ばかっぷるイズム

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■ばかっぷるイズム■

Ｌ「うーくん、今日の入浴剤はカモミールのバスソルト入れよか」

兎「え、俺ちょうどそう思ってた！」 サ「さすがエル！うさぎくんのことは何でもお見通しか」

Ｌ「そりゃね今日の服の下は鎖骨にキスマークついとんのだって知っとるもん」 論「は？」

兎「いやいやいや、そりゃ知ってるだろエルくんがつけたんじゃんアハハハ！」 リ「アハハハ〜···」 塁「······」

Ｌ「あ思い出した、綿棒がもうないんやった」 兎「じゃ今日俺んちの持ってけば？」

Ｌ「いやうーくんとこの綿棒がないんよ」 兎「へぁ？」

リ「エル、うさぎくんちの綿棒まで把握してんの？」 Ｌ「風呂上りに耳掃除するからな」

サ「···ほう」 Ｌ「うーくんの可愛えお耳くるくるするんや」

塁「一応聞きますが、誰がうさぎくんの耳くるくるするんです？」 Ｌ「俺やけど」

論「うわ～俺もうさぎくんの耳くるくるしたい～！」 Ｌ「アハハ、論おもろいな〜！滅ぼすで？」

サ「そうかそれでうさぎくんは自分ちの在庫状況もわかってない訳か」 兎「でっでもまあそうなるよねっ！///」

塁「そうなりませんから普通は」 兎「え？ならないの？」 Ｌ「うーくん騙されちゃあかん！」

塁「騙してんのはお前だろーが···っ」 リ「塁ちゃん塁ちゃん落ち着こう！」

塁「はぁ···全くあんたらの日常は無自覚と独占欲の果てしない競り合いですよ」

兎「そ、そう言われても～」 Ｌ「ね～」

論「あのうさぎくん、いま内もも撫でられてるけど···」 兎「うん」

Ｌ「別にただのスキンシップやし」 リ「あ、これただのスキンシップ？」

塁「うさぎくんが訴えないだけで、立件されない軽犯罪がどんだけあるやら」

サ「うさぎくんたちのイチャイチャは、もうイチャイチャのレベルじゃねえな」 論「イッチャイチャの、ちょっとゑろゑろ！」

Ｌ「お、上手い」 兎「アハハハ！上手いってエルくん、アハハハ！」 塁「何がどう面白いんですか！」

リ「まあまあいいじゃん、楽しく見守ろーよ」 サ「よしそれはリンツに任せる」 リ「うんやっぱ神様に任せる」

塁「じゃあ神様にも胃薬あげないと」 論「塁斗くん優しー(棒)」

塁「とにかく人はマナーとモラルです、もっと周囲との共存という面に配慮してですね」

Ｌ「しょうがないやろ、うーくん可愛えんやもん」 兎「エルくんてば〜///」

サ「可愛いよなあ」 リ「そりゃ可愛がっちゃうよねえ」 論「だって可愛いからさぁ」 塁「常識の範囲で可愛がれっつうのよ」

Ｌ「なんやなんや常識で縛りつけて」 塁「いや正論だわ」

Ｌ「正論がいつも正しいとは限らんで！」 塁「正しいから正論って言うんじゃ！」

兎「えっとあの、まあそのエルくんには気をつけるよう俺からも注意するから、」

塁「あのねうさぎくんむしろアナタの方で気をつけて頂かないとって話なワケですよ解ってんですか？」 兎「すいません···///」

塁「要は、もっとうーくんがすぐに流されたりしないでしっかりエルをしつけすべきなんです」 兎「あう〜///」 サ「無理じゃねえかなあ」

Ｌ「ええよ別に、何ら必要性を感じひん」 論「感じろよ」

兎「あっあのっとにかく、それについては今後わたくし出来る限り善処しますんでっ」

塁「出来るんですね？」 サ「いややっぱ無理じゃねえかなあ」

Ｌ「うーくん、気にせんでええて」 リ「お前が一番気にしろよw」

塁「そもそもどこからが人目をはばかるべき言動なのかが判ってないでしょ」 兎「い、いやあのえーと、」

Ｌ「わかった！ほなそっちが気をつこうて見とらんフリしとったらええんやないかな！」 論「おお！逆転の発想！」

塁「一言で言うならば付ける薬が無ぇ···」

END 甘やかされ慣れて感覚マヒってる兎くんw