
悠真
悠真
ついに息ができなくなってきた。 痛みはますます強くなる。
りう❤
りう❤
りう❤
りう❤
悠真
ほと💙
しょ💜
りう❤
しょ💜
りう❤
悠真
ほと💙
しょ💜
ほと💙
悠真たちの病室から ナースコールが鳴った。
なかなか深夜にナースコールが 鳴ったことがないので、 まろもアニキもびっくりしていた。
ない💕
りう❤
ない💕
りう❤
悠真
ない💕
ゆうす💛
I💙
ない💕
I💙
I💙
ない💕
I💙
まろがそう聞くと、 悠真は頭を指した。
I💙
ない💕
ない💕
悠真の脳腫瘍がある後頭部に触れた。
脳腫瘍があると思われるそこは、 熱を帯びていた。 しかも前より大きく なっている気が...!
ない💕
I💙
ない💕
悠真
ない💕
ない💕
よし、これで少しは 呼吸が楽になったかな...
りう❤
ほと💙
しょ💜
アニキが子供組に 問い詰められている。 悠真の病状が急に悪化して、 みんなびっくりしているんだろうな...
ゆうす💛
I💙
ない💕
ない💕
そういって鎮痛剤を打った。 あとついでに睡眠薬も 打つことにした。
たとえ即効性の鎮痛剤だとしても、 時間はかかる。 このままだと、鎮痛剤を打っても 悠真の体は薬が効きづらいから、 なかなか効果は出ずに、 病状は変わらないままだ。
しかも長く苦しむ間、 悠真には多大(ただい)なストレスが かかるため、精神的にも よくなかった。 睡眠薬を打って、眠っている間に 薬が効き始めるから 精神的にも肉体的にも 悠真にとっての負担が少なかった。 だから睡眠薬も打った。
悠真は少し苦しそうな 表情を浮かべながら眠った。 どうやら睡眠薬は効いたようだった。
ない💕
I💙
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
ない💕
ゆうす💛
ない💕
I💙
ない💕
ない💕
ない💕
ゆうす💛
ない💕
しょ💜
しょ💜
I💙
りう❤
ゆうす💛
りう❤
ない💕
ない💕
ない💕
I💙
ゆうす💛
ない💕
I💙
ゆうす💛